
八ヶ岳主峰 赤岳の山頂直下の稜線にある風呂付きの山小屋、赤岳天望荘です。
料金などの詳細は赤岳天望荘公式ホームページでご確認ください。
※素泊まりのため、食堂・食事の様子は取材していません。

天望荘の営業は常時開放型とは少し違ってました。
8月後半の平日、天候不良のため予定より大幅に早く正午過ぎに小屋に入れてもらおうとしたところ、売店は休業中で宿泊者は14時まで受付できないと断られました。土日祝日はどうなのかな?
宿泊者のみ、仮受付すれば営業開始までの間を休憩室で過ごしてよいそうです。外来は入室不可。
「利用案内」の紙を配布してもらえました。
<←壁に貼ってあった同案内。クリックすると大きい画像が見れます>
※ご宿泊者は、お湯・お茶・コーヒーが無料となっております。
セルフサービスで利用してください。
お飲み物の利用時間は午後2時~7時迄です。 朝は午前5時半~7時迄です。
※天水(雨水)を利用していますので、飲料水はありません。
お水が必要な方は、ミネラルウォーターをお買い求めください。
※食堂・談話室以外での飲食は厳禁。 館内は、全館禁煙です。ご協力ください。
食堂のご利用は、午後7時迄です。談話室のご利用は、午後9時迄です。
※ご宿泊者は、トイレ・お風呂も無料でご利用頂けます。
※消灯時間は午後9時です。枕元に懐中電灯等照明をご用意の上、就寝して下さい。
消灯後は、トイレへの移動等を含め、お静かに願います。
※退出の際は寝具を元通りに戻して下さい。
お風呂の利用時間
女性 14:00~15:20・18:30~19:20
男性 15:30~16:50・19:30~20:20
天望荘の造りは変わっていて、2階建て造りの1階部分が地下に隠れ、2階が地表に出てます。
外見上は建物がふたつに分かれているけど、地下で全部つながってる構造です。
部屋は個室と大部屋あります。個室は地上に出た2階全部で、大部屋は地下に隠れた1階なので暗いです。
個室棟から受付・食堂までの移動は、一旦屋外に出てからとなります。遠回りすれば地下の1階の廊下経由でも移動できるけど、暗いです。

談話室(休憩室)。テレビあり。個室棟につながってます。
個室棟2階。
料金などの詳細は赤岳天望荘公式ホームページでご確認ください。
※素泊まりのため、食堂・食事の様子は取材していません。
[2010年6月 横岳より撮影]


赤岳山頂までは右の写真のように急峻な道を登って
コースタイムで40分。
[2010年6月 横岳より撮影]→
山頂にも頂上山荘が建ってます。
天望荘の営業は常時開放型とは少し違ってました。
8月後半の平日、天候不良のため予定より大幅に早く正午過ぎに小屋に入れてもらおうとしたところ、売店は休業中で宿泊者は14時まで受付できないと断られました。土日祝日はどうなのかな?
宿泊者のみ、仮受付すれば営業開始までの間を休憩室で過ごしてよいそうです。外来は入室不可。

<←壁に貼ってあった同案内。クリックすると大きい画像が見れます>
※ご宿泊者は、お湯・お茶・コーヒーが無料となっております。
セルフサービスで利用してください。
お飲み物の利用時間は午後2時~7時迄です。 朝は午前5時半~7時迄です。
※天水(雨水)を利用していますので、飲料水はありません。
お水が必要な方は、ミネラルウォーターをお買い求めください。
※食堂・談話室以外での飲食は厳禁。 館内は、全館禁煙です。ご協力ください。
食堂のご利用は、午後7時迄です。談話室のご利用は、午後9時迄です。
※ご宿泊者は、トイレ・お風呂も無料でご利用頂けます。
※消灯時間は午後9時です。枕元に懐中電灯等照明をご用意の上、就寝して下さい。
消灯後は、トイレへの移動等を含め、お静かに願います。
※退出の際は寝具を元通りに戻して下さい。
お風呂の利用時間
女性 14:00~15:20・18:30~19:20
男性 15:30~16:50・19:30~20:20
天望荘の造りは変わっていて、2階建て造りの1階部分が地下に隠れ、2階が地表に出てます。
外見上は建物がふたつに分かれているけど、地下で全部つながってる構造です。
部屋は個室と大部屋あります。個室は地上に出た2階全部で、大部屋は地下に隠れた1階なので暗いです。
個室棟から受付・食堂までの移動は、一旦屋外に出てからとなります。遠回りすれば地下の1階の廊下経由でも移動できるけど、暗いです。

