クラウンは8人、テクニカルは25人の受検でした。
Bib Noは前日と同じ14番
ゲレンデは夜に雨が降り、朝方に湿った雪が20CM程積もった状態。
整地バーンを最初に全員でデラを行い検定開始。
みぞれ状態の
小回り整地
ターン後半柔らかく回そうと思ったが、湿った雪の下に硬い所があり、無意識に力が入り押しが強く抜けの悪いターンが出てしまった。前途多難の予感
整地スタートの様子
中回り
腰のローテーションを抑える為に、山側のストックで上体をブロックし、フォールラインを意識して、切り換え(谷回り)とリズムに注意。
大回り
雪質が悪いので前日より縦長で谷回りを長く見せるターンを目指した。
少し上体が被って滑った気がする。
フリー
ガスってゴール見えず、緩斜面が長い為に大回りを2回→4回にし、小回りを少し入れて中回りでゴール
不整地種目のバーンに移動
スタート地点より ボコボコモサモサです。
大回り不整地
腐った雪の上に湿った雪&ガスで最悪の状態
前日の講習より上にゴール地点が設定。右に行き過ぎると深いコブにはまる為に、タイトな幅のターンを要求される。
思案の末に前日と同じ右ターンでスタート。外スキーへの荷重&谷回りを早く作り、ファールラインをなるべくようにした。4ターン~5ターンの人が多かった。
数人の受検者がコブに叩かれて転倒&板を外していた。
小回り不整地
鬼門の種目、ラインは3本、ゴールは昨日より右上に設定。(これがトラップでした)
湿った雪が積もった為にラインから外れると、スキーを重い雪に取られてリカバリーが難しい感じである。数人コースアウト&板が外れていました。
朝ゲレンデを見たときには右ラインと思ったが、リズムを自分で作る事と雪質を考えて左の深いラインに変更。滑走の順番が遅いこともあり、ラインが見えたので確実性を重視してバンク滑りで、最後のところで溝ラインを狙ってなんとか完走。ほとんどの人が溝ラインでバンクを使った人は3人位。
このラインだとゴールのポールが右方向にあり、途中でラインを変えないといけないのだが、前に滑った人達はそのままスルーしてたので自分も真っ直ぐに抜けて終了。
<傾向と対策>
スポーツドリンク&食べ物(飴)は持参したが、手袋の予備を持っていなかった為に、3種目が終わった辺りで既にぐっしょりに濡れてしまった。
板2本で受検した人は10人程度。クラウンで不整地用を含め3本の人が1人。
大回り系は165~180CM、小回り161~165CM
板1本で受検した人は165~170位が多かったと思う。
165CMで大回り(整地・不整地)はちょっと厳しいと思われる。
自分の使用した板です。
LENGTH 170CM RADIUS 15.4M-大回り(整地・不整地)、フリー
LENGTH 161CM RADIUS 11.5M-小回り(整地・不整地)、中回り
<結果>
クラウンは合格者なし
テクニカル-2人合格(450点)
<講評>
クラウン:120%の滑りを、安心・安全では点数は出ない
テクニカル:スキーに乗れていない。斜面にあわせたターン弧で滑る。フリーの緩斜面では減速しない滑りを求めていた。
<ゼッケン14番>
447点 合格者に次ぐ点数であったが・・・
小回り整地:74 思ったとおり落差が取れなかったことが敗因。
大回り整地:74 斜面に対してターンを回しすぎたと思う。
中回り:75
フリー:75
大回り不整地:75
小回り不整地:74 ゴールラインを通過していなかったので▲1とのことです。
斜面設定が易しい為に75+αは出ないようでした。