
11月に千葉の伊予ヶ岳に登って以来、久しぶりの山です

いつもご覧いただいている方にはおわかりかと思いますが、
山に行きたくてしかたないのに、夜の長距離運転がつらくて、いざ家を出ようという時に
どうしても動けなくなってしまう


山に行けることは、ものすごく確率が低い出来事です。
少しでも確率を上げるには、朝の明るい時間に家を出ても間に合う山。
ということで今までは千葉県内の低山くらいしかありませんでしたが、最近はどんどん陽が長くなってくれているので、思い切って県外を選択してみました。
石老山は日の出の少し前に出発すれば間に合う距離なので、家を出る頃は空が薄明るくなっていました。
明るいと運転する時の気持ちが全然違うんです。
町でも山でも、動く景色が見えるだけで運転がすごく楽しくなります。
(以前は夜だってすごく楽しかったんだけど)
千葉からはどの山に行くにも首都圏を通らねばなりません。主要道路は朝5時前から渋滞がはじまるため、東京を抜けるまでが大変だったけど、それでも二時間半ほどで登山口に到着しました。
石老山登山コースデータ

石老山の概要(プカプカ主観)
・杉の木ばかりの針葉樹林帯がどこまでもつづく(植林含む)。 でも明るい清々しい山林。
※春はスギ花粉の飛散量が半端じゃなく、目に見えてすごかった。
・急坂と言うほどきつい道がなく、ヘタレでも歩きやすい。
・山頂は基本的に樹林に覆われていて、
展望は360度のうち90度くらい(?)しかない。
・富士山方面が切り開かれているが
富士山が見える立ち位置がかなり限られている。
・相模湖は山頂からは見えない。途中の見晴台から見えるのみ。
・巨岩がいっぱい。岩を登るような危険箇所はない。
・低層部にはシャガの花らしき群生が多い。
・ギフチョウ(となりの石砂山で有名)が時々現れるらしい。
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石老山駐車場。(写真を取り損なったため上の写真は端っこの一部。本当はもっと広い) 水場と呼べるかわかりませんが水飲み場があります。一見広いスペースですが、半分は相模湖病院関係者以外駐車禁止です。
駐車場にトイレはなし。この付近にトイレありという情報を見かけるけど、もしかしたらバス停から歩いてくる途中にあるのかも。
駐車場から25分登山道を登った所の、顕鏡寺の公衆トイレを借用できます。[下写真]
女性用トイレ内部調査。水洗、ペーパーあり、手洗い場あり(石鹸水は未確認)、鏡つき。照明らしきスイッチあり。
ちなみに、顕鏡寺にも駐車場がありますが、登山者は利用不可です。
飲料水情報。顕鏡寺前に自動販売機があります。お水120円など、町での販売価格と同じです。
それでは登山口に話を戻しまして、7:30 登山開始です。
えーと、いきなりですが、歩きはじめから道を間違えました(笑)
隠しておけばわからないのに、わざわざ暴露。 恥をかいてなんぼってもんさ。
上に載せた水飲み場の写真がありますね。あの奥に、道標は何もないけど踏み跡が続いていたのです。
本当の登山口は駐車場と相模湖病院の間にしっかりと道標も道もあります。注意深く辺りを観察すれば簡単に見つかります。
なのにプカプカはアホなので、駐車場の奥の踏み跡に向かって歩き始めました。
最初は普通に登山道だったんですが、すぐに状況は変わります。
やぶですよー。超やぶこぎですよー全く道ではなくなってきて、ものすごく不安になりました。
道を間違えてる、という認識よりも、石老山ってそんなに人気がない山なのかしらと思ってました。
遭難するのはこういう人間です…
人が通った踏み跡や、やぶに引っ掛けて落としてしまったらしいカメラのレンズフードがあったり、ひっそりと赤テープが巻いてある枝があったりしたので、もう少し進んでみてあまりにも道がひどかったら、あきらめて今日は帰ろうと思ってました。