談話室(休憩室)。テレビあり。個室棟につながってます。


2人用の個室。なんとも不思議な構造です。
中は非常に狭く、出入り口の床から一段上がった所が布団二枚分の広さの居住空間。
窓下には荷物置きの小さな棚が設けられているので、寝る時はこの棚の下に足を突っ込んで横になります。
とにかく狭いです。
長身の方はここで寝泊りするのは無理かも。
乾燥室はありません。廊下にハンガーかけがあるのでそこに干すか、
室内は壁に2箇所位ハンガーフックがありました。
※どう見ても2人部屋なんだけど、入り口の壁にはガムテープに「4名」と書いて貼ってあったんです。これが意味することを想像するとちょっと怖い…
まさかピーク期にはこの狭いところに4人寝かされる?
3人部屋。こちらは片側二段ベッド形式でした。2人部屋と比べるとまともです。※「5名」のガムテープあり。
荷物置き場がありませんが、2人用よりは多少空間が余るので、床とかに置いておけそう。
個室料金はかなり高いので、大部屋 素泊まりでお願いしたんですが
「今日は空いているから大部屋料金で2人用個室を使ってもいい、
ただし他に単独女性が入って来たら、ご一緒に入ってもらいます」と言われました。
もう少し広かったらまだいいけど、こーんなに狭い個室に他人と二人っきりで肩つき合わすって、
同性だって超気を使ってしまいますよ。
どうか単独女性が増えませんように。祈りつつ寝場所の用意。
夕暮れまで落ち着かず、荷物も広げられなかったけど、結局他に人は入らずひとりっきりで使わせてもらえました。
あーよかった
次々と入る宿泊客はみんな個室棟の地上1階に通されていました。個室料はかからずに済んだのかな?
地下1階にある大部屋の様子を確認しようとしたけど、人が誰も入っていないようであまりにも暗いので、
見に行くことができませんでした。地下って余計怖い
。想像力豊かな人にはお勧めできん。
館内の案内図では大部屋は二段のカイコ棚と少し広い小部屋に区画分けされてるようです。
個室棟の1階(地下)を観察してみたら、一部「半地下」状態で半分地表に出ていて明るくなってました。
この前の廊下がトイレや受付・食堂まで通じてます。
歩いていってみると、奥の真っ暗なところの部屋は小屋スタッフ専用みたいでした。
ここで働きたい人は自分の部屋は地下だって知っておくと随分違うかもです。
「今日は空いているから大部屋料金で2人用個室を使ってもいい、
ただし他に単独女性が入って来たら、ご一緒に入ってもらいます」と言われました。
もう少し広かったらまだいいけど、こーんなに狭い個室に他人と二人っきりで肩つき合わすって、
同性だって超気を使ってしまいますよ。

どうか単独女性が増えませんように。祈りつつ寝場所の用意。
夕暮れまで落ち着かず、荷物も広げられなかったけど、結局他に人は入らずひとりっきりで使わせてもらえました。
あーよかった
次々と入る宿泊客はみんな個室棟の地上1階に通されていました。個室料はかからずに済んだのかな?
地下1階にある大部屋の様子を確認しようとしたけど、人が誰も入っていないようであまりにも暗いので、
見に行くことができませんでした。地下って余計怖い

館内の案内図では大部屋は二段のカイコ棚と少し広い小部屋に区画分けされてるようです。
個室棟の1階(地下)を観察してみたら、一部「半地下」状態で半分地表に出ていて明るくなってました。
この前の廊下がトイレや受付・食堂まで通じてます。
歩いていってみると、奥の真っ暗なところの部屋は小屋スタッフ専用みたいでした。
ここで働きたい人は自分の部屋は地下だって知っておくと随分違うかもです。

ひー 夜中にこんな所 絶対歩けないーっ

大部屋はここを通った先にあるようです。
へっぽこ山ちゃんさんの情報によりますと、
やっぱり地下なので、窓がなく、暗いそうです。

トイレ。外来共用、100円。男女別で洋式・水洗・ペーパーあり。紙は備付けのボックスに捨てます。
便座には布シートが貼ってありました。女性専用トイレでよかったです。

トイレ室内の洗面台。
大きな鏡が3つもついてます。(写真の場所以外にもう1つ)
この水は飲用不適です。
深夜の点灯状況は未確認ですが、明け方3時頃は点灯してました。

さて、気になるお風呂です。 天水五右衛門風呂とかいう名前だったかな? 浴槽はひとつで男女交代制。
薄暗い地下通路をもぐってたどり着くので、秘密基地冒険気分…

カランがひとつ。水しか出なかったので使用をあきらめてしまったんですが、もしかしたら、左の赤い印のついた水色のバルブで熱湯と水と調節するのかな?ああ、きっとそうだ~。写真を見てから気づいた

