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算数教育

2009-05-22 23:24:07 | Weblog
算数教育



算数科教育史の歴史
(黒表紙教科書、緑表紙教科書、水色表紙教科書、単元学習、現代化、ゆとり)
2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の特徴、教育内容
算数教育の歴史を振り返ると江戸時代においては、寺子屋などでおこなわれていた教育がある。寺子屋では、算盤を用いた珠算など実学的な内容が扱われていたといわれている。いわゆる「読み書きそろばん」のそろばんの部分である。つまり、体系的な数学の知識を得るというのではなく、生活上必要な計算などの知識を得ることが重要な目的となっていた。時代が大きく変化して明治に入ると、教育令、諸学校令、教育勅語が出されるなど、短期間のうちに国家としての教育制度が整っていった。明治初期においては、数と計算の内容を中心として算数と実生活との結びつき、また欧米の様々な教科書が翻訳・紹介されるなど比較的自由な算数教育が展開されている。一方、国内の動きはというと、日本の教師や研究者らが、自らの手で創りあげていこうとする気運はそれほどなかったといえる。
そして1905年に第一期国定教科書『尋常小学算術書(黒表紙教科 書)』が編纂される。それまで多様だった教育内容が画一化される以後、国定教科書は戦前の算数教育を永く支配し、国家統制を強力なものにしたようである。国家戦争の下で、日本の教育は統制に向かっていったといえる。数え主義の徹底や幾何の学習を一部に限るなどのやり方は、国家の教育制度をどう確立するかのスタンスに立っており、この時期の算数教育は、子どもの認識の発達を考慮したものではなかったといえる。
この体性からさらに子どもの認識の発達を重視し、それに見合った教科書を作成するという動きが起こり「緑表紙教科書」が作成された。その内容は、黒表紙教科から大きく変更されている。例えば計算問題ばかりではなく、数と量と図形をバランスよく学習することとされ、目標を数理的思想の育成としている点でそれまでの考え方から大きく転換している。そして、さらに次の教科書として編纂されたのが「水色表紙教科書」である。水色教科書は、内容としては緑表紙教科書とそれほど大きな差は見られないが、一部当時の新しい数学を導入、理科との結びつきを強め実測・実験を重視するなど、内容面において発展が見られる。
そして、戦後においては、生活の重視による科学的能力の育成を目指した「単元学習」が行われる。これは日常の色々な現象に則して、数・量・形の観念を明らかにし、現象を考察処理する能力と科学的な生活態度を養うというものである。この後、「何を、何のために、どのように」教育するのかという「系統学習」へと移行する。次に、アメリカがソ連との国際競争で優位に立つことを目標として数学教育の現代化を行った。それを受け、日本においても数学教育の「現代化」が図られた。しかし、管理体制の問題も重なり子供の負担が増加し批判が起こった。
そして、ゆとりと充実・基礎・基本を重視する「ゆとり」の時代に入る。基礎的な知識の習得や基礎的な技能の習熟を重視し、また時間をかけて数学的な考え方や処理の仕方を生み出す能力と態度を育成することを目的としている。また、教育内容を精選し、創造的な能力の育成を図り、ゆとりある充実した学校生活を実現するとしたが、配当時間は減少し、内容の多くが整理削減された。それにより学力低下や学習意欲の低下などさまざまな問題が指摘される要因ともなった。
そして、現在、「生きる力」を育成する「個性化」の教育の時代へ入ってきている。
このように、算数科教育の内容は、時代背景や国家体制によって大きく変遷をとげて

