まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

明月湯のタイル

2019-04-28 23:06:46 | 温泉・お風呂屋
生野からの続き。

ひとりの友人の帰り時間に合わせて生野を出る。国鉄顔の気動車がやってきた。いいね!


帰りに明石で途中下車して名月湯へ行こうと考えていた。そこはタイルがかわいくて有名なお風呂屋。駅から
ちょっと遠いので、今までなかなか行く機会がなかった。お風呂セットを持っていないmayumamaさんが
一式調達するのに百均店に寄ってから、二人で歩いて明月湯に向かうがやっぱりかなり遠かった(汗)。
30分近くかかったかも・・・


しかし期待通り素晴らしかった!


玄関からしてタイルタイル!華やかな無釉の六角形モザイクタイル貼り!これは花模様?雪の結晶?
かわいい~~~


そして浴室のタイルのかわいさと言ったら!!


女将さんはとってもいい方で、お客が誰もいなくなったタイミングで浴室内の写真撮影をお願いしたら、快く撮らせて
下さった。もっとも、浴室内はレンズが曇るので全然うまく取れない。。。(汗)。スマホの方がまだ曇らず撮れた。


このかわいい動物模様はやはり子供が多かった時代に子供向けにデザインしたものだとか。


少々形が(??)というのもご愛嬌(笑)






動物のタイル以外も、浴室全体にラブリーな壁紙のような模様のタイルが貼りめぐらされている!


そして脱衣所の壁にも!


番台近くには、銭湯関連の書籍や、この明月湯のかわいいタイルをモチーフにした、こだんみほさん製作の
クリアファイルなども売られていた。後日あべの橋でやっていたこだんさんの作品展を見に行ってきたのだが、
チマチマとしたモザイクタイルの一つ一つが立体的に描かれた作品がめちゃくちゃかわいくて感激したのだった。
こだんみほさんのサイト


名月湯から5分も歩かない場所に三光湯という、こちらも古いお風呂屋がある。ハシゴしようかと一瞬思ったが(笑)
さすがに帰りが遅くなるのでやめておく。。。


番台裏のタイルだけチラッと見て、次の機会には是非と心に決め、帰途についたのだった。


おわり。
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飛騨金山 ~元旭湯

2019-01-02 23:47:47 | 温泉・お風呂屋
2019年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

飛騨金山の続き。

この町に行きたいと思っていた大きな目的がこちら。町家の裏手に隠れるようにして建つ、古い木造の2階建て。
ええっ、ここがお風呂屋か!!


確かに、「男」「女」と書かれた入口が2つ並んでいる。仲間の情報によると、男湯のみ公開されていて、
女湯は入れないらしい。公開されていると言っても、勝手に戸を開けて入って行って見るのだ。
えっ、、、ほんとに入っていいの・・・?路地裏だし何だか不法侵入みたいでちょっとやましい気分になるのだが、
中に入れば割とウェルカムな雰囲気。ボランティアガイドさんに先導されたツアーの人たちも来ていたので大丈夫。


暗い脱衣所の奥に明るく見えている浴室は、、、うわっ、何あれ!?


うひゃ~~~っ、白と黒の市松模様の浴室の壁がすごいインパクト!こんなお風呂見たことないぞ~~~
浴室は湯気抜きからの光が届いてとても明るい。


これ、一見白と黒のタイルを市松に貼っているのかと思いきや、白のはタイルだが黒の方は黒く着色された漆喰っぽい。
防水仕様になっているんだろうか。白タイルはストレートエッジ。


そして浴槽の中を覗くと・・・おぉ~っ、底がいちめん本業タイルじゃないの~~~いいなぁ!!
お湯を張ったところを見てみたい。いや、入りたい!


メジャーな柄の銅板転写タイルも、浴槽の底に貼るとは、新鮮~~~


あがり湯の浴槽には雷文のマジョリカタイルが使われていた。


達筆。。。


さて、脱衣所の方もじっくり見よう。こちらも古いままだ。


コンパクトな番台。ここは1988(昭和63)年で営業を終わられたらしい。もう30年かぁ・・・
しかしまるで今日が単に定休日であるかのような雰囲気。脱衣所も浴室も、今でも営業再開できそうないい状態だなぁ。


墨書き文字の木製ロッカー。


壁に飾られていた営業最後の日の写真には湯舟に浸かる常連のおばちゃんたちのにこやかな顔があった。


手洗いシンクがこれまた素晴らしい。垂直面にストレートエッジの白無地と模様入りのタイルをを太い目地をとって配してある。


墨絵のような松、竹、梅は、手描きである。上下に雷文タイルで縁取りを。


シンク中央の排水口は本業タイルを加工してある。一枚だけ柄タイルを使うところにセンスを感じるね!


例のごとくウェットティッシュで拭いてみたら、見違えるようにきれいになった(笑)


相対する壁には、シンクはないものの同じように白無地と模様入りのタイルが貼られていた。
こちらはピンクや緑、青などの色付きで、一見プリントタイルのように見えるが、やはり手描きタイルだ。素晴らしいなぁ~~


女湯は見れなかったが、どうなっているのか気になるなぁ。また違ったタイルがあるのだろうか。

あぁしかし、昨今全国で急速に銭湯・お風呂屋が廃業していっている。こんなお風呂屋がまだ全国で営業していた時代に、
物心ついていればなぁ・・・とつくづく思う。

続く
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下之一色 新元湯のタイル

2018-12-09 16:28:21 | 温泉・お風呂屋
常滑からの続き。

バス停からちょっと迷って新元湯に到着。黄金色に輝く新元湯。


あれ、こんな立地だったっけ・・・ちょっと戸惑ったのは、前に来た時は向かいにも建物があったのだな。
今は新川の土手道から直接見下ろせるようになっていた。


暖簾の下に、組絵タイルが。


松の木の色と合わせた市松タイルで取り囲んで。


うまくバスに乗れなくて、新元湯には開店後に到着してしまったのだが、気さくなおばちゃんは快くタイルの
写真を撮ることを承諾して下さった。


脱衣所は豆タイル天国~~~


パズルモザイクの極小パーツも一粒も欠けることなく美しい状態を保っている。施工の腕が素晴らしかったと見える。




手洗い場周りもびっしりモザイクタイル貼り。ポイント的に花模様を入れているのが付加価値だねぇ~~


やわらかい色のタイルで明るく、濃い茶色の枠で引き締めて。


こんな垂れ壁までちゃんと装飾的に貼られているのが素晴らしい。



腰壁は人研ぎとの組み合わせで定番のパステルグリーンのタイルを。そしてキャラメル色のモヤモヤタイル。




お花のような愛らしいパズルモザイク。




浴室の方はどうなのかなと、ガラス窓からチラッと覗いたら、常連のおばちゃんにこっぴどく怒られた。
カメラを向けたわけじゃないんだけど、平謝り平謝り。。。ほんとスミマセン。。


このあとmayumamaさんはお風呂に入らないというので先に帰り、私はゆっくりお風呂に浸かって
新元湯を堪能。おばちゃんと少し前に取り壊された近所のお風呂屋の話などしてから、帰ろうとしたら
気を使ってペットボトルのお茶を手渡してくれた。前回もそうだったっけ・・・ほんとに親切。。


下之一色で1軒だけになってしまったけど常連さんのおかげで存続している新元湯。どこのお風呂屋もそうだけど
外部の者は謙虚な気持ちで入らせて頂かないとなぁ。。。



続く。
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鎌先温泉 最上屋と湯主一條

2018-07-10 00:38:44 | 温泉・お風呂屋
白石からの続き。

白石から車で20分ほど走ったところに鎌先温泉はあった。数軒の旅館が狭い範囲に固まっている。


ひときわ目を惹く和風建築の最上屋旅館は戦前の建物。日本秘湯を守る会の会員宿でもあり、泉質は折り紙つき。
立ち寄り湯を受け入れていない宿もある中、ここは500円で気軽に入れるのも嬉しい。


開け放たれた玄関から立派な階段が見える。


おぉ、いいねぇ!!