そうしたら10分もしないでぱっと開けた場所に出られたのです。
さっきの山道は、慣れてる人だけが知ってる裏道だったみたいです。
方位磁石で確認した石老山の方角にゆるい下り坂があって、民家と舗装路に下りられるようになっていました。
地図で見るとどうやら顕鏡寺につづく舗装路だとわかり、ひと安心でした。
※正式な登山道の方は下山時に歩いたので、最後の方で載せます。
舗装路の方が距離はかさみますが、ノロノロ歩いても10分未満で顕鏡寺につきました。
山道の方は登山道に湧き水が流れていて、プチ徒渉がしばらく続いてやりにくかったので、
結果的にこちらの道から登れたことで時間も短縮になったし楽ができて、よかったです。 負け惜しみに聞こえるって?
顕鏡寺の前は「蛇木杉」という杉の巨木がそびえていました。
立派な木。とてもすてき。
樹齢は推定400年なのだそうです。
どんなものを見てきたのですか?
どんな人があなたにふれましたか?
その幹をそっとなでながら、思いを馳せる。
手を合わせて、これから歩いてきますとごあいさつ。
石老山を標す道標は各々の分岐にしっかり設置されています。もう迷わないぞ(笑)
千葉や東京や神奈川の街中の木々は新芽もふくふくと育ち、新緑の色に染まりはじめています。
低山なら同じように新緑のいぶきを感じることができるかもしれない、と期待して来ましたが…
石老山の登山道の樹林は、ほとんどが杉を主とした針葉樹でした。
時々古くて立派な杉の巨木が立っていますが、山奥に進んでいくにしたがって植林帯になります。
針葉樹の道は基本的に薄暗いです。
それでも晴れているとこのように明るい日差しが差し込んきます。
落葉樹林の明るさほどではありませんが、
「望んで望んでやっと来ることができた久しぶりの山」ということもあってか、
いつもなら大嫌いなはずの杉の道が、全く苦痛に感じません。
以前東京の陣馬山に登った時は、苦手な杉の道に鬱々として、途中で引き返したっけなぁ。
野鳥の声がどこまでも響きわたる。 木があって、土があって、足元には葉っぱが生えてる。
あー、今わたしは自然の中にいるんだ。 ここには機械も電気も何もない。
土の上を歩く感触、山のにおいを存分に感じて、気分はかなりウキウキでした。
顔がほころんで、なんだかフニャけてしまいます。
そういう気持ちで歩いていると、何もかもが輝いて見える。
そこにあるものをどう感じるかは“気持ち次第”なんだなぁ…
日々の中で忘れそうになっていたことを、山が思い出させてくれました。
それに、足元の葉っぱたちは元気いっぱい。
山は春のにおいでいっぱいなのでした。
この葉っぱ。これがあちらこちらにたくさん生えていました。そしてそこにはつぼみもたくさんつけています。
つぼみの写真↓
えーっ なになに?何の花が咲くの?ああー気になるぅ いつも見てる花なのかなぁ
咲いてる花を見つけたのは下山の時でした。
さっき道を間違えて歩いてこなかった山道の方。
『駒立岩』という名の巨岩のすぐ近くで、2輪ほど開花しているのを見つたのです。
家に帰ってから調べたら、シャガの花だとわかりました。これ、この間行った千葉の自然公園でも咲いてたー。
もう少ししたら石老山の登山道は、このシャガの花でいっぱいになるんですね。すてきです。
そして忘れてはいけないのが、
いつも春をおしえてくれる、スミレちゃん。
シャガよりもたくさん咲いていました。
マムシグサもたくさん。
のびのびと育ってました。
千葉の山でもいっぱい見つけることができます。
蓮華岩 高さ 約14.5m / 鏡岩 高さ 約23.5m
石老山は10m~20m以上の大きさの奇岩が多く点在しています。山の名に“石”がつくのもこのためでしょうか。
石老山の不思議な岩のことを、いろいろ空想しながら歩きました。