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TAG :算数教育,教育学,教育,算数科,ゆとり

授業設計

2009-05-22 23:23:34 | Weblog
授業設計



主体的な学習を基本とする授業、知識伝達を重視した授業の比較。
授業設計と評価の特徴を比較する。
従来の知識伝達を重視した課題習得型学習や評価に対して主体的な学習を行う課題発見型学習といった授業設計のタイプについては教育課程における学力観が大きく関連しています。つまり、どのような学力を育てるのかということが当然授業設計、評価に反映されなければならない。これを踏まえて、新教育課程を見ると、基礎的な学力A、基礎的な学力B、発展的な学力、実践的な学力の4つの学力をバランスよく育てることとされています。  これらの学力は。まずこれらの学力がどのようなものか、授業設計のタイプにどのように関連しているかについて述べ、その後それぞれの授業設計タイプの特徴を比較していくことにします。
基礎的な学力Aは「読み、書き、計算」といった学力であって、教科等の学習の基礎となるものです。これらの基礎的な学力はすべての教科の学習の基礎的な学力であり、学校教育だけなく子どもたちの将来の社会生活の基礎ともなります。これら、「読み、書き、計算」のような基礎的な学力を身につけるためには、「繰り返し学習」や「ドリル学習」などの学習方法をとることが必要とされています。
基礎的な学力Bは学習指導要領で明示されている目標と内容に基づく教科等の学力で、子どもたちが学習すべき最低限の基準であると解釈されています。
発展的な学力は、学習指導要領の目標と内容を超えた学習や、複数教科間の関連づけをはかるような学習を通して育成される学力で、基礎的な学力Bが最低限の基準であることを考えると、発展的な学力は、教科書の内容を十分に習得できた子どもに対してさらに発展的に学習をさせることを意味しています。
 実践的な学力は教科の枠を超えて、現実の社会課題や自らの生き方にかかわる課題を発見し、解決しようとする際に身につく学力で、子どもがこれらの課題に対して他人事でなく、自分の事として主体的・能動的に関わることを求めていると考えることができます。
 以上4つの学力に対して、バランスよくどちらの学力も育成することが求められていますが、前者2つの基礎的な学力は従来の知識伝達を重視した課題習得方の授業の設計と評価に密接に関わり、後者2つの新しい学力は主体的な学習を基本とする課題発見型の学習と関わっていると言えます。この二つの授業設計のタイプを比較した場合、以下の項目でその特徴を見ることができます。
ねらい
前者の課題習得型では、基礎・基本となる知識や技能の習得であり、これらの実現のための方法の一例が先にあげた「繰り返し学習」や「ドリル学習」になります。対して後者の課題発見型では、自ら考える力の育成にねらいが置かれることになります。
課題づくり
前者では、教師が課題や問いを作り子どもに提示するという形式であるのに対し、後者は子どもが自らの興味・関心に基づいて課題や問いを作ります。ここで課題発展型学習において留意すべき点は、子どもが学習課題を他の人から与えられるのではなく、自分の事として主体的・能動的に関わるように学習指導を工夫する必要があります。最初から子どもに課題設定を行うように指導するか、まず課題設定の前に全体に共通体験をさせるのかなど、子どもの発達段階やそれまで学習した知識・経験等を考慮して授業設計を行うことがポイントとなります。
正解
前者の場合、唯一の正解であることがほとんどで教師がそれを知っているという状態となっています。一方後者の場合、子どもが課題づくり行うため、正解がない、もしくは複数の正解があるといった場合も

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TAG :英語,子ども,メディア,課題,授業,指導,比較,基礎,知識,方法

適応不適応

2009-05-22 23:23:01 | Weblog
適応不適応



適応・不適応の心理的機制、それらからひき起こされる特徴的行動。
心理学において人間が環境や周囲の人間との間に適切な関係を維持しつつ、
心理的安定が保たれている状態を適応と言う。またそれらの環境の諸条件を調和するためにとる行動や態度の調整も「適応(adjustment)」と呼ぶ。
人は生きていくうえで、単に生命活動を行うだけでなく様々な社会的な活動を行っている。そしてそれは、周囲の環境に対しての反応の繰り返しである。その環境は、当然日々変化しているので、人が生きていくためには、その環境と状況に応じた行動をとらなくてはならない。さらに、単なる生命の保全だけでなく、欲求を満たして行動できるように、行動を調整していくのが人間である。これらの行動全てが適応である。
 それに対して、適応できていない状態、不適応な状態では一般に不安感や焦燥感、劣等感といった心理的に不安定な状態となる。これらは単に心理的な状態だけではなく身体症状(発汗・動悸・頭痛・胃痛等)として自覚されることもある。
 このような「適応」の様態に関して、その元にある人の行動を引き起こす「動機づけ」と欲求の種類、その対立に起因する不適応状態の「葛藤」や阻害されて生じる「欲求不満」、そして、それらへの対処の仕方としての「適応機制」と「防衛機制」がある。これら、適応・不適応とその周辺の言葉の定義を述べることで心理的機制とそこからひき起こされる行動について説明する。
(1)動機づけ
人間や動物の行動には必ず動機が存在する。本能に従って行動する事もあれば、自ら悩み、判断し、行動する場合もある。「動機」によって人間や動物が「目標」に向かって、ある種の行動に駆り立てられる心理的な作用を「動機づけ」と呼ぶ。それには、行動喚起機能と行動目標づけ機能とが含まれている。「動機づけ」とは「動機」が活動している状態であるが、一般的には、「動機づけ」ということばの中に「動機」も含まれているものとして扱われる。「動機づけ」を引き起こす様々な「動機」には、以下に述べるようなものがある。
まず、個体の生命維持にとって必要で基本的な動機である個体保存の動機や、性動機や母性動機などの種族保存のの動機の二つからなる、「生理的動機」。これは「一次的動機」とも呼ばれている。次に、生理的動機とは違い外的報酬を得る事によって解消せず、活動それ自体が報酬となるような動機である「内発的動機」。これには活動動機、感性動機、好奇動機、操作動機などがある。さらに、苦痛や危険から回避、排除するなど経験によって獲得される動機である「学習性動機」がある。これは「生理的動機」が「一次的動機」と呼ばれるの対して、「派生した動機」または「二次的動機」などと呼ばれるものである。具体的には、苦痛や危険から回避したり排除したりしようとする動機、人間にとっての金銭獲得や権力・名声を志向する動機、学習性の誘因動機などがある。次に「社会的動機」と呼ばれる、高い目標を目指しつつ、困難に対処して、自己に打ち克ち、競争場面において人に優りたいとする「達成動機」や、人間などが、授乳による欲求充足よりも、温かい接触による愛撫や安心感を求めるとする「愛着動機」などの動機がある。そして最後に、「自己実現の動機」がある。これはマスローにより、下位の欲求が満たされてはじめて目指すとされているものである。
(2)葛藤
「葛藤」とは、個人の内部に相反する二つあるいはそれ以上の目標が同時に生じて、しかも、それらの同じくらいの程度の関わり合いを望んでいる自分を感じたとき、動きの取れない自己の状況を認