お風呂は左奥へ続く廊下を進み、階段を上って下りて行った先の、別棟だった。ガラリと戸を開けると、誰もいない。
脱衣所は旅館らしく快適に改修されているが、木材を多用して素朴で雰囲気のある空間は好感度高し。


浴場は、、、おお、淡い色の長方形モザイクタイルが壁にびっしりと!
お湯はまろやかでちょうどいい温度。窓を細く開けて外気を入れればいつまででも入っていられる気持ちいい温泉だった。
せっかくなのでのんびり、1時間ほどゆっくりさせてもらった。
しかし、その間ずっと私だけ。。。ちょうどチェックイン前の時間帯だったからだろうか。。。




最上屋を出て、さっき渡り廊下から見えた石段の方へ行ってみる。「この先私有地」。この先にも旅館があるのか。
こんな奥まったところにあるのはどんな旅館なのか、気になって路地を入って行くと、、、


うわーーーっ!?なんだこれは、すごいぞ!!建物の陰からいきなり現れた、木造4階建ての大建築。
タダモノではなさそう。


上り坂に面して建てられたこの建物は坂の下では4階建て、坂の上の方は石積み基礎の上に3階の建物が載った形。
そういえば立ち寄り湯を調べていた時にちらっと写真を見たな。確かここは立ち寄りでは入れなかったんだ。


近寄ってみると登録有形文化財のプレートが。これはちょっと、見せてもらえるか聞いてみよう。


坂を上った上に玄関があった。その向かいにある新しい建物がメインのようだ。
フロントへ行ってお姉ちゃんにあの建物の中を見学させてもらえないかと聞いてみたが、上司に確認後、
うちは立ち寄りもやってないんでちょっと難しいです、とやんわり断られた。宿泊者のホスピタリティを重視するなら
そりゃそうだわなぁ。泊まれば見せてもらえるのかなぁ。外観の写真はいいか聞いたら快諾して頂けた。


「時音の宿 湯主一條」というのが宿の名前で、公式サイトによると、1428年開湯、創業約600年の老舗旅館。
現在の社長は20代目とか!!へぇ~~


木造4階建ての建物が元の一條旅館の「本館」で、1941(昭和16)年に完成。一條家所有の山から切り出した
100年生の杉を使用し、統制の時代で金物の入手が困難だったため継手や仕口も木を組んで作られているとか。
ガラスに顔をつけて覗くと、古い階段もそのまま残っていた。


湯治客向けの客室として使用していたが、湯治客が減ったため、建物そのままに「個室料亭 匠庵」として
リニューアルオープン。「別館」もリニューアルされ、スイートルームなど8種類の客室をもつ高級旅館となっている。
奥には美しいお庭が広がっているようだ。
公式サイト


しかしまるで鳥かごのようなこの繊細な建物が、よくぞ今まで地震や台風なんかにも耐えて来たものだなぁ!!
しかも現役で使われているというのが素晴らしい。客室には使えなくても食事処にするというのはナイスアイデア!


2016年に、本館の上手に接続する湯向棟、蔵と共に登録有形文化財となった。これから先また50年、100年と
使い続けてほしいなぁ~

調べてみるとべらぼうに高くはなさそう。機会があれば泊まってこちらの本館もじっくり見せてもらいたいな。
路地を入って来なければこの建物に気づかず帰ってしまうところだった。あぁ、見つけてよかった!


このあと、旧小原郵便局を見に車で20分ほど走る。こちらも温泉地で、谷あいの旅館街へ下っていく途中に
木造下見板張りの建物が、崖を背にして建っていた。


こじんまりかわいい洋館。


川石を積んだ石垣も素敵だなぁ~

ここの温泉地もレトロそうなのでうろついてみたかったがもう時間がない。ここから仙台まで戻るのに十分
余裕をみておかねば・・・

続く。
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西脇温泉で〆!

2018-04-27 01:50:28 | 温泉・お風呂屋
西脇の続き。

インスタで西脇市の公共施設がカッコイイと知り、童子山の上にある西脇郷土資料館を見に来た。
おぉ、斬新なコンクリート打ち放しの装飾。こちらは側面なのだが、正面から見るとレンガ色のタイル貼りの
箱で、こちら面とずいぶん印象が違う。このテイストで全部作った方がよかったかも?


図書館と郷土資料館なのだが、ガランとしてちょっと寂しいのは日曜だったからだろうか。
西脇市のサイトを見ると、1984(昭和59)年に開館とある。ははぁ~、ポストモダンの時代か。


広場の向こうに見える丘のような建物は、西脇市総合市民センター。中央が体育館で、武道館や研修所を備える。


こちらは郷土資料館の3年前の1981(昭和56)年 に完成。両翼の建物はまるで丘に埋もれたように芝が連続し、
広場から屋根の上までそのまま駆け上がることができる。面白いなぁ!!そして側面には長いすべり台がついていて
子供たちが何度も上っては滑っていた。避難用に設けられたものだろうが、普段は遊具を兼ねているのだろうか(笑)。

こちらの建物も反対側が正面だが、印象が全然違う。広場側の方がいいなぁ~

これは勤労福祉センター。同じく市のサイトによると、1972(昭和47)年開設。
手前のスロープは後付けと思われる。


青石貼りの壁の手前は水を溜めて池にしていたのだろう。この頃の時代の公共建築はカッコイイなぁ~
好きだなぁ~~


行きとは違う山麓の道を歩いて山を下る。




来住家の前へ続く、水路沿いの小道。水路にはコイがたくさん放たれていてのどか。。。




来住家の裏手をひとまわり。




再び蓬莱橋を渡って西脇温泉へ向かう。橋のたもとの住吉屋に立ち寄りお団子などを買う。
お昼も食べ損ねているのでお腹がぺこぺこ・・・


お店の土間に置かれたバケツにミモザの花が。「お持ち帰りください」の紙がついている。
うわ~きれい、どうされたんですか?友達が枝を切ったからって持ってきたんだけどねぇ。
ほしいけどこれからバスで大阪まで帰るんで・・・。あぁそうなの、それじゃ無理やねぇ。

それにその前にお風呂にも入るしなぁ(苦笑)

戻ってきたマンボ。あらっ、シャッターが閉まっているじゃないの!?じゃあさっきはやっぱり店は開いていたのか。
札は相変わらず「営業中」になっているけど(爆)


予定通りバスの一時間前。夕方になって寒くなってきたなぁ~温まって帰ろう。


番台には寡黙なおっちゃんが。パリパリ折り目がついたままの形で風に揺れる暖簾のかもし出すイメージに
ぴったり(微笑)。


脱衣所の格天井には三枚羽の天井扇。古いままだが壁や床などは改修されていた。
はぁ~リラックス~~!昼過ぎに着いて半日だったがよく歩き回ったなぁ。


バスターミナルへ行く途中に見つけたこの建物は、凹型の中央に玄関がある総2階建てで、2階には木造の手すりが
回っている。さっき見た美喜亭とそっくりの造りだな。ここも料亭だったのだろうか。

しかし西脇をあなどっていたなぁ。半日では全然見切れなかったし、もう少し歩けばまだ何か見つかりそうな気もする。
また見に来たいなぁ。

終わり。
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別府高等温泉で〆!

