歌舞伎十八番の内 七つ面

初春花形歌舞伎を観に行ってきました。



休日にゆっくりと出かけ観るつもりでしたが、
急遽、会社の行事が入って大慌てのお出かけとなってしまい
ましたが、何とか開演時間までには入ることが出来ました。

今回のお席も二階席の右列で会場が見渡せ花道まで
よく観ることができて満足でした。

今回の演目が、
　

１　車引き
２　弁天娘女男白波　白波五人男
３　歌舞伎十八番の内　七つ面

でした。


白波五人男の「弁天小僧菊之助」の名台詞

＜弁天小僧菊之助＞
知らざあ言って聞かせやしょう
浜の真砂と五右衛門が歌に残せし盗人の
種は尽きねえ七里ヶ浜、その白浪の夜働き
以前を言やあ江ノ島で、年季勤めの稚児が淵
百味講で散らす蒔き銭をあてに小皿の一文字
百が二百と賽銭のくすね銭せえ段々に
悪事はのぼる上の宮
岩本院で講中の、枕捜しも度重なり
お手長講と札付きに、とうとう島を追い出され
それから若衆の美人局
ここやかしこの寺島で、小耳に聞いた爺さんの
似ぬ声色でこゆすりたかり
名せえゆかりの弁天小僧菊之助たぁ俺がことだぁ！


海老蔵さんの見得を切った演技は拍手、拍手でした。



今回の観劇で7年ぶりの「七つ面」の上演がとても
良かったです。

衣装の早変わりは何度か観ましたが、七つのお面を
かわるがわる変えて、それに合わせてその役の演技を
するのですが、これが観ていて感心してしまいました。

能の面を使ったこういう舞台を観られて良かったです。
また、歌舞伎が面白い！と好きになってしまいました。

次は何を観ようかな？