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TAG :適応,不適応,心理的機制,心理学,教育心理学

社会科教育法

2009-05-22 23:22:27 | Weblog
社会科教育法



『3年生または4年生の地域学習について、具体的な学習指導案を作成しなさい。』
第3学年 5組 社会科学習指導案
平成19年9月24日(月) 第2校時 指導者:○ ○○ 1.単元名:神戸市ってどんな街
2.単元設定理由:本単元は学習指導要領の内容(6)に基づいて構成したものである。週末や長期の休みになると観光客が多く見られる神戸の街を知っておくことは神戸市民としての自覚を深める点で意義深いことである。
 まず、神戸市の地図を見ながら、自分たちの学校を基点として、様々な観光名所を紹介する。その際、有名な場所ばかりではなく、あまり知られていない場所も紹介し、クイズ形式で神戸について知らないことを自覚させて神戸の街に対する好奇心を引き出す。次に、班ごとに神戸の街を調べる計画を立て、最終的には神戸市を紹介する新聞を作成させる。そして、それぞれの班が工夫したこと、まとめたものを提示しながら話し合う。その際、互いの良さに目を向けさせることによって、自分の考えを深め、友達から認められる喜びも味わえるようにする。このような学習を積み重ねることにより、学級の中での児童の存在感や役割、責任感を高めさせたい。
3.単元目標
・神戸市の地形や交通の概要、名所などを問題解決学習により理解を深める。
・児童一人一人が学級や班の一員としての自覚を深め、自分に課せられた役割を果たせる責任感を育成する。また、協力して作業し、好ましい交友関係を深める。
・調べる方法を考えて資料を集め、その中から必要なものを選択し、調べたことを他人に分かりやすく伝えられるように工夫してまとめる表現力を身に付ける。
・神戸学検定の存在を知らせ、チャレンジ精神を育む。
4.指導計画(全15時間)
第1次 神戸市ってどんな街・・・・・・・・・2時間
第2次 神戸の名物ってどんなもの・・・・・・4時間
第3次 神戸の交通機関はどうなっているの・・4時間
 第1時 道路の様子や交通機関を調べる
 第2時 バスと電車と地下鉄の違いについて
 第3時 三宮~神戸駅について話し合う(本時)
 第4時 神戸と他地域のつながりについて調べる
第4次 市街旅行パンフレットの作成と発表・・4時間
第5次 神戸学検定の問題にチャレンジ・・・・1時間
5.本時の展開
(1) 本時の目標:三宮~神戸間には多くの鉄道、店、人が集まっている。まず、白地図や資料を通して、どんな店やサービス、案内などがあって、何が足りないかを考慮し、すべての観光客に理想的な神戸とはどんなものかを話し合う。また、交通についても話し合う。
(2)展開
主な活動や内容 指導上の留意点 導入7分 1.前時の学習を振り返る
2.学習目標を理解する
神戸の長所と短所を話し合おう
バスと電車を比較しながら電車の方が便利であるという意見を引き出す
展開
33分 3.話し合いをする
○意見発表
神戸の長所
神戸の短所
三宮~神戸駅について
○長所と短所の考察
長所について話し合う
短所について話し合う
○最終意見の発表
自分の考えを明確にできるようにする
特定の児童だけが発言するのではなく、すべての児童が意見を発表できるような雰囲気を作る
話し合いの視点がずれないように軌道を修正しながら展開する
観光客や外国人になった気持ちで考えさせる まとめ5分 4.本時の学習を振り返る
5.次時の予告を聞く 次は神戸から近畿や全国、世界に出発することを予告する 『5年生の国土産業学習について、具体的な学習指導案を作成しなさい。』
第5学年 2組 社会科学習指導案
平成19年9月27日

