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韓国映画「群盗」

2019-03-05 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「群盗」 予告

2014年の韓国映画。
朝鮮王朝末期、哲宗治世の時代を舞台に、悪徳領主や腐敗した役人に対する反乱をおこし、
屠畜(とちく)人から民衆を救おうとする義賊を描いた作品




武芸の達人ユンを演じたカン・ドンウォンは、兵役除隊から4年ぶりの
スクリーン復帰作となった。







■STORY

朝鮮王朝末期の1862年、哲宗の時代、人々は悪徳官僚や貴族の支配下に置かれ、
自由を奪われた上に貧しい生活を強いられ、搾取や圧政に苦しんでいた。
一家3人で細々と暮らしていたと畜人トルムチ(ハ・ジョンウ)は、
人並み外れた剣の腕を持つ武官ユン(カン・ドンウォン)と出会い、
ある女性の暗殺を任されるが未遂に終わってしまう。



だが、それが原因となって思わぬ惨劇に直面する。
口封じのために派遣されたユンの部下たちによってトルムチの家は燃やされるが、
トルムチはなんとか生き延びる。




ユンの屋敷に乗り込み反撃しようとするトルムチだったが、武芸の達人ユンの武術に
刃が立たずに窮地に陥り絶望のふちに立たされたところを、盗賊団「智異山チュソル」に
助けられる。

盗賊団に助けられた彼は名前を「トチ」に変え、仕事道具だった包丁を武器にして、
腐敗した領主や役人の打倒を掲げる義賊たちの一味となり、武芸を磨きユンへの復讐を誓う。





この映画はとても面白かったです。
哲宗時代の作品は「客主」を観て以来でしたが、商人と悪徳官僚が悪事の限りを尽くして
民衆が困窮していた時代。
トルムチがチュソル盗賊団の一員となっていく過程も、メンバーひとりひとりも
朝鮮版ギャングとも言うべきか、アクションシーンもユニークで良かったです。

カン・ドンウォンさんは悪役なのですが、アクションシーンが美しく、
ハ・ジョンウさんは迫力があり、どちらも見ごたえがありました。
特に、竹林の中で最後に二人が対決するシーンは面白かったです。
この映画も私のお気に入りになりました。

悪徳官僚の息子 チョ・ユン(カン・ドンウォン)






■智異山チュソル盗賊団


盗賊頭:テホ(イ・ソンミン)



生臭坊主: テンチュ(イ・ギョンヨン)



戦略士:イ・テギ(チュ・ジヌン)



怪力:チョンボ(マ・ドンソク)



弓撃手:マヒャン(ユン・ジヘ)



瞬殺者:クムサン(キム・ソンギュン)



と畜人:トルムチ(ハ・ジョンウ)


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