2018-04-10 23:28:38 | 温泉・お風呂屋
津久見の続き。

昭和温泉を見て満足して駅へ戻ろうと思ったら、こんな工場建築が目の前に現れた。おぉ~!!


「太平洋セメント株式会社大分工場」「日豊オノダ株式会社」と2つの会社名が書かれていた。
セメント業界も合併再編を繰り返してきた。正直、どこがどうなったのかは理解していない。。。(汗)


守衛室もこんなかわいい形。今日は日曜日だからか人はいなかった。逆に平日だと、写真を撮っていると
守衛のおっちゃんに咎められてしまったかもしれないな(苦笑)


裏手には小さなレンガの建物も見えた。敷地内にはもっといろいろあるのだろう。
しかし工場建築は未知の世界のまま、なくなるときはガッサリなくなってしまうんだよなぁ。。。


港と工場の風景もゆっくり撮りたかったのだが、もう時間がない。


さぁ、ここから特急に乗って別府までびゅん!旅の最後に温泉に入って帰ろうという魂胆(笑)。
狙いは駅前高等温泉。駅前の目抜き通りに面して建つおしゃれな洋館で、現役の温泉&宿泊施設だ。
おまけに九州温泉道八十八湯めぐりのラインナップにも入っている、とても魅力的な温泉だが
実はまだ入ったことがなかったのだ。
いつもついつい、ジモ泉っぽいところを探して行ってしまうので・・・(苦笑)


ガラリと戸を開けたら、2階へ上がる階段の下にフロントがあり、おっちゃんが座っている。
お金を払って靴を脱いで上がろう。そうそう、スタンプを忘れずにもらわないと。八十八湯めぐりと、
別府八湯のスタンプも(笑)。

あつ湯とぬる湯のどちらかを選んで入るシステムらしい。ぬる湯の方には熱い浴槽もあるというから
そちらを選択。

男女別のドアを入ると脱衣所があり、浴槽はそこから2mほど下りたところにある。浴室が狭いので
余計に深いところへ降りていくように感じる。ちょうど私が入るとき、入れ違いで2人の先客が
出て行ったので、しばらく独占状態に(笑)。

脱衣所の下を掘り込んだような浴槽があり、天井が低くそちらの方がぬるいこともあって、
一度入りこむと抜け出せない。。。あぁ~極楽。
後から入って来た宿泊客らしき2人連れも迷わずぬる湯の方にもぐり込んでいた(笑)

お風呂から上がってから、フロントのおっちゃんに、2階を見ることと写真を撮影することを承諾頂き
ちょろっと2階へ上る。この曲り階段がいいよね~~


建物の正面を印象付ける、階段踊り場の窓。


天井にはレリーフがついていた。ここに照明がぶら下がっていたのだな。


廊下は狭く客室は簡素なようだ。


しかし、個室で1泊2600円~って、めちゃくちゃ安いなぁ!一回泊まってみたいなぁ。




世界的温泉地、別府のこんな駅前で現役の温泉と宿泊施設として、毎日多数の旅行客を迎え入れていながら、
この雰囲気を保っているのは貴重だなぁ!!




別府からソニックで小倉まで。そしてバリ得ひかりのグリーン車で優雅に新大阪まで。
ごく限られた便となるが、小倉~新大阪で6800円にプラス500円でグリーン車に乗れるんだから、
特に帰りにはありがたい!行きがしんどい夜行バスだったことを考えると、天と地の違いだ(笑)。
新幹線は高くて乗る気がしないが、これなら使える。

愛媛から大分へ渡り歩く旅、今回も充実して楽しかった~!!

おわり。
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岡山でちょろっと鶴湯に入る。

2018-03-25 23:13:35 | 温泉・お風呂屋
倉敷からの続き。

倉敷を歩き回っている間に体が冷え切ってしまった。ここのところ暖かかったので油断して薄着して来てしまったのだ。。。
お風呂で温まって帰ろうと思っていたのにえびす湯さんは休業。仕方ない、岡山で途中下車して入って帰るかぁ。
一応岡山のお風呂屋もチェックしてあった(苦笑)。

岡山に着いたら19時過ぎ。あらためてネットで見てみると、目当ての鶴湯は20時閉店。ええー
グーグルマップで見ると駅から徒歩12分ということだから、なんとかギリギリ滑りこめるかな・・
と思っていたら、道に迷った(爆)


ようやくたどり着いた鶴湯さん、染め抜きの暖簾がステンドグラスのように光ってきれいだなぁ~
あぁ、懐かしくホッとする佇まい。・・・そうだ、さっさと入らないと。もう19時半を回っている。


暖簾をくぐると、番台に誰もいない。常連の方が一人、ちょうど上がってこられたので聞いたら、
後でいいよ、と。とり急ぎ入ってしまおう。


おぉ、御影石の床。高い天井の中央に大きな湯気抜き。ぬる湯とあつ湯に仕切られたシンプルな四角の浴槽。
シーンと静まり返って音ひとつない。
そろそろとお湯に入ると、冷え切っていた体がジーンと生き返る。。。岡山駅まで戻る間に
冷めてしまわないように、あつ湯にじっと浸かって熱を蓄えておこう(笑)


さっきの常連さんは戻ってきた番台のおばちゃんと長らく話し込んでいたが、帰ったようだ。
あまりギリギリまでいると迷惑なので上がるとするか~


番台のおばちゃんから声が。
あまりゆっくり入れなかったんじゃない?いえいえ、すごくあったまりました!
◯◯に泊まってらっしゃるの?いえ、仕事でこっちに来て冷えたので温まって帰ろうと思って。あらそうでしたか。
古くて素敵ですね、いつからですか。戦前からやってるんですよ。


古いお風呂屋が好きだと言うと、じゃあこれどうぞ、と、岡山の銭湯マップを下さった。岡山と倉敷、児島で10軒。
そのうち1軒は「closed」のシールが上から貼られている。残り9軒のうちにはえびす湯も含まれているので、
今実際にやっているのは8軒か・・・リーフレットには入り方やマナーが英語とイラストでも書いてあった。
こういうのを独自に作って頑張っておられるのだな。各お風呂屋の紹介に添えられた丸い顔写真はどれも年配の方々。
昔はいっぱいあったんだけどもうこれだけになってしまったんですよ。跡継ぎさせるような商売じゃないですからねぇ。。。
それでも今までずっと続けて来ていただいたのは本当にありがたいことです。
マラソン大会の時にはお客さんが大勢来られるんですよ。そうなんですね、しょっちゅうやって頂きたいですよね!(笑)

ありがとう、遅くまでごめんなさい、是非また来ますので。商店街暗いから気をつけてね、また来てください。。

あぁ・・・温かい。
こんな地方のまちなかの銭湯、あと10年も経てばどうなっているのか、、、絶滅危惧の日本文化。
なんとかならないものか。。。

来しなは急ぎ足で歩いた奉還町商店街、帰りはきょろきょろしながら歩く(笑)
昭和中期のレトロビルに飲み屋が入っている。




こんなところに洋館付き住宅もあった。暗いのでブレブレ・・・


夜の8時では飲み屋以外はとっくに閉まっているが、昭和な店構えの魅力的な店舗があちらこちらに。


「GURIRU」の表記にひとりにやける(笑)


心は温かいまま、体も湯冷めすることなく岡山駅にたどり着き、さくらでゆったり大阪へ。
考えたら岡山駅の北側を歩いたのは初めてかもしれない。また機会を見つけてゆっくりうろつき、鶴湯にも入りに行こう!

