goo blog サービス終了のお知らせ 

puddinglamode

puddinglamode

社会福祉援助技術各論Ⅱ②

2010-01-16 17:30:11 | Weblog
社会福祉援助技術各論Ⅱ②



「集団援助技術(グループワーク)の展開過程についてまとめよ。」
Ⅰ はじめに
集団援助技術(以下グループワーク)は、集団のもつ影響力を活用して、その集団のも
つ諸問題を解決するとともに、利用者を援助するものである。
グループワークの援助はケースワークと同じように過程として展開される。援助者はそ
れぞれの集団の援助目標を基礎に置きながら、その目標に方向づけられた過程のなかで役
割を果たす。ここでは、グループワークの各過程で援助者がどのような援助をするのかに
ついてまとめる。
Ⅱ グループ・ワークの展開過程
グループワークの展開過程としては、①準備期、②開始期、③作業期、④終結期の 4 段
階がある。
1 準備期
準備期とは、施設・機関において集団援助が必要と判断された利用者たちに対して、援
助者が援助を開始するためのさまざまな準備をするところから、実際に予備的接触を始め
るところまでの段階である。
(1) 利用者への波長合わせ
利用者の一人ひとりを把握しておく。また、援助の取り組みのなかで表面化してくるか
もしれない内容について、あらかじめ掘り起こし、予測をたてておく。..

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :援助,発達,集団,問題,評価,プログラム,課題,グループワーク,技術

社会福祉援助技術各論Ⅰ①

2010-01-16 17:29:41 | Weblog
社会福祉援助技術各論Ⅰ①



「個別援助技術(ケースワーク)の理論と内容について述べよ。」
1 はじめに
個別援助技術(ケースワーク)は、今日に至るまでさまざまに変遷し、発展してきた。
ここではまず、ケースワークの発展の歴史について述べ、諸理論の概要をまとめる。さ
らに、ケースワークの原則や構成についても述べる。
2 ケースワークの歴史的展開
① 慈善組織協会
ケースワークの起源は、1869 年、イギリスのロンドンで生まれた慈善組織協会(Charity
Organization Society ; COS )にある。資本主義の発展と都市化による貧困に苦しむ人々
に対して友愛訪問員を送り慈善事業が展開され、その際の訪問員に対する訓練を通じて次
第に専門的な技法として確立されていった。
COSは 1870 年代後半にはアメリカにも波及し、アメリカ COS指導者であった M.リッチ
モンドなどによってケースワークの理論化、体系化がなされていった。
② リッチモンド
リッチモンドは、ケースワークが対象者に意識的な影響を与えるためには科学的なもの
でなければならないとした。1917 年には『社会診断』を出..

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :環境,心理学,歴史,福祉,アメリカ,社会,心理,ケースワーク,科学

国際福祉研究①

2010-01-16 17:29:14 | Weblog
国際福祉研究①



「日本とアメリカの老人ホームの特色や相違点について概説し、わが国の老人福祉施設
をめぐる今日的課題について述べよ。」
21 世紀に入り、わが国の高齢者は、人口総数も全体の人口に占める割合も急激に高くな
り高齢社会が進んでいる。わが国の平均寿命は、2002(平成 14)年には男性 78.32 歳、女
性 85.23 歳になり、わが国は人生 80 年の世界一の長寿社会となった。誰もが長寿を実現で
きる時代の到来である。しかし、少子化も加速し、高齢者問題が大きな社会問題となり、
介護問題も認識されはじめた。今から 4 年後の 2010(平成 22)年には要介護高齢者が 390
万人に達すると言われている。増加するニーズに高齢者福祉サービスは対応できるのであ
ろうか。
ここでは、日本とアメリカの老人ホームの特色や相違点についてまとめ、わが国の老人
福祉施設の今日的課題について考えてみたい。
1 日本の老人ホーム
老人ホームにはさまざまなタイプが存在するが、ここでは代表的な 2 つのタイプの老人
ホームについて述べる。公的な運営による「特別養護老人ホーム」と、民間運営による「有
料老人ホ..

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :歴史,福祉,日本,アメリカ,介護,経営,高齢者,社会,老人,地域

戦争

2010-01-16 17:28:39 | Weblog
戦争



『戦争を記憶する』を読んで
 昨年末、『父親たちの星条旗』次いで『硫黄島からの手紙』という2本の映画が放映された。これらは同監督による2部作である。アメリカと日本による硫黄島での戦いを双方の視点から捉えたという。監督のクリント・イーストウッドは映画のホームページに次のように語っていた。「…私が観て育った戦争映画の多くは、どちらかが正義で、どちらかが悪だとあいていました。しかし、人生も戦争もそういうものではないのです。…これらの映画を通して、両国が共有する、あの深く心に刻まれた時代を新たな視点で見ることができれば幸いです。」
 本書を書いた藤原帰一氏も、この本でしたいことは様々な戦争の正当化あるいは否定に立ち向かうことではないという。戦争の捉え方や覚え方は、それぞれの社会における歴史的・社会的経験に支えられており、その根拠までさかのぼって考えることが本を書いた目的としている。
 多くの日本人にとって最も印象的な戦争は第二次世界大戦であろう。特に広島の原爆投下は小説や映画の題材にもなり、戦争の悲惨さを伝える象徴として記憶されている。そして日本は終戦を機に、たちまち平和主義になった。しかし、..