答えを知ってから見て歩くのも楽しそうだけど、一体どんな歴史があるのか、自分なりに考えながら岩に触れて思いを巡らすのも、たのしいものです。
大きな岩や地面に剥き出しになった岩盤は、写真にように丸みのある小石が混ざり合って固まっています。
この岩はどうやってできたんだろう?
石の丸みは水の底で削られてできる。ってことは、石老山は大昔は水の底にあったの?
もしかしたら、山ができる時に水底の土がここまでモリモリと盛り上がってきたのかしら。岩に埋もれたこの小さい石は、その辺でよく見る石と同じようだけど、何万年も前のものなのかも…
はるか昔の海の底で水にあらわれて角がとれた石が、今ここにある。
石が歴史を語っているようでした。
この岩の答えは、下山時に通った登山道の案内板で知ることができました。(朝は通らなかった道)
下記はその写しです。◆石老山の岩の歴史◆
石老山の登山道で見られる岩石は礫岩(直径2mm以上の石のかけらが泥や砂とともに固められてできた岩)という種類の岩石で石老山礫岩と呼ばれています。
石老山礫岩は、今から約600万年前に、深さ数千メートルもある海溝(海底が細長い溝状に深くなっている場所)にたまってできました。
海底にあった礫岩が現在石老山で見られるのは、地球の表面を覆っている岩盤(プレート)の動きによって押し上げられて、山になったからです。
本当にこの岩は大昔に海の底にあった地盤だったんですね。
すごいなぁ。今は山となり、こんなに高い所に…岩はその頃からここにあるのかなぁ。
600万年前!?想像できない。何時代だ。恐竜か??(適当)
これだから自然っておもしろい。 人がつくったものにはない感動が、そこにある。
さくら道ハイキングコース分岐。
地図にはなかったのでどういうコースかわかりませんでした。最近新しくできた道なのだそうです。
さくら道ハイキングコースの情報→石老山に新しいハイキングコース - 相模湖観光協会 公式ホームページ
この道はあとでまた登山道と合流します。
擁護岩と飯縄権現神社。
さっきは顕鏡寺で仏さま、こっちは神さま。
↑石老山の登山道の様子↑
↓道の途中に点在する、小さなベンチ(全て展望はなし)↓
↓八方岩↓
説明書きによると『この岩に登れば八方が見えるといわれているが、東南方面が見えるだけである』
たしかに。 南面は無名のピークの尾根がつづき、東面にはこんもりとかわいい城山と、その左に津久井湖が見えます。
その向こうには都心を通り越して東京湾と、千葉県の低い山並もぼんやり見えてるかもしれません。
東京のビル群って、見えても全然うれしくないなぁ…。
(朝は逆光だったためこの写真は下山時に撮影)
八方岩を過ぎて、先ほどのさくら道ハイキングコースと再び合流すると、そこだけ道の半分が落葉樹林帯になっていました。
針葉樹の中では空を見ることができなかったので、開放感がありました。 ほのかに新芽をつけている木々。
がんばれ広葉樹。こんにちわ、今年の葉っぱ。
融合平見晴台です。テーブル大のベンチがたくさんありました。(写ってない方にもいくつかある)
融合平見晴台からの眺め。ほかは樹林に囲まれているのでこの部分が展望の全てです。
相模湖が見下ろせるのは、石老山のコース中ここだけで、山頂からは見えません。
陣馬山のなだらかな稜線がきれいです。そうか、奥多摩ってあっちだもんね。こんなに近かったんだねー
(あっちの山はみんな植林色してますね…)
左端で一番高く見える少しギザギザした稜線の山は三頭山で、右端の遠くに小さく見える三角に尖った山が、雲取山です。
[カシミール3Dで山座同定] 融合平見晴台まで来ればあとは40分ほどで山頂です。
ここで眺めを楽しんでいたら人がやってきたので、入れ違うように移動しました。
尋ねてもいないのに見える山の説明とか、一方的にはじまる山座同定とか、頼んでもいないのに写真自慢とか…
山男って、とかくめんどくさい。(もちろんそんな人ばかりじゃないけど!)