おわり。
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リベンジ、霧島ホテル

2018-02-28 23:28:10 | 温泉・お風呂屋
鹿児島の続き。

ランチを食べたあとは一路霧島山へ。

実は今回の旅のプラン、そのままそっくり去年の10月に計画していたものだが、新燃岳が噴火したのと、
台風直撃予報のため泣く泣く断念したのだった。宿やレンタカーは無料でキャンセルできたが、
行き帰りはLCCなので欠航にならない限り返金されない。まぁこの予報だと往復とも欠航、まぁヘタしても
片道どちらかは欠航になるだろう、と高をくくっていたら、行きは台風が来る前に、帰りは台風が去ってから、
通常通り運航されたのであった(涙)。何と間の悪い・・・それでもめげずに今回リベンジを果たしに来たのだ!


霧島山の上は全く噴火の影響もなく灰が降ることもなくスイスイ快適なドライブ。宿に入るにはまだちょっと
早いので、前回も見に来た丸尾滝へ。


雨の直後だった前回は怒涛のような水量に圧倒されたが、今回はシャワーのように細かい水しぶきを散らしながら
流れ落ちる滝の前にかかる虹の美しさに感動~~~!!


霧島温泉市場は大賑わいで、先に観光案内所へ寄っていたらとうもろこしが売切れてしまって残念~~~(苦笑)
お土産を買ったら、ちょっと早いけどホテルへ行くかぁ。

今日の宿は霧島ホテル。ここの温泉は九州八十八湯めぐりにラインナップされているのだが、立ち寄りだと
1000円と高いので泊まることにしたのだ(笑)。
安いプランなので奥の奥の質素なシングルルームだが、今回はクラシックホテルじゃないので別に構わない。
さっそく温泉を偵察。このホテルの敷地内には、硫黄泉、明礬泉、塩類泉、鉄泉の4種類の源泉があり、それぞれの
浴槽を行ったり来たり。有名な硫黄谷庭園浴場は通常混浴だが女性専用時間帯があるというので、夕食後にまた入りに来よう。


一応2食付で予約してあり、館内の居酒屋での夕食はあまり期待していなかったが、十分満足!


せっかくだからと調子に乗って焼酎のお湯割りなぞ頼んでしまったら店を出る頃にはフラフラ(笑)。


ほろ酔いでも居酒屋の床の木目調タイルはちゃんと撮る(笑)。


館内のギャラリーには昔の霧島ホテルの様子を写した写真や、送迎バスのエンブレムなども展示されていた。


かわいいデザイン。




源氏香の図などというのもあって興味しんしん。


女性時間帯に入りに来た硫黄谷庭園浴場は広くて天井が高く体育館のようだ(笑)。白濁したお湯も青森の酸ヶ湯温泉
イメージがちょっとかぶる。しかし、熱い・・・長くは入っていられないな。。。
霧島ホテル公式サイト

翌日は予報通り朝から雨。朝風呂に入ってビュッフェの朝食を食べたらもう出かけよう。
今日も前半は温泉の予定なので雨でも大丈夫。ふたつほど行きたい温泉があるので霧島山の反対側の方へ車を走らせる。


30分ほど走るともう最初の目的地、湯穴(つあな)温泉に着いてしまった(笑)。簡素な小屋だが、八十八湯に
取り上げられてるということは泉質はいいのだろう。すでに60湯あまり訪れたが裏切られたことはない。
なんだか人ん家の庭みたいな駐車場には、確かに朝から軽トラやら近所の人らしい車が多数停まっている。
中に入ると脱衣所も素朴、というか味気ない。

しかし・・・浴室に入ってみると、四角い浴槽の縁はゴッテリと成分が盛り固まり、さざ波のような模様が付いている。
ところどころは棚田状になっているところも。成分が濃い~のだな!
朝っぱらから地元のおばちゃんたち8人が狭い浴槽にぎっしり入っているところに、私も入らせてもらう(笑)
貝汁のような色でうっすら濁ったお湯は、少し舐めてみると、ん!?甘い??いや、これは炭酸なのか?
ひとりのおばちゃんが蛇口をひねってお湯を口にしていた。飲めるのか!
私も真似して飲んでみたら、あっ!すごい強い炭酸だ。大分の七里田温泉より強いんじゃない!?
おばちゃんによると、昔は川の近くから湧いていて、冷やして飲んでいたと。これなら十分サイダーだ!

さて広がる田園の中をまた半時間ほど走ると、のどかな里の集落の中に意外にこぎれいな施設が現れた。
次の目的地、湯之元温泉である。ほんとはもう少し時間をあけてからの方がいいんだけど
ルート的に連続で温泉になってしまう(苦笑)。まぁ仕方ないな。


駐車場の横に木造の越屋根のついた下見板張りの建物が。あっ、これが浴場かな、いい感じ!
受付でお金を払いながらおねえちゃんに聞いてみると、あれは旧浴場なんですよ~、と。
えー、使ってないんですか、見ることもできない?もう物置みたいになってまして~。あぁそうなんですかぁ。
少しがっかりしながら、現浴場へ向かう。横には有料の汲み場もあった。


現役施設は浴槽が3つと打たせ湯、サウナ、露天風呂などもある。しかし、ここのお湯がやっぱりすごかった!!
中央の大きな浴槽は鉱泉風呂という、鉄の赤い色のお湯。少し舐めてみると、さっきの湯穴温泉と同じような味がする。
ここも炭酸泉なのだ。色も味も濃くて入りごたえがあるのだが、あまり泡はつかないな。
右手には「高濃度源泉風呂」という透明のお湯が満ちた浴槽があった。手を入れると、、、冷たい!!水風呂だ。
これが源泉のもともとの温度。入っていたおばちゃんの話によると、赤いお湯はこの源泉を沸かしているのであり、
沸かすとあの色になるとか。ええっ、同じお湯だって!?まさかそうとは思えないな!