浴椅子と手桶が複数ありました。もちろん石鹸・シャンプー類は使用禁止です。
お~ 釜だ、釜。
釜飯みたいな風呂蓋(重い!)を外して入湯します。
釜風呂って釜に触れると火傷する印象があったんですが、ここは直火で熱してないので全然平気でした。

この濁りは一体何の成分?汚れってわけでもなさそうだけど。
一番風呂だったので不純物が浮いてる様子もなく、若干お湯に「古い匂い」がして気になるけど、悪くありません。
かけ流しじゃないから混んだ日の遅い時間には、いろいろ浮かんでるんだろうなぁ…
女風呂だったらお湯ってそんなに汚れないんだけど、男風呂って聞いてもすごいし実際も男性の入浴あとっていろいろ問題多いんですよね。(うちの男系家族が汚いだけか?)
入湯~。 くっはぁぁぁ しみるぅ~…

熱めのお湯なのですぐ汗をかいて長湯はできませんが、とてもあったまりました。
食堂の様子は写真を撮れませんでした。
赤岳天望荘はセルフドリンクサービスをやっていて、受付に入ってすぐのカウンターにコーヒー・お茶・お湯のポットが用意されています。宿泊者専用。
外来の人が無断で使用できないように目印として、受付時にプラスチック製の簡易コーヒーカップを支給されます。各自自分の名前を書いて使用。
空いてるから顔を覚えてもらってるだろうとトイレのついでにカップなしで行ったりすると、体よく断られます。
朝食・夕食はバイキング形式だそうです。頼めばお弁当も作ってくれるそうです。
赤岳をバックに赤岳天望荘
【赤岳天望荘の水情報まとめ】
水場なし。飲用・調理用の水は受付のセルフカウンターにあるポットのお湯か、販売のミネラルウォーター(ペットボトル)で補給します。ポットのお湯は宿泊者専用です。
小屋の洗面台から出る水は未処理の天水の為、煮沸しても飲用不適だそうです。
近年では日本の山は黄沙の影響による汚染が強いらしく、
稜線で取れる天水(雨水)はろ過しないで体内に取り込むのは危険との話でした。
小屋で出しているお茶・コーヒーなどの水は全てセラミックフィルターでろ過して使用している為、
調理用の水は受付にあるポットの中の湯を使用するよう言われました。(宿泊者のみ)
翌日の飲料水の確保はこのお湯を1リットル以上ももらえるわけがないので、
ミネラル水には手をつけない節約志向の方は下から担いで上がる以外ないです。
【日の出を見る為のマメ情報】
二日間ガスガスの天候だった為あんまり参考になりませんが…
朝はのんびり、小屋の周辺で日の出を眺めたい人にだけ役立つ情報。
小屋を出て個室棟の後尾(上の写真を撮っている辺り)まで歩いて行くと、
奥秩父の山の方角が開けます。ここから日の出はバッチリ、隠すものもなく全開です。
プカプカは夜明け前から横岳の方まで歩いて行って日ノ岳のピーク辺りで
日の出と朝焼けの赤岳(語呂が良いではないか)を見るつもりで天望荘宿泊を選んだのですが、
ガッスガスーの朝は小屋の後ろでかろうじてガスの切れ間から見ただけに終わりました。
八ヶ岳っていろんな山から見てもいつも朝の姿がすっきりクッキリだったのに
実際そこに登った時に限って天候不良なことが多いの、なぜかしらん トホホ
**********************
この山荘は「赤岳を眺める」計画の時にはまた使うかもしれないけど
あんまり進んで泊まりたいとは思えない内容でした。全体的に。

←お気に召したらクリックしながら一言
「あ ぽちっとな」
水場なし。飲用・調理用の水は受付のセルフカウンターにあるポットのお湯か、販売のミネラルウォーター(ペットボトル)で補給します。ポットのお湯は宿泊者専用です。
小屋の洗面台から出る水は未処理の天水の為、煮沸しても飲用不適だそうです。
近年では日本の山は黄沙の影響による汚染が強いらしく、
稜線で取れる天水(雨水)はろ過しないで体内に取り込むのは危険との話でした。
小屋で出しているお茶・コーヒーなどの水は全てセラミックフィルターでろ過して使用している為、
調理用の水は受付にあるポットの中の湯を使用するよう言われました。(宿泊者のみ)
翌日の飲料水の確保はこのお湯を1リットル以上ももらえるわけがないので、
ミネラル水には手をつけない節約志向の方は下から担いで上がる以外ないです。
【日の出を見る為のマメ情報】
二日間ガスガスの天候だった為あんまり参考になりませんが…
朝はのんびり、小屋の周辺で日の出を眺めたい人にだけ役立つ情報。
小屋を出て個室棟の後尾(上の写真を撮っている辺り)まで歩いて行くと、
奥秩父の山の方角が開けます。ここから日の出はバッチリ、隠すものもなく全開です。
プカプカは夜明け前から横岳の方まで歩いて行って日ノ岳のピーク辺りで
日の出と朝焼けの赤岳(語呂が良いではないか)を見るつもりで天望荘宿泊を選んだのですが、
ガッスガスーの朝は小屋の後ろでかろうじてガスの切れ間から見ただけに終わりました。
八ヶ岳っていろんな山から見てもいつも朝の姿がすっきりクッキリだったのに
実際そこに登った時に限って天候不良なことが多いの、なぜかしらん トホホ