見晴台から先の山頂下は急坂的なことがガイドブックには書いてあったけど、ヘタレ的に見ても全然急じゃなくて、楽でした。
ちょうど背後から集団で登ってくる人のにぎやかな声が聞こえてきたので、
気ままなのんびりペースはおしまい。一気にラストスパートかけて登りきりました。
石老山 山頂。 ご覧のようにほぼ植林で囲まれています。
富士山側だけほんの少し切り開かれていて、その眺めがこちらです。↓「富士さ~ん、久しぶりに山に来れたよーっ」
こころの中で手をふるわたしに、富士さんはいつも応えてくれる。「おおー プカプカー、そこまで来れたのか、よかったなぁ…」
(そうですわたしは変な人です)
石老山からの展望 山座同定
木は一箇所しか切り開かれていないのですが、樹林が深いため、立ち位置によって見える山が違います。
富士山が見える角度はごく一部しかないのに、そこにわざわざ案内板とか山頂標を立ててあります。
多分山名標と富士山と人とのコラボ記念写真を考慮しているのでしょうけど、
富士山が見える立ち位置がかなり制約されている印象でした。
なんにしても満足、満足…
ここで一時間半以上はボエーっと過ごしてました。なにも考えることなく、ただ呆ける。
山を見て鳥の声を聞いて。おひさまの光があまり届かず寒かったけど、しあわせでした。
一般の方は石老山を通過点として、北へぐるっと大明神山を周って駐車場やバス停に戻るのが定番のようです。
健脚な場合、石砂山まで足を伸ばすそうです。石老と石砂のセット、いいですね。(名前が)
でもわたしにはこれでいいの。のんびり山を歩いて、最後は眺めを楽しむ。
ずっとずっと見たかった景色。山の上に立ちたかったのに立てなかった想い。
そういうものを全部詰め込んで山を過ごしてきました。
[4/14追記]
駐車場から顕鏡寺までの山道の様子を載せるのを忘れてました。真ん中の岩が段差になってる写真、こんな感じが主に続きます。
道は湧き水が絶えず流れ落ちているので、浅瀬を徒渉して歩く箇所があり、足元は多少濡れます。
ただここは針葉樹の森のため、落葉樹の葉より分解が遅く土になりにくいので、普通の土の道のように濡れてもぐちゃぐちゃになりません。
その分滑りにくいことにもなるので、水さえ気にしなければ安定して歩けました。
(でもやっぱり朝の舗装路の方が時間も短縮できて楽かも。特に下山は)
[追記は以上]

