生糸検査所の見学のあと、周辺もちょろっと見る。
実は私はこのエリアは、見に行かねばと思いながらまだ訪れたことがなかった。
新港貿易会館の外壁タイルは、私の好きな「まだらスクラッチ」だ。二色の土をマーブル状に
混ぜたような素地が特徴で、無釉。

アール部分にある入口は鎧戸が閉まっていたが、1Fに入っているインテリアショップを通り抜けると(迷惑!)
ビルのエントランスホールへ行けることが分かり、ぞろぞろと入る。スミマセン・・・
ホールは薄暗かったが、風除室のらんまにステンドグラスがはまっていたり、受付カウンター
の上にもアールデコ調の装飾、床のタイル、階段の大理石・・・見どころに溢れているのがわかった。
しかし・・・・暗すぎて、写真に撮れない。またいつかの機会に来よう。

でもちょっと待って!この真っ暗な風除室、まゆのような丸っこい形をしている。
ちょうど角のアールの部分だからなのだが、やわらかく包まれるようなこの雰囲気は
よろい戸が閉まっていてこそ。

そして・・・注目すべきはここのタイル。外壁のスクラッチタイルと共通するまだら色の
素地なのだが、実はスクラッチのようでスクラッチでない。たて溝タイルである。
スクラッチタイルは引っ掻いて溝を作るときに脇へ押しだされた粘土が盛り上がるわけだが、
土のくずが棘のようにとがった部分を作り出すことで独特の質感になる。特に無釉だとその棘は
おろし金のようであり、肌が擦れるとケガをしそうである。
この風除室の内壁のタイルはおそらく、外壁と一体のイメージを保ちつつ、室内空間ということを
考慮して棘のないたて溝タイルにしたのだろう。
(実際は、先の丸い棒を押しつけるように筋をつけているか、ワラビが出ないようにゆっくり
引っ掻いているかもしれない)

そんな配慮があって、この包み込まれるような雰囲気が醸し出されているに違いない。

こちらも外観写真を撮るのを忘れた・・・(汗)。またゆっくり見に来よう。
実は私はこのエリアは、見に行かねばと思いながらまだ訪れたことがなかった。
新港貿易会館の外壁タイルは、私の好きな「まだらスクラッチ」だ。二色の土をマーブル状に
混ぜたような素地が特徴で、無釉。

アール部分にある入口は鎧戸が閉まっていたが、1Fに入っているインテリアショップを通り抜けると(迷惑!)
ビルのエントランスホールへ行けることが分かり、ぞろぞろと入る。スミマセン・・・
ホールは薄暗かったが、風除室のらんまにステンドグラスがはまっていたり、受付カウンター
の上にもアールデコ調の装飾、床のタイル、階段の大理石・・・見どころに溢れているのがわかった。
しかし・・・・暗すぎて、写真に撮れない。またいつかの機会に来よう。

でもちょっと待って!この真っ暗な風除室、まゆのような丸っこい形をしている。
ちょうど角のアールの部分だからなのだが、やわらかく包まれるようなこの雰囲気は
よろい戸が閉まっていてこそ。

そして・・・注目すべきはここのタイル。外壁のスクラッチタイルと共通するまだら色の
素地なのだが、実はスクラッチのようでスクラッチでない。たて溝タイルである。
スクラッチタイルは引っ掻いて溝を作るときに脇へ押しだされた粘土が盛り上がるわけだが、
土のくずが棘のようにとがった部分を作り出すことで独特の質感になる。特に無釉だとその棘は
おろし金のようであり、肌が擦れるとケガをしそうである。
この風除室の内壁のタイルはおそらく、外壁と一体のイメージを保ちつつ、室内空間ということを
考慮して棘のないたて溝タイルにしたのだろう。
(実際は、先の丸い棒を押しつけるように筋をつけているか、ワラビが出ないようにゆっくり
引っ掻いているかもしれない)

そんな配慮があって、この包み込まれるような雰囲気が醸し出されているに違いない。

こちらも外観写真を撮るのを忘れた・・・(汗)。またゆっくり見に来よう。
外壁と風除室のタイルは違ってたのですね。
引っかき傷がなければスクラッチタイルではないんですね・・
やはりぷにょさんは隠れタイル業者では・・?!
しつこいって・・?(笑)
新港貿易会館はこのあたりでは、いや神戸では最も好きな建物と言えるのですが、”風除室の内壁のタイル=実はスクラッチのようでスクラッチでない。たて溝タイル”のことは意識していませんでした。
いやー、さすがです。勉強になります。
しかし、生糸検査所も新港貿易会館も、屋内は暗くてブレてブレて苦労しました。
皆さんきれいに撮っておられるけどなんでだろう。。。
GX200は暗さに弱いのかなぁ。ISO感度を400にでも上げると
ザラザラになるしなぁ。。。
じっくり見ようと思ったら半日ぐらいかかりますねぇ~
床のタイルも撮ろうと思ったのですが、暗くて断念しました。。。