大事なものっていったいなあに

　最近の、私のテーマですが、「自分にとって本当に重要なことはなにか？」ってことをよく考えています。

　こんなことを考え始めたきっかけは、父の会社を継ぐという話が本格化した4年ほど前から。
　父の会社を継ぐということは、会社員だった夫が自営業に転換することになり、私もその手伝いのため今の専門職を離れることになり、今住んでいる土地も離れて見知らぬ土地に住むことになる。人を雇用する立場の責任も出てくる。その上、家族だからこその難しさもある。
　そんないろんな事を考えて、やっぱり私たちには無理だろうという結論に至ったわけです。

　その後も、夫の実家のある関西に帰るのかどうなのか、子供は産むのか産まないのか、転職は？家は？と考えることが山積み。
　その一つ一つの選択の違いで、私たちの将来も大きく左右される事柄だけに、私や夫の本当に必要なこと、大事にしたいことってなんだろうって考えてしまうんですよね。

　何か制約があるわけでもない。どんな選択肢を選んでも間違いではないと分かってはいても（分かっているから？）、どんどん考えが深みに嵌ってしまう私。

　昨日ふと、「結婚前もこんな風に悩んだなぁ」と思い返した。
　結婚前、いろいろな事柄で意見が食い違った時、「ほんとにこの人と一緒にずっと暮らしていけるんだろうか。」って思ったっけ。（笑）
　自分とは違う考え方を妥協ではなく、ほんとに受け入れる事ってすごく時間もかかるし、労力も掛かるしね。
　その先に、私だけでなく私たちにとって大事なことが見えてくるのかな。（でも、ちょっとだけ最近疲れたなぁ～。）

ほんとにびっくりした。

　最近、Kが私の想像以上に動き回るようになってきた。
　前は、「ここは危ないから、来たらだめよ。」とか「触ったらだめよ」と言えば、あっさり止めていたのに、ここのところ言うことを聞かないし。

　まぁ、いいかと思える範囲の出来事では、いすを持ち出して冷蔵庫から食料を勝手に出して食べたり、ジュースを飲んだり。
　TVはもちろん、DVDなんかも自分で好きなものを入れて見ていたり、とにかく自分のしたいことをしている。

　でも、ここまではちょっと怒っておしまいに出来る内容だけど、先日の事件にはほんとに驚かされた。

　先日の日曜、私が朝から頭痛で横になっていて、夫もPCをしたりゴロゴロしたりと、のんびりとした休日を過ごしていた。
　昼過ぎにKが「ママ～ちょっと来て～」と楽しそうに何度もいうので、奥の部屋へ。
　すると、部屋を見渡しても子供がいない・・・。
　カーテンの裏にでも隠れてるのかと、カーテンをめくって見たら、窓を開けて、プランターなどが置ける程のスペースに立ってた！

　とにかく驚いて、子供の両腕をガシッと掴み、部屋の中に引き込んだのでした。
　その後は、血の気が引くと言うよりも、カーっと頭に血が上って、ものすごい勢いで叱ったわ。
　後になって考えると、その柵は子供の腰くらいの高さしかないし、柵の幅も結構広い。おまけにプランターを置くような小さなスペースに子供が乗ってしまったら、下手すると落ちてたかもしれなかった。
　
　割と大人の言うことを良く聞く、おとなしいタイプの子供だけに油断していた。
　今度からは料理をするときも、休みの日も気をつけて子供を見ておかないといけない、と感じたぷりぽぷでした。（当たり前・・・）