石砂山に近いせいか、この石老山でも時々飛来しているという噂をネットで見かけ、
舞い飛ぶ蝶の姿があれば反応して見るようにしていました。
ギフチョウがどんな飛び方をするのかもわからないけど、山頂で一度だけ風にのってすごい速度でハタハタハタと飛んでいく、
アゲハに似た黄色に黒もようの蝶がいました。
カメラを持って追いかけたけど、杉の植林の中に消えていきました。
見たという人がいるんだから、きっといるんでしょう。

大きくて立派な杉の木に、いっぱい抱きついてきました。
←プカプカに抱きしめられた杉
【スギ花粉のこと】
ところでスギ花粉ですが……

この写真(チゴユリのつぼみかな?)の葉っぱにつぶつぶが付着しているのがお分かりでしょうか。
こういう黄色い粉が、午後になると山中にぷわぁ~と飛散していて、目に見えてすごかったです

まるで花粉祭り。
何がひどいって、カメラに付着するんです。
レンズの隙間とかレンズキャップとか、至るところに。
土ホコリよりも粒子が大きいので、カメラを傷めてしまうんではないかと心配になりました。(でも土とくらべてはたけば落ちる軽さ)
スギ花粉アレルギーの方は石老山はご注意ください。


衣服にもザックにも髪にも付着しまくりなので、車に乗る前はバタバタ大変でした。それでも取りきれないだろうなー
こんな花粉がみんな神奈川から東京へ向かって飛んで行くのか…恐るべし戦後復興の名残り。
プカプカも花粉症で、今年はいつもより症状がひどくて3月頃から大変なんですが、
スギ花粉は大丈夫なようで、この日は何ごともありませんでした。
【足首のねんざのこと】
それから足のねんざですが、最近ではすっかり調子がよくなって、全快とまではいかないものの、日常生活には全く問題がなくなっていました。
ふかふかした足場を歩いても痛くなくなったし、しゃがむことができなかったのも今ではできるようになりました。
でも今回の山歩きで、下山の最中にやっぱり違和感を感じました。
テーピングはもういいだろうとサポーターだけ巻きつけていたんですが、山道のように不規則にボコボコした足場でひねりの負荷が足首にかかってしまい、ねんざ箇所の靭帯の緊張感っていうか、ギューっていう詰まった感じがあって、ちょっとひねると少し鈍い痛みが浮上します。
もし一回でも強くひねったら、間違いなく即座にねんざ再発と感じました。
念のためダブルステッキにして、歩き方を意識して痛い方の足首は極力ひねらないように、
固定気味に歩いてなんとかなりましたが、次回からはやっぱりテーピングはちゃんとしようと思います。
まだ「ねんざ癖」があるみたいです。
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さて、帰り道の運転。
近い山なので、いつものように高速代節約と渋滞避けのために途中で仮眠して夜まで過ごすこともなく、
首都高の高井戸ICまでずっと一般道を走りました。(中央道の均一区間代金を節約するため)
最近、首都高が距離別料金とか言いつつ実質200円の値上げになったじゃないですかー
今までの夜間30%割引もなくなってしまったし。
好きで通ってるわけじゃないのに、首都圏を通らないと関東甲信越の地方高速に乗継できない千葉県民。
個人的にはもう用のない東京が、ますます嫌いになるこのごろです


千葉に入っても国道がずーーっっと渋滞していて、家に着いたのは18時過ぎたけど(三時間半かかった)
夜暗くなるギリギリに帰れました。
途中の神奈川県の道もずっと渋滞していて、スムースに走れることなんか全くなかったけど、
あわい緑とピンクに染まったやわらかな印象の山や、道端の分離帯に植えられた木の葉っぱや、
若くてつやつやした草葉のイエローグリーンがとても美しくて、飽きることがありませんでした。

春の色はとてもわくわくする。 長かった冬のおわりが待ち遠しかったこころに、とても響く。
登りたい山がたくさんあります。
昨年は山をやめた方がいいと思い、山行計画もたてずに過ごしていたけど、
今年は春先だけでもいろんな山の計画をたててしまいました。
近くてすぐたどり着ける山。できるだけ夜運転しなくて済む山。
実行できるかどうか、その時の自分になってみないとわかりません。
そうやって少しずつ距離を伸ばして、夜の運転が平気になったら、大好きな北アルプスまで行きたいです。
一気に何もかも元通りにしようとしなくていい。 ゆっくりと自分を癒しながら、前に進もう。
読んでくださってありがとうございました。