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体育概論

2009-05-22 23:21:52 | Weblog
体育概論



『安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性について述べよ』
 まず、学習指導要領によると体育・健康の指導は学校の教育活動全体を通して行うことと位置づけている。具体的には、「各教科」「道徳」「特別活動」「総合的な学習の時間及び業前・授間・放課後」「給食の時間」などの全ての時間帯において、体育・健康に関する指導について配慮することを示唆している。これは、発育・発達の急激な児童期に、体育時間の確保、とくに体力向上のために必要な時間の確保とその効果的な取り扱いについて検討されているものである。また、体育は運動をさせ体力を高めることだけが目的ではなく、保健的内容についてもその知識の習得と習慣形成をも含めているのである。
 全ての人間が受ける災害はその人物の負担を重くして、生活にも大きな影響を与えることがある。このため、生命の尊重にかかる自己及び他人の安全を確保するための基本的な要素である安全教育は学校教育に大きな比重を占めているのである。しかし、事故や災害の発生を未然に防ごうとするあまり、過度に神経質になり、学習指導の展開が消極的になってはいけない。安全教育は望ましい学習指導を展開する中で「安全に処するための身体の支配能力」「安全に関する知識と理解」「安全に対するモラルの向上」「情緒の安定」などを目指し、積極的に指導されねばならない。このことから小学校の安全教育は学習指導要領及び安全に関する文部省の趣旨に基づいて、前述した教育活動全体を通じて指導されるべきなのである。また、小学校の学習指導要領では「安全教育」と「安全管理」といった2つの要点が示されている。
 「安全教育」とは安全に関する知識や理解を深め、安全な行動を取りえるような能力や態度を身につけ、これの習慣化を図ることを目的として、内面的・間接的に働きかけるものである。一方、「安全管理」とは児童の活動に関与する施設や設備、用具など環境の点検や整備とともに使用に関するルールの作成や安全に関する指導・管理のための組織など事故防止を図ろうとする外面的で直接的な働きがけをいう。
 児童が事故に遭遇する多くが、児童の不安全な行動に起因している。児童の不安全な行動は児童自身の「知(知識・理解の程度)・徳(道徳性の定着度)・体(身体の支配能力)」が三位一体となっていないことを意味する。これらが三位一体となることは危険な事象を事前に察知することができる「危険予知能力」を具備させることになるのである。安全教育や安全管理は児童の危険予知能力の発展を目指すことと考えられる。ゆえに、安全教育を行う上で体育の授業は重要な役割を担っているのである。
 危険予知能力は学力や体力よりも重要な能力である。災害に遭う確率が最も高いものは「課外活動(部活動)」によるものである。体育系の部活であれば、多少の怪我は付き物と考えられる。次に高いものは「各教科・道徳」によるものである。体育科での怪我や技術家庭科、美術の刃物を用いた怪我は児童生徒の不注意、教師の監督が行き届いていないためと推測できる。そして、注目すべき項目は3番目に災害に遭いやすい時間帯が「休み時間」ということである。休み時間の事故は回避不可能な災害ではなく、気を付ければ回避することができた災害なのである。こういった災害は起きた後で教師が「なぜ、こうなったのか」と聞くと、児童生徒の多くは「ふざけていました」「遊んでいました」と回答するのである。ふざけていたり、遊んでいたりで災害に遭ったり、遭わせたりする者は「危険予知能力」が欠けているためである。小さな災害によると児童生徒は「