鉱泉風呂でよく温まってから、高濃度の冷泉へ。う~~ん、チベタイ!!入るとすぐに泡が体一面についてきた。
うわぁ~!すごい!顔をつけてみると、しばらくするとピリピリしてきた。鼻にもくる。これは強力!!
目に入ると痛い痛い。しかしおばちゃん曰く、洗面器に源泉を汲んで目をぱちぱちして洗うと目の病気が治ると。
ん、なんか聞いたことあるな。そうだ、別府の山の上の塚原温泉でも、常連のおばちゃんがそこの強酸性のお湯で目を洗うと
目が良くなるとか言っていた。実際やってみたら痛くて涙がいっぱい出て、その後なんか視界がクリアになった気がする??
露天風呂は中濃度で、ぬるめなので人気がありかなり長時間浸かっている人もいた。

この湯之元温泉では宿泊や食事もできるようだ。ゆっくり温泉に入っていたらちょうどいい時間になったのでお昼にしよう。
鯉定食は鯉の洗いに鯉こく、温泉で炊いたご飯など・・・お値段以上の充実。美味しかった~~


外へ出たら雨は止んでいた。次の場所へと車を出したら、鮮やかな水色のタイルが目に飛び込んで来た!
しばし車を停めてじっくり見る。こんなところでタイルに出会えるとは(笑)


雨上がりの空に負けず爽やかな色!


小林あたりまで一気に移動して、ここからは石橋めぐりといこう。

続く
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函館の建築めぐり 大正湯

2017-11-14 22:24:59 | 温泉・お風呂屋
函館の続き。

カフェ三日月を出てまた雨風の中へ繰り出す。もう函館のまちの端まで来たな。。
さてここでリベンジは大正湯。前回は2日連続で来たのだが、夜に行った1日目は定休日、午前中に行った2日目は
開店時間前で入れなかったのだ(泣)。果たして今回は・・・開いている!!よっしゃ~~


一面ピンク色のペンキで塗られた下見板張り洋館は、ともするとちゃちに見え、景観を害しそうだ。しかし
函館のまちはそれを許容する大らかさがある。この街ではこんなド派手な建物も、何の不自然さも感じさせず
さらっと建っている。

写真を撮っていたら常連さんらしきおばちゃんがやって来たので、すごく素敵なんで写真を撮らせてもらってます~、と
言ったら、中で聞いたらいろいろ教えてくれるよ、とニコニコしながら入って行かれた。

今日はタイルもガラス越しでなく見ることができる。タイル一枚が緑色と白の四分割の市松模様。鮮やかな緑は
今ではもう出せないこの時代特有の色だ。「大正湯」の文字が力強くていいな!!


さぁ、ひとしきり外観写真を撮り終わったので、いよいよ入ろう。
ガラッと戸を開けたら、番台と、古そうな男女の仕切り壁が目に入る。
さっきのおばちゃんが番台のおかみさんに話していたようだ。
素敵ですねぇ~、だいぶ古いんですか?創業は大正3年です。へぇ~!建物はそのままなんですか?
仕切り壁と天井はそのままです。浴室の壁はもとは板張りだったんですけどね。
火事にはあわなかったんですね!戦争のときに焼夷弾の火の粉でこの辺も火事になったけど、すぐ上の
蔵のところで止まってね、ここは焼けなかったんですよ。へぇ~、そうなんですか!よかったですね~~


雨に濡れた靴下を脱いでほっとした(苦笑)
雨風の中歩き回って疲れたのでしばし浴槽の中で脱力~~~

お客が何人もいたので内部の写真を撮らせてとは言えなかった。しかし繁盛しているのはうれしいことなのだ。

さぁ、お風呂上りでもう気分は夕涼み。ふらふらと建物を見ながら市電の電停へ向かう。
あっ、入口の妻飾りがカワイイこのサーモンピンク色の建物は何だ?


伴田米穀店と書いてある。よくある総2階建てではなく下屋の一部に2階が載ったタイプ。


ガラスに顔をつけて中を覗くと、確かにお米の袋やら砂糖などが積まれている。
こんな古い建物をそのまんま、きれいに保ちながら普通に使い続けているって・・・すごいなぁ。


古いのかどうか一見判断がつかない場合、入口付近にプレートを探すとよい。「函館市景観形成指定建造物」と
書かれたプレートがあればそこそこ古いことが分かる。この指定はかなりこまめにされているようで、
一見装飾のないシンプルな建物でも元の躯体が古いものはちゃんと指定されている印象だ。


石造の蔵。緑のドアが美しい。


終点の函館どつく電停。道の真ん中でスパッと終わっている市電の線路。
ここから2区間だけ市電に乗ってショートカットし、末広町で下りる。


ペパーミントグリーンの旧相馬合名会社は相変わらず密度の高い建築だ。


ここから基坂の上手を見ると。正面に相馬氏の寄付により建てられた函館市公会堂の雄姿が。
殿堂と呼ぶのがふさわしい、函館のシンボルだ。


市電通り沿いの建築を見ながらぶらぶら。




再び坂を上って、五島軒へ向かおう。


おや、ここは前回レストランになっていたと思うのだが、テナント募集の張り紙が・・・
古い建物を当たり前のように使っている函館のまちでも、結構店の入れ替わりは激しいのかもしれないな。。。


続く
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知内温泉旅館に泊まる

2017-10-30 23:51:45 | 温泉・お風呂屋
バニラエアを一度使ってみたいと思っていた。
日本参入したエアアジアが営業不振で実質撤退したあと、ANAがバニラエアとして衣替え、
再度運航開始した。日本国内のLCC会社としては後発であり、やはりピーチと比べて信頼性に
不安を感じたり使いづらい時間帯の設定のため、様子見していたのだが・・・
関西~函館便を飛ばし始めたとなると俄然興味が湧いてきた!


なんせ、以前新千歳から函館へ行ったときのあのしんどさ、、、JR特急の費用と時間に懲りて、
もう二度と新千歳から向かおうなんて考えるまいと思ったのだった(苦笑)。
その函館へ、数千円という料金で、関空から直行できるのだからありがたい。
というわけで、お盆の三連休+1日有給で3泊の旅を計画し、5月に早々とチケットを押さえたのだった。
中途半端な午後の時間の出発だが、逆に午後休を取ればゆうゆう出発できるな。


何度か旅をご一緒しているTさんも夏休みに独自に函館旅行を計画されていて、私の旅程と一日だけ重なるので
合流して一緒に江差へ行きましょうということになった。
夕方函館空港に到着してレンタカーを借りてTさんをピックアップしたあと、一路知内温泉旅館へ。
一足先に函館滞在を存分に楽しまれたTさんのお話を聞きながら約1時間半のドライブ。何とか日が暮れる前に
宿へたどり着けた。


知内温泉旅館は日本秘湯を守る会の会員宿で泉質は折り紙つき。一度泊まってみたいと思っていたのだった。
めちゃくちゃ安い2食付のプランだったので、料理などまったく期待していなかったにも関わらず、
地のものを取り入れた十分すぎるほどおいしいお料理で感激!
部屋も、料金からすると信じられないほどの十分な快適さで、虫もおらず(笑)大満足!!