とても久しぶりに山レポを作ることができて、とても楽しかったです。
みなさまのお役にたてますように!
プカプカさんのレポがとても親切でわかりやすくて
登りたくなる山ですね~
りっぱな杉や、かわいい花や、眩しい位の葉っぱにあえると山っていいなぁ~って思います。
私も関西の低山で タムシバとミツバツツジに逢いました。この花に逢うと本格的な春の始まりだと感じます。
若葉の季節の美しさは展望にも勝るものがありますが、まだ葉が茂る前だから見える樹間の景色っていうのもいいものですねー
しまさんさんは(お名前の“さん”はつけた方がいいんでしょうか?って前にも質問してましたっけ;;)低山の時は山ごはんに凝るんですね。一緒に登る人がいるとごはんって凝りたくなりますよね。荷物分担できるし。
わたしは基本単独のせいか、低山だといつも以上に適当になっちゃいます^^;
ヤマケイアルペンガイドの東北版を買ったんですよ。ちょうど大震災の少し前に。
宮城とか山形とか岩手とか、登りたいところがたくさんあります。
福島の山も去年はいっぱい山行計画をたてていたんですが、運転障害で結局行けませんでした。今年こそ行きたいなー
夏はアルプス、やっぱり山好きが夏に目指す方向は同じですね(´`*)
関東で「富士山が見える山」を登るように、関西にも○○山が見える山百選とかあるんでしょうか。
わたしは奈良の仏像が好きなので、一度仏像めぐりの旅とセットでどこかの山に登ってみたいと思ってます。
関西の山には東京近県みたいにスギの植林ばっかりの所、ありますか?自然林の山が多いですか?
“ミツバツツジ”で検索すると、関西と思われる山がいっぱい出てきました^^
きっとそちらでは今の季節ミツバツツジの咲く山が多いんですね~
“タムシバ”という名前ははじめて知りました。モクレン?こぶしの花?
山で見たことはありませんが、千葉では自然公園や住宅街などによく植えられて花を咲かせています^^
ところで、プカプカさんは、自動車を止めて電車やバスにするという選択はないのでしょうか。自動車をやめれば、辛い運転もなくなりますし、疲労もずいぶん違いますよ。私も3年前に自動車を手放してからは、もっぱら電車かバスで山へ行っています。もちろん不便なことはあります。車でないと行けない山もありますが、すべての山を登り尽くすことはできないのだから、行けるところで十分満足しています。
若い女性の船頭さんでした。
私は兵庫県の阪神地区に住んでいますので
六甲山(932m)はお手軽で格好の練習場です。
滋賀県の北部の山に行くと天気の良い日は
白山や運が良いと御嶽山が見えます
奈良の山は吉野杉の植林の登山道があります
風のある日は吉野杉が揺れて遥か上で木と木がぶつかりあう音が聞こえます
その逆でブナの森もたくさんありますよ^^
モクレン、こぶし、タムシバ 同じような花ですが
モクレンとこぶしは街中に タムシバは里山に咲いてるという認識です。こぶしには花の下に葉があるけど、タムシバには葉はないです。
奈良には『山の辺の道』があります。
コースもいくつか紹介されてます ネットでググればダウンロードもできます。
ご参考までに…
現在のわたしの山ごはんは基本的に、凝るより手間を減らす方へとやり方が固まってしまいました。
特に単独行の日帰りの時は、あたたかくて汁物であれば、お湯と野菜で煮て出来上がり的なインスタントでOKなんです。
(山にいる時くらいしか食べないインスタントラーメンがこれまたおいしい)
というわけで最近は探究心が全くありません^^;
料理はやっぱり家の中の台所が一番です^^
そんな一言にもなんだかウルっとしてしまいました。
交通機関を利用しない理由については、以前も“こころ”のカテゴリで「山に行きたくとも、遠いその距離」で少し書いたりしてますが、少しだけ箇条書きで失礼します。複合的な理由になってしまうのですが、
・電車などの人が向き合って乗る交通機関がもともと苦手(通勤もマイカー)
・登山の服装がファッション的に好きではなく、近所や街中を出歩くのが恥ずかしい
・山に行くためには東京都内の駅(憂鬱)で乗り換えなければどこにも行けない
本当はまだ5,6個書けるいきおいですが、深いところまで書くことになってしまうのでここまででお許しを。
これだけ書いててもなんだか恥ずかしいです(´`*)