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自己分析所見

2009-05-22 21:07:58 | Weblog
自己分析所見



被験者:○○ ??殿(女性,18歳)
所属:△□大学生
検査施行日時:2006年*月*日午前10:30?12:00(PFスタディ)
       2006年*月*日午前10:30?12:00(TEG)
検査の種類:PFスタディ、TEG
<検査中の様子について>
 心理検査は初めてではないが、検査の空気により少し緊張しているような様子が見受けられた。いずれの検査にも真剣に取り組んでおり、淡々とこなしていた。
 全体に反応性はよく、早く検査は終わった。
<PFスタディ所見>
・GCR%は、53.6%と標準内におさまっている。常識的な適応ができるということであり、普通の社会適応性を持っている。日常生活でごく普通に起こりがちな欲求場面では、必ず世間の常識的な順応の仕方を示せる。
・全体としてアグレッションの方向および型のそれぞれの合計値については、標準値から過度の逸脱は見られず、バランスの取れた反応をしめしている。他責逡巡反応(E’)が高めであり、無責逡巡反応(M’)は低めである。他人にも自分にも、アグレッションの矛先を向けるも、自己主張したり、他人や自分自身に責任の矛先を向けたり、問題の解決に向かうことができなく、フラストレーションが溜まっていく傾向にあると推定される。不満場面に遭遇した場合、自己主張したり、他人や自分自身進の責任の矛先を向けたり、あるいは問題の解決に向かうことができない傾向にある推定される。
・I?Iが標準よりかなり低い。自責、自己非難の気持ちの強さに関係するもので、自己反省心に乏しいといえる。

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宗教改革の展開を政治との関連において説明せよ

2009-05-22 21:07:25 | Weblog
宗教改革の展開を政治との関連において説明せよ



「宗教改革の展開を政治との関連において説明せよ」
 宗教改革の起こった背景からみていく。
 背景はいくつもあるが、ローマ・カトリック教会の搾取に耐えかねた、各国のキリスト教徒の民族主義的な抵抗をまず挙げることができる。自領・自国の教会財産を没収し、領民・国民の支配しようとする、世俗権力者の野望もその一つである。また、1348年のペストの大流行による民衆の激減により、人々は救済を求めていったのである。しかし、民衆を救うのが宗教であり、教会であったはずが、当時の教会は分裂によりその権力を低下させ、身近な聖職者達は堕落し、もとより末端の聖職者を養成する教育機関が無かったのである。
 このような中、マルティン・ルターの宗教改革はドイツでおこる。次に宗教改革の推移についてみていく。
宗教改革の発祥のドイツは当時、一つの主権国家ではなく、神聖ローマ帝国と称し、三百余の領邦と帝国都市の連合体であった。七名の選帝侯が皇帝を選ぶのだが、事実上、ハプスブルグ家が帝位を世襲していた。帝国内の支配権強化をねらう皇帝と、領邦国家化をもくろむ諸侯とが何かにつけて対立していた。したがってドイツはローマ教会に対する宗教的な闘争が、ローマ教会の守護者を自任する皇帝に対する政治的な闘争と結びつきやすい状況にあったといえる。さらにドイツにはローマ教会に批判的な人文学者がいたことや、論争を瞬時に拡大する大量宣伝手段となりうる印刷術が発達していた。一介の進学教授の投じた一石が大きな政治的・社会的運動を触発する条件が揃っていたのである。
ドイツの宗教改革は1517年に始まる。この年、マルティン・ルターは「95か条の提題」を発表する。これはローマのサン・ピエトロ大聖堂再建費用調達のための贖宥状の販売を機に、免償による罪の赦免というカトリック教の教理にたいして疑義を呈していた。免償というのは、在任が教会に蓄積されているキリストともろもろの聖人の功徳にあずかることによって罰を免じられることである。贖宥状はかつて十字軍遠征やローマ巡礼にたいして与えられた。これが簡単に買えるというのだから、罪の意識にさいなまれ、救いを求めていたキリスト教徒にとってこれほどありがたいことはない。しかし、ルターは、金で罪を贖えることや、教会が罪を神にかわって赦すことを不可能であると考えた。人が犯す罪よりも堕落し腐敗した人間性そのものが問題と考えたからである。ルターは信仰や善行によって救われると説いたのである。
ルターの「提題」は活字印刷されて流布し、反響を呼んだ。民衆はルターの教えに救いを信じた。しかし、ローマ教皇はカトリック教会の危険を感じ破門としたが、ルターは精力的に著作活動を続けた。帝国追放を言い渡されたルターはザクセンの選帝侯フリードリヒに保護され、この間ルターの蒔いた種は、様々な政治的・社会的要求と絡み、内乱の嵐を巻き起こす。
「貴族戦争」や「農民戦争」がおこり、その後、宗教改革は領邦君主によって遂行されていく。ルターと宗教改革とに敵対的であった皇帝カール五世はオスマン・トルコ勢力との対抗上、諸侯の協力が不可欠と見て領内の宗教改革を許し、改革派諸侯はルター派の教会制度を採用する。更に改革派はシュマルカルデン同盟を結成し、シュマルカルデン戦争が勃発。後にアウクスブルグ宗教和議が締結される。これにより諸侯は、カトリック教会かルター派教会の選択権を獲るのである。これ以後、ドイツ以外のデンマークやスウェーデン等の北ヨーロッパ諸国に根を下ろすのである。
次にジャン・カルヴァンの宗教改革についてみていく。
カルヴァンの神