さて、ここは800年の歴史のある北海道最古の温泉といい、24時間入れるという温泉は薄暗くひなびた感
いっぱい!もちろん源泉かけ流しであり、やや濁ったお湯は洗い場に溢れ出て、ゴテゴテとした析出物を
床に積もらせている。若干鉄分を含んでいるらしく、置いてあったコップで飲んでみると、少し塩味。




混浴露天風呂が裏庭にあり、入る気満々で偵察しに行ったのだが、比較的新しい木造の露天風呂は
結構丸見え状態だったのでちょっとパス・・・(苦笑)


翌朝、早起きしていたTさんがもう1ヶ所の浴室があることを教えてくれた。私たちの部屋のある棟から
一番遠いところにあったのだ。危ない危ない・・・入らず帰っていたら後悔するところだった!
昨夜到着時に案内してくれなかったのは夜には閉めているからだろう。
一気に目も覚め、私も入りに行く。

うぉ~う!昨日のお風呂よりもさらに暗く、周囲の壁はワイルドな石貼りである。
床はもう、元のコンクリート部分が見えないほどに析出物が堆積し、まるで鍾乳洞のよう!!




この棚田状態。ひえ~~~!!


ガツガツと積み上げられた石壁がワイルド。


ドバドバと注ぎ込む源泉。うぉ~大地の恵み!!敷地内には源泉が5つあるといい、裏手には温泉神社があった。




どちらのお風呂も結構温度が高かったが、気持ちよかった。やっぱり私はあつ湯にちょっと
慣れてきたのかなぁ!?


健康的な朝食を頂いたあとチェックアウト時に、フロントのおっちゃんにこれから江差へ行くのだと
話したところ、今日はお祭りがあるので駐車場に停められないかもしれない、友達がやってる宿が
あるのでそこに停めさせてもらえばいいよ、と。え~、ほんとに!?なんて親切なの!
玄関で記念写真まで撮ってくれて車の誘導もして頂いて、お見送りも。あ~~とってもいい宿だなぁ!
また泊まりたいな!

続く
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玉川温泉の地獄

2017-10-15 12:35:23 | 温泉・お風呂屋
玉川温泉の続き。

強酸性のお湯が沸く玉川温泉は、その効能を求めて全国から人々が湯治にやってくることは噂に
聞いていたが、現地に来て見ると本当にすごい数のお客が来るらしく巨大な施設だった。
山の中のマンモス旅館!


雨がひどいのでちゃっちゃと車を停めて部屋へ入りたい。ところが駐車場の誘導があまりに不親切。
ひともんちゃくの後ようやく部屋に入ると、驚く狭さ。。。四畳半だが二方の壁に取り付けられた棚が
その奥行き分部屋の中に出っ張っているのだ。もちろん洗面所もトイレも共同。
ここでは湯治部と旅館部に分かれていて、私は前者を予約していたので部屋は全く期待していなかった
のだが、ビュッフェ朝食付で1泊約9千円の料金を払っていたので、その値段とのバランスから考えると
えっ、これ・・・?と。連休中だから割増料金なんだろうが、9千円出せば田舎の小さな宿ならトイレ付の
快適な部屋で2食付で泊まれる。う~む・・・まぁ、ここは温泉施設の維持費用と思って納得することに。
しかし、長期滞在の湯治客もこんな金額を払っているのだろうか??

気を取り直して、さっそくお風呂に入りに行こう。
廊下の窓からは濁流が見える。大丈夫か、これは!?まるで川の中に建物があるようだ。。。


大浴場は男女別に分かれているので安心して入ることができる。浴室に入ると、いくつもの浴槽が並んでおり、
源泉100%、50%、ぬる湯や、寝湯、打たせ湯、むし湯など、スーパー銭湯さながらのラインナップ。
PH1.いくらの強酸性のお湯は食酢よりも強い酸である。そんなところに全身浸かって大丈夫なのか??
恐ろしいのでまずは50%のお湯に浸かってみる。・・・特に普通のお湯と変わらないな。
じゃあ次に100%の源泉に。・・・ん~、普通。お湯をちょっとなめてみると、ひぃ~~酸っぱい~~!
やっぱり強酸性だ。もし皮膚に味覚があれば(笑)エライことになっているだろう。
いろんな浴槽にひと通り入って楽しんだ。

クーラーもテレビもないあの狭い部屋に戻り、せんべい布団にゴロッと横になると、なんか
ドーーっと疲れてきた(汗)
携帯の電波はほとんど入らないしWi-fiなどもちろんない。湯治に集中できる環境ということか。
窓の外はひどい雨になっており、道路は大丈夫だろうか、明日ちゃんと戻ることができるんだろうか、、、と
不安になりながら道の駅で買ったおこわを食べたが、結局その日はグッタリして動けず、再度温泉に入る
こともなく、もう夕方早いうちに寝てしまった。あぁこれが玉川温泉の作用か。恐るべし。。。

翌朝ひどい雨音で目が覚めた。これちょっとほんとにヤバイかも・・・早く山を下りた方がいいかな。
でもまだ体がだるくて動く気にならない。しばらくしてから朝風呂へ。今度は50%だけにしておく。。

しかし日が昇って来るにつれ雨が止み日も差してきた。昨日濁流だった川も水が澄んでいる。
こんなに早く川の色が戻るなんて驚き。

自然研究路を歩いて地獄地帯へ行ってみよう。30分ほどでひとまわりできるお手軽な散歩コースだ。


散策路に並行した2本の小川は、全く異なる水が流れていて、手前側は薄い灰色で冷たい水。
もう一方はもうもうと湯気が立ち硫黄の黄色がゴッテリついているとおり、玉川温泉の源泉が流れているのだ。


玉川温泉のサイトによると、塩酸を主成分としたPH1.2の強酸性で源泉は98度の高温。いたるところから
湧き出しているのが見える。


中でも「大噴」と呼ばれる湧出口からは毎分9000リットルという莫大な量のお湯が絶えることなく
噴き出しており、散策路でそのすぐそばまで行って見ることができる。すごい迫力!!
南国の海のような青い泉は神秘的!



この強酸ではもちろん植物はいっさい育たず、付近一帯ははげ山と荒れ地が広がっている。


天然の岩盤浴ができる小屋が設置されているが、散策路脇にシートを敷いて横になっている人もいてちょっと異様。
2012年の冬にこのあたりで雪崩が発生し湯治客が巻き込まれるという事故があり、私もニュースを
覚えている。冬場には寝転がりたくないなぁ。。。


強酸性のお湯は湯治にはよいのだろうが、玉川の下流域では当然魚も住めず農業もできず、かつては
「玉川毒水」と呼ばれ恐れられていた。この強酸水を中和するため1940年代に田沢湖へ排水する事業が行われ、
結果田沢湖がめちゃくちゃになってしまった・・・そんなとんでもないことをよく実際にやったものだ(呆)。
その後1989年に上流部に中和施設ができ、ようやく被害はなくなった。


山肌にはシューシューと不気味な音を立てる噴気孔がたくさんある。口のまわりには黄色い硫黄がこびりつき
沸騰したケトルのように勢いよく噴気を上げている。


ぽっかりと開いた口。この奥はどこまで続いているのだろうか・・・


まるで地球のなま傷。うぉ~~っ




巨大な地獄地帯の中を、地球のパワーを感じながらうろうろしていたら、見知らぬおっちゃんが
「今出してきたとこだ」と言って熱々の温泉卵をくれた(笑)

いやぁ~~、地球の神秘、地球のパワー、圧倒的な力を目の前にして、人間とはちっぽけなものだと
ほんとに思う。あぁやっぱり、地獄はいいなぁ!(笑)

