韓国映画「偽りの隣人」R15+

■韓国映画「偽りの隣人」R15+　

2017年の韓国映画
本当のあなたを誰も知らない

現実と妄想が入り混じる、ほの暗いアパートで巻き起こる
奇怪な出来事を綴った本格サスペンス・スリラー。
キャストはパク・ジス、イ・ビンナ、チャン・ソヨン
監督はキム・クァンボク
（Webより抜粋）

 

■韓国映画「偽りの隣人」

チョン・ウさんの同名映画「偽りの隣人　ある諜報員の告白」ではありませんが
映画のタイトルに惹かれて観てみました。
出演者も初めて知る人ばかりでしたが、
このストーリーが映画「箪笥」の結末に似ているなと思いました。

ヒョンジンが越してきた周辺の人々が怪しげなところから、
何かがあるな？と思わせ、不穏な雰囲気でいっぱいでした。
ジュヒがとてもミステリアスな女の子で、何かを隠している雰囲気が
想像を膨らませます。
強い精神的ショックや出来事を経験すると、妄想の世界に入り込み、
自分が経験したことや想いを心の中で作り上げた人物に
重ね合わせているところが「箪笥」のようでした。

 

■STORY
母の優しさに耐え切れず、ヒョンジンは家から飛び出すように古いアパートに引っ越してくる。
しかし、その夜、部屋で寝ていると隣の部屋から異音が・・・。
不信に思ったヒョンジンは、音がした壁を叩いて注意する。
すると翌日、不動産のオーナーから、逆にうるさいのはヒョンジンの方で、
静かにしてくれと注意されてしまう。

それを機に色々調べた結果、隣ではリストラされた亭主が部屋で豚を飼育していた。
また、階段の踊り場では二人の幼児が無言で自分をじっと凝視している。
注意しても、まるで、ヒョンジンが居ないような素振りを見せる。
ここの住人、何かが変である。



ある日、ヒョンジンは、隣に住む母親ジスクから、娘ジュヒの家庭教師の依頼を受ける。
その日を境にジュヒがヒョンジンの部屋に度々訪れることになり、次第に心を開き始める2人。

そんな中、住民センターで勤務することになったパクは、ジュヒが住むアパートを見回る最中、
道具を使い鍵をこじ開けようとしている知的障害者のヒョングを見つけ、問い詰める。
ヒョングはヒョンジンが住むアパートの近隣の住民だったのだ。

その数日後、ヒョングとその母が、何者かに無残に殺害されてしまう事件が起きる。
そのことを知ったパクは、ふとジュヒが暮らすあのアパートに住む一人の少女の事を思い出す。