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なぜ環境による保育が幼児教育では求められるか述べよ

2009-05-22 21:06:52 | Weblog
なぜ環境による保育が幼児教育では求められるか述べよ



「なぜ環境による保育が幼児教育では求められるか述べよ」
1、幼児の特性について
 人間の発達を考える場合、常にその要因の一つとして「環境」ということがあげられ、人間と環境との関係が問われてきた。古くは「遺伝か環境か」という論争から、やがて「遺伝も環境も」という考え方に変わり、今日では人間の発達は「個体と環境との相互作用の過程」としてとらえられている。
 「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」ではどのように記されているか述べたいと思う。
(1)保育所保育指針
 乳幼児期の子どもの心身の発達・発育は著しく、人間形成の基礎が形成される重要な時期である。しかし、一人一人の子どもの個人差は大きいため、保育に当たっては、発達の過程や生活環境など子どもの発達の全体的な姿を把握しながら行う必要がある。
発達とは、子どもが心身の自然な成長に伴い、それぞれの子どもに応じた自発的、能動的な興味、好奇心や、それまでに身につけてきた知識、能力を基にして、生活環境内の対象への働きかけ、その対象との相互作用の一結果として、新たな態度や知識、能力を身につけていく過程である。
との間で行われる社会的相互作用は、子どもの情緒的、社会的、道徳的な発達のみならず、知的発達にとっても不可欠な体験である。こうした、大人との上下関係とは違う横の対等の関係の中で、自己主張や自己抑制の必要性や方法を学び取っていく。
また、子どもはその生理的・身体的な諸条件や教育環境の違いによって、その発達の進み方や現れ方が異なってくることを認識することが重要である。
子どもの発達は、子どもとその環境内の対象との相互作用を通してなされるものであり、子どもの発達を促すためには、大人の側からの働きかけばかりでなく、子どもからの自発的、能動的な働きかけが行われるようにすることが必要である。
うな環境が構成されなければならない。
(2)幼稚園教育要領
 幼児期には、幼児は家庭において親しい人間関係を軸にして営まれた生活からより広い世界に目を向け始め、生活の場、他者との関係、興味や関心などが急激に広がり、依存から自立に向かう。
 幼児期は、運動能力が急激に発達し、いろいろなことをやってみようとする活動意欲も高まる時期である。
 幼児の生活の場が最も大きく広がるのは幼稚園生活などの集団生活が始まってからである。興味や関心の幅を広げ、言葉を獲得し、表現する喜びを味わう。そのことにより、次第に幼児の自立的な生活態度が培われていく。
付き始め、次第にかかわりを求めるようになってくる。このような対人関係の広がりの中で幼児は互いに見たり、聞いたりしたことなどを様々な方法で伝えあうことによって今まで自分のイメージにない世界に出会うことになる。
 幼児はこのようにして、一人で活動するよりも、何人かの友達と一緒に活動することで、生活がより豊かに楽しく展開できることを体験し、友達の大切さに気付いていくことになる。
、相手も自分も互いに違う主張や感情をもった存在であることに気付くようになるのである。
 このような他者との関係の広がりは、同時に自我の形成の過程でもある。
 2、環境を通して行う教育の特質と意義について
技能を一方的に教えられて身につけていく時期ではなく、生活の中で、自分の興味や欲求に基づいた直接的・具体的な体験を通じて、人間形成の基礎となる豊かな心情、物事に自分からかかわろうとする意欲や健全な生活を営むために必要な態度などが培われる時期である。この時期の教育においては、生活を通して幼児が周囲に存在するあらゆる環境からの刺激を受け止め

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