昨日の雨がうそのように上がり、ギラギラとした日差しが目に痛い。さぁそろそろ山を下りよう。

ひと晩でこんなに変わるものか・・・一番上の写真参照。

夜の間に一部土砂崩れが発生していたが幸いすぐに復旧、無事田沢湖まで下ることができた。
しかしこの数日後もまた大雨が降り、国道でマイクロバスが川に転落する事故もあったようでゾッとする。

玉川温泉は温泉はすごいが宿としてはイマイチだったな。。本気の湯治でなければ宿泊でなく立ち寄りで十分。

続く。
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鉛温泉藤三旅館

2017-10-04 23:46:55 | 温泉・お風呂屋
水沢からの続き。

初日からスケジュールが押しまくったけれど何とか明るいうちに宿にたどり着くことができた。


今宵の宿は鉛温泉の一軒宿、藤三旅館。「日本温泉遺産」に登録された木造三階建て、
総けやき造りの建物。庭の池にはチョウザメが泳いでいた(笑)


立派な唐破風の玄関が迎えてくれるが気の張らない宿だ。湯治部と旅館部があるのだが、
今回は2食付きの旅館部本館で♪
ま、とは言っても一人客は山側の部屋になるのが常。。。(涙)


着いたら早速汗を流そう。
600年前に藤井家の祖先が、岩窟から出てきた白猿が桂の木の根元から湧き出す泉で傷を
癒しているのを見つけたのがここの始まりだとか。


白猿の湯というのがそれで、もちろん私もそこが目当てだった。天然の岩の間から湧き出して
いる源泉をそのまま旅館内に取り込んだような形で、深さ1.4mぐらいもあり立って入る。
ただしこの旅館の目玉である白猿の湯は通常混浴(汗)


しかしありがたいことに女性専用時間帯を設けてくれてあり、21時からそこに入るとして、
先に桂の湯という男女別の温泉に入る。

桂の湯は川沿いの露天風呂と内風呂があるのだが、露天風呂は川を間近に見られる開放的なつくり。
豪雨の後かというくらいの水量と速さでガバガバと流れていく(でも澄んでいる)川を見ながら入る
露天風呂は最高!すっかり気に入ってしまい、滞在中に3回入った(笑)。
真夜中にザバザバという音を聞きながら、小さな灯りだけで入る露天風呂はとってもリラックス。

晩ごはんは食事処で食べるのだが、おしゃれな雰囲気。古い旅館もいろいろと工夫をしているのだ。




夕食後は女性タイムとなったので白猿の湯にも入ろう。写真禁止と書いてあったが、帳場の
兄ちゃんにダメもとで聞いてみたら、誰もいなければいいですよと。果たして、私が入ってから
他の人は誰も入ってこなかった。せっかくの女性タイムなのに??


おかげで写真を心ゆくまで撮ったあと、一人優雅に白猿の湯を楽しんだのであった。


2.5階分ぐらいある広大な吹き抜け空間には圧倒される!


中央にある小判型の浴槽はは深さ1.4mぐらいもある立ち湯。底は天然の岩盤であり平らでない。
屈折のために写真ではあまり深く見えないだろうが、場所によっては顔を水面に出していられない
くらいの深さで、下手するとアップアップしてしまう(苦笑)


お湯は透明度が高い!!
シャワーからはプンと硫黄の香りがするがそこまできつくない。でも温泉らしい香りで柔らかく、
とても気に入った。


しかし、藤三旅館が誇る自噴天然岩風呂の、女性専用の短い時間帯にだ~れも入って来ないなんて、
もしかして女性は泊まってないのか?いや食事の時は女性も何人も見かけたが、、、
もったいないなぁ。私がその分まで浸かっておこう(笑)


湯治部の廊下は古くていい雰囲気。湯治部でもよかったかな~??


翌朝、朝風呂に入って部屋へ戻りしな、廊下に面したふすまをちょっと開けてみたところ・・・
おぉ、ここは休憩室だったのか!
広い座敷の1面が上から下までのガラス窓になっていて、その向こうには川の流れが!!


それにしても川の上に張り出しているかのような川との連続感。これはすごい。
川の見えない部屋へ戻るより、お風呂上りにしばらく川を見ながらゴロッとしたかったなぁ(笑)
しまったなぁ。


続く。
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市比野温泉をうろつく

2017-09-06 01:05:17 | 温泉・お風呂屋
鹿児島の続き。

市比野温泉の裏道をうろついていたらこんな赤い石蔵も発見。これは馬門石と同じものだな!




高台に建つ赤い蔵は光を浴びて輝いていた。
ここ1棟っきりで他には見当たらなかったが、、、昔はいくつもあったのだろうか。
貴重な赤い石蔵、いつまでも残って欲しいなぁ。


上之湯集会所の建物に「上等湯公衆浴場」と書かれているのを見つけて一瞬心がときめいたが(笑)、
少し上手に新しい上之湯公衆浴場ができてここはもう廃止されてしまったようだ。・・・残念。




上之湯と下之湯、エリア内には公衆浴場が2ヶ所あって、どちらか1ヶ所に入ろうか、どうしようか、と
考えながら歩いていたら、おや、これは旅館だろうか?


丸山温泉。「営業中」と書かれた看板の先を見ると・・・えらく急な坂道だな。何だか人の家の
玄関アプローチのようで入るのを躊躇してしまう。。。
生垣の間をおそるおそる進んでみると、本当に誰かの家の庭先へ忍び込むみたいだ(汗)


しかし奥には四角い建物があった。あぁやっぱり温泉だ、よかった。。。不審者にならなくて(爆)


人感センサーでチャイムが鳴って人が出て来たので引き返す訳にいかず、お金を払って入る。


ここも全面モザイクタイル貼り。昭和の雰囲気に満ちた温泉にゆったり浸かって、もうふにゃふにゃ(笑)


下之湯、上之湯はもう今回はパスだな。
狭い温泉街の中に2ヶ所も公衆浴場があるのだが、下之湯はあつ湯、上之湯はぬる湯、ということで
うまく住み分けているようだ。


こんな1cm角のモザイクタイル使いの窓を発見。しかしここもとうの昔に廃業されたようだ(涙)


さて、温泉に2ヶ所も入って眠くなってくるが・・・そろそろ行くとしよう。


あとは鹿児島市内へ戻り車を返すだけだが、一ヶ所偵察しておきたいところがある。
市街地近くの温泉で九州温泉道八十八湯に入っている城山長寿泉。
ナビに従って進むと坂をぐんぐん上っていく。ええっ、市街地の近くにこんな山があったんだ。


これは洞窟?西郷さんの銅像、土産物屋、、、何か思いっきり観光地じゃないの(笑)


九州温泉道に選ばれているということは、泉質は間違いないのだろうが、、、ま、温泉はまた今度。

駅前でレンタカー返却。やっぱり旅の終わりに空港まで運転する自信はないので・・・バスで爆睡(笑)

終わり。
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市比野温泉みどり屋

2017-09-05 23:26:26 | 温泉・お風呂屋
鹿児島の続き。

藺牟田池をあとにしてやって来たのは市比野温泉。みどり屋という旅館のお風呂が九州温泉道八十八湯に
入っているのだ。加えて、藺牟田池の載っていたパンフレットにここの写真も大きく載っていたのだが、
古い建物でかなり魅力的。建物見学も兼ねられるのだから、行かない手はない。

ここは以前、川内でバスの時間を間違えたために寄ることができず心残りとなっていた所で、今回リベンジである。

市比野温泉街に入ると、おぉ、なかなかいい感じ。タイルがびっしりと貼られたこんな建物も。
食堂だったのだろうか。


正方形のタイルが貼られたショーケース下。3ヶ所、笹の葉型のタイルで埋められた部分は、もともと
広告でも入れていたのかな?