**********************
この山荘は「赤岳を眺める」計画の時にはまた使うかもしれないけど
あんまり進んで泊まりたいとは思えない内容でした。全体的に。

←お気に召したらクリックしながら一言
「あ ぽちっとな」
怒涛のUPにびっくりです。
あまり山小屋に泊まることがないので
勉強になります!ありがとうございます。
本編も期待してますよん♪
でも一番早く公開したい内容だったので、天気が悪くて山に行けないのを利用してしこしこ作りました。
(ある意味むなしい成果なんであった…)
mimiさんがいつか小屋泊まりすることがあったら是非ご活用ください。^^
変に馴れ馴れしくされるのも困りますが、愛想良くしていてほしいですよね。
スタッフの態度ひとつで気分が全然違ってきますもんね。
天望荘の情報参考になります。
でも平日の混まない時に小屋に泊まれるのは羨ましいです。
天望荘は、開山祭の時に、飲み放題になり、前オーナーの人柄も良かったので何度も訪れていますが、数年前にオーナーが世代交代して少し雰囲気が、変わった気がします。
現オーナーもいろいろ考えてやられているようですが、ちょっと取っつきにくいかもしれませんね。
ただ、フリードリンクになったのは、とても良いことだと思います。
タダだとやっぱり飲んでしまうので高山での水分摂取不足で体調を壊すのを防ぐ意味でも良いことだと思います。
その気持ちがある人はちょっと目を見て会話しただけですぐわかりますから。
天望荘の若い女性スタッフはその心を感じることができる笑顔の素敵な方でした。
そうですねぇ、平日に行けるのは本当に助かってます。土日祝に休みが取れても絶対山に行きたくないです^^;
へっぽこ山さんもよく利用されてるんですね、大部屋(カイコ棚)に泊まった事はありますか?
もし何かご存知のことがあったらお名前付きで追記しますのでご一報下さい。
水が貴重な稜線なのにフリードリンクなのは考えてますね。夕食もバイキング形式だというし。(余った食事の使いまわしがないかが気がかりです)
地下に有るので窓が無いのが、個室と比べると寂しいですが、いつも清潔にされていて不快感は、感じたことが有りません。
この小屋の場合、食堂も広いので行くと大体消灯時間までそこで知り合った人達と話をしたりしているので本当に寝るときしか大部屋には、居ませんが・・・。
オーナーは、40過ぎくらいの方ですが、前オーナーが大変賑やかな人だったので比べると物静かな感じがしますが、悪い話は聞いたことがありません。
昨年の小屋の事故後の対応を見ても凄く真面目な方だと感じました。
(泊まってはないけどね・・)
こんなに詳しい情報は滅多に見かけないですよ。
素晴らしいです。
テン泊者にも水情報・日の出情報はありがたいです。
ここの記事がとても参考になりました。ありがとうございます。
確かに稜線の小屋なので水は不便しますし、
あのカップに名前を書いて持ち歩くのは面倒ですが、
コーヒーは飲み放題、食事も美味しかったです。
今回は大部屋ににぎやかな団体さんがいたので、
同行者が個室を選びましたが、
¥12000はちと高いような気がしました。
でも翌日は小屋の前から御来光が見えて綺麗でした。
私のブログに写真をUPしていますので、
お暇な時にでも覗いてみて下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/gatapasya/62233205.html
大部屋はカイコ棚との情報ですが、棚にもいろいろあるかと思いまして
少人数の区画分けがあったか、カーテンはついていたかなど覚えてる範囲で結構ですので教えてください(^^
あそこはお布団は清潔ですね。私は小屋内で知り合った人々と談笑とかはしないので、夜になったらさっさと自分の寝床でいろいろします。そんなわけで部屋の様子が一番気になります^^;
山さんの知ってるオーナーさんは私の時と同じ方かは分かりませんが、緊急時の対応にこそその人の本質が出るのかもしれません。まじめなのはいいことですね。私はきっと側面しか見ることができていないのだと思います。