さてここが目的の割烹旅館みどり屋。ぱっと見そんなに古そうにも見えないが・・・頭上に掲げられた
木の看板の右から左に書かれた文字が時代を物語る。


ドアをガラリと開けると、、、うわぁ!レトロ!
目の前に階段がど~んと。玄関に向かって床の間(?)があったりして何だか遊郭建築っぽくもあるが
それよりは開放的で明るい感じかな。割烹旅館だからやはりちょっと派手なインテリアなのだろうか。


大きな時計がインパクトあるなぁ!奥にも階段が見えているし、これは楽しそうだなぁ~


みどり屋は道路側から見ると2階建だが実は3階建で、浴室は階段を下りたB1にあった。
お風呂もレトロ!玉石タイル貼りの丸くかわいい浴槽に、とろとろでぬるめのお湯がなみなみと溢れている。
爽やかな温泉を独り占めして、リラ~っクス!


横長の滑り出し窓から覗くとそこは川で、岩の間から流れ落ちる滝が見えた。


心ゆくまで極上温泉を楽しんだあと、ちょっと館内を見せてほしいと言ったら快諾頂き、ひとりでウロウロ。




2階にはお座敷があった。そんなに大きくない建物だが階段があちこちにあってちょっとした迷路宿(笑)。




さてみどり屋を出て温泉街をうろつく。みどり屋の裏手は城後川が流れるが、この場所では岩盤が露出して
滝となっている。落差は4~5m、ちょっとした渓谷のような表情を見せる。何でここだけ!?




市比野温泉は源泉数も多く狭いエリアに結構な数の温泉旅館が集まっていたようだが、やはり廃業して
しまった古い旅館がぽつぽつあるのは、他の温泉地でもよく見る光景。
この市比野荘もひと気はなくかなり前に廃業されたようだ。。。


川の上手へ向かって歩くと、アーチの石橋発見!


アーチがよく見えるところはないかと草むらに入るとくっつき虫が、、、(苦笑)

この橋は上之湯橋で、ネットで調べたところ1905(明治38)年の架橋らしい。

昭和時代に設置されたと見える欄干にはこんなモチーフがついていた。ホッケー?何か関係あるのかなぁ??

後で調べてみたら、市比野温泉がある樋脇(ひわき)町はホッケーが盛んで、「温泉とホッケーの町」という
キャッチフレーズらしい。へぇ~~

続く
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鹿児島空港から温泉三昧

2017-08-25 23:45:07 | 温泉・お風呂屋
ここらでまた古い旅の記事も・・・季節はずれだが、去年の冬に行った鹿児島旅のことを。

年末も迫る12月下旬、半年ぐらい前に予約しておいたピーチで鹿児島へ。
鹿児島空港は朝イチに到着してすぐに動き出すにはレンタカーがいい。幸い暖かく天気もよいので
予定通り北方向へ向かい、夕方までに湧水町、えびの方面でまだスタンプをゲットできていない
温泉をめぐる計画だ。うまい具合に次々と巡れる位置に温泉がある。
実はこれ、早くに楽天スーパーセールで予約しておいた1000円レンタカー。
セールが始まるやいなや、目的地も決めないまま取っておき、レンタカーに合わせてあとから
ルートを決めたのである(笑)。

下道を走り湯之尾温泉へ。ここは2016年から九州温泉道八十八湯にラインナップされたところ。
広々した平地の田園地帯の真ん中を流れる川内川沿いに建つ、早水荘という一軒のこぎれいな宿がある。
チェックアウトのお客の荷物が大量に玄関に置かれているのを見ると、なかなか人気の宿のようだ。
浴室は離れになっていて、この時間だれもおらず独り占め!

菱刈金鉱山から湧き出しているというお湯はさらさらしてくせがない。金が溶け込んでいる・・・なんて
ことはあるはずもなく(笑)、底の石を踏むと黒くなったのは鉄分だろうか。

さぁ、体が温まったら眠くなってくるが、、、さらに北へ向かって走り、以前一度訪れた鶴丸温泉へ再び
やってきた。前回来たときはまだスタンプ帳を持っていなかったのだが、今回は無事スタンプゲット。


前と全く変わらず、ゆるーい空気が流れる脱衣所だが、あとからお客がひとり、またひとりやってきた。


モール泉特有の石油臭いにおいとカラメル色のお湯は相変わらずなみなみと浴槽に溢れていた。
う~ん、すべすべで気持ちいい~~


体温と同じ温度のお湯に体が溶けそうな感覚・・・
古くてお世辞にもきれいとは言えない施設だが、抜群に個性的なお湯はやはり来て良かったと思わせる。


また鶴丸駅を覗いてみるが、列車が来る気配はない。さっき浴室にいたとき列車の音が聞こえていたから
もうしばらくは来ないだろう。

さて次に向かうは宮崎県域、吉田温泉。鶴丸温泉からは15分ぐらいしか離れていない。。

途中で道端に見えた原口温泉はすごいインパクトあるなぁ!車を停めて近寄ってみたが鍵が閉まっていた。


車なら京町温泉から7~8分で吉田温泉に着く。距離にして3km、歩けない距離ではないが
見知らぬ地での3kmは倍ほどの距離に感じるもの。バスもなくアクセスが悪くて前回はあきらめたのだった。


おや、あれはなんだ?目当ての亀の湯を通り過ぎた先に古そうな小屋が・・・あれは浴場じゃないのか?


敷地内には年季の入った旅館らしき建物も。今も営業しているんだろうか??


小屋の方を覗いてみると、こちらはなんとなく現役感があるな。脱衣所から下へ降りる階段がある。
やっぱり温泉か!?階段で降りていく構造は地の底から湧きだす源泉へ少しでも近づくためだ。


う~む、これは期待が持てる。入れるならこちらも入ってみようか。誰もいないがちょっと偵察。


うおぉ!建物の外観とはうらはらに半地下の浴室はきれいなお湯が四角い浴槽に満ちていた。

旅館の半開きの入口から「すみませーん」と声をかけてみたが無言。。。
誰もおらずあけっぴろげなこの温泉に一人勝手に入っていってお湯に浸かる勇気はさすがになかった。

とりあえずさっきの亀の湯に戻り、300円をカンカンに入れて、いざ入ろう!!スタンプもゲット。
こちらもレトロでいいなぁ~!柵に囲まれた番台にはコタツが設えられている。マッタリできそうなスペースだ(笑)


おぉ・・・浴室全体が赤っぽい。鉄分が含まれているようで排水溝はオレンジ色に染まっている。。
しかしお湯は無色透明でさらさら流れていく。


置いてあったコップでお湯を口に含むと・・・んっ、これは炭酸泉!?
お湯に浸かると・・・みるみる泡が!やっぱり炭酸泉だ。しかもかなり強いんじゃない!?気持ちいい~~

気持ちよすぎて、鹿の湯はもう入らなくていいや。。。

続く
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