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :日本,歴史,アメリカ,戦争,社会,映画,平和,問題,博物館,人文

ヨーロッパ

2010-01-16 17:28:14 | Weblog
ヨーロッパ



【テーマ】
ルソーと『エミール』
ルソーという人物はこれまで高校の授業でも扱われた。彼の著書の『社会契約論』はあまりにも有名である。そのためルソーは世界史のみでなく、現代社会の教科書にも取り上げられる人物である。しかし彼の著書は他にも多くあり『エミール』のその一つである。この著書の内容は教育論であり、『社会契約論』の印象の強い私にとって衝撃的であった。
今回このレポートでは『エミール』を通してルソーがいかに18世紀から今まで影響を与える人物であるのかを探っていきたい。
【授業内容】
ルソーに関して講義では、すでにロックやホッブズによって使用された「自然状態」という概念装置によって人間の良心ならびに徳、そしてその変質の過程を考察した『人間不平等起源論』(1755年)が扱われた。
 彼の論の過程は八段階に分けることができる。その第一段階は人間関係が全く欠如している状態であり、純粋自然状態と呼ぶことができる。そこでは「自然人」は、野獣のような生活をし、その本能が求める以上の欲求を持たない孤独な野蛮人として描かれている。ここで注意すべきは、ルソーがこのような自然人を完全に幸福なものとして描いて..

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :社会,政治,イギリス,哲学,ルソー,自然,人間,平等,芸術,人文

未遂の教唆(レジュメ)

2010-01-16 17:27:47 | Weblog
未遂の教唆(レジュメ)



未遂の教唆
【問題となる具体的場面】
 Aは、スーパーマーケットの金庫がからであることを知りながら、Bに金庫内の金銭の窃盗を教唆した。Bは金庫のある部屋に入って金庫に手をかけたところ、ガードマンの足音が聞こえてきたので、Bは犯行をやめて逃走した。Aの罪責はどうなるか。
一.問題の所在
 まず、未遂犯と不能犯の区別における具体的危険説から、Bには窃盗未遂が成立する。
ところが、それを教唆したAは、Bが金銭の窃盗をするという結果が発生することを認識していない(金庫がからであることを認識している)。それでも、Aを窃盗未遂の教唆犯として処罰できるか。つまり、教唆の故意の内容として結果発生の認識まで必要かが問題となる。
二.判例・学説の整理
【学説】
①可罰説 
 ・刑法は人に構成要件に該当する行為をさせて法益侵害・危険を生じさせることを禁止していると解せる。
   ∴教唆の故意は、正犯が実行行為をなすであろうという認識があれば足りる
    =未遂の教唆は可罰である
②不可罰説
・教唆の故意の要件を正犯に対する犯罪行為意思の惹起の認識・予見とともに、
既遂惹起の意思が必要。
 ∴正犯と同じ認識..

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :刑法,総論,未遂,教唆

父親像の性役割への影響

2010-01-16 17:27:19 | Weblog
父親像の性役割への影響



1.目的
 本実験では、性役割尺度と父親像尺度の2つの尺度を使用して、①その因子構造を明らかにすること、②性役割観への父親像の影響の有無について、質問紙法を用いて調査することを目的とした。また、今回は質問紙の分析方法として因子分析と相関を用いた。前述の2点とあわせ、これらの質問紙の分析手法を理解することも本実験の目的の1つである。


2.方法
1)被験者
XX大学の女子学生32名

2)実験用具
・質問用紙:2つの研究(柏木・若松,1994; 岩立・降矢,1997)で使用された、性役割尺度と父親像尺度を利用した。
・筆記用具
・コンピュータ(SPSSを用い統計処理を行った)

3)手続き
①質問用紙(別紙参照)を配布し、各自で記入を行った。
②記入した質問用紙を回収し、集計を行った。
③SPSSのデータシートにデータを直接入力し、データファイルを作成した。その際、性役割尺度の21項目の変数名をR1~R21、父親像尺度の10項目の変数名をF1~F10とした。(ファイル名は自由とした)
④データを元に、因子分析(主因子法、バリマックス法)を実施し、2つの尺度毎に適当な因子数を決定した(山際・田中,1997)。また、因子分析の手順は以下のとおりとした。(→何も指定しないと、固有値1のところで因子数が決まる。因子分析は、SPSSの「分析」メニューの「データの分解」の中にある。主因子法が上手くいかない場合、主成分分析を用いる。)

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :心理学実験,発達心理学,性役割観,父親像,因子分析,主因子法,SPSS

青年期の依存

2010-01-16 17:26:46 | Weblog
青年期の依存



1.はじめに
青年期における恋愛の役割というのは、大変重要なものである。この時期における恋愛は、青年が成長する大切な契機であり、恋愛を通して人間的に成長するための重要な経験であり、Havighurst,R.J.(1943)も青年期の発達課題に異性との深い関係を挙げている。また青年期の恋愛関係は親子関係からの依存-分離-独立という、乳幼児期からの親密な関係性の変化の中においても位置づけることができる。Hazan&Zeifman(1994)の調査によると、青年期までにおいて親密な関係の対象が、親から友人・恋人へ移行していくことを見出している。これらのことを踏まえれば、青年期の恋愛および恋愛関係とは、他者を自ら選択して親密な対人関係を形成していく過程であるといえ、そのような過程を経験することによって、心理的離乳や、アイデンティティの確立といった青年期における発達課題を達成する契機のひとつになると考えられる。
また、このような時期の中で、青年たちは恋愛によってどんな問題や障害にも打ち勝つことができるという恋愛のパワーを信じたり(和田,1994)、恋愛によって精神性、生活、人生の質的な向上が起こるととらえていることが明らかにされている(上野,2004)。このように恋愛によって自身がより向上できると感じたり、異性との交際を通して互いを認め、信頼し合うことで安らぎや安心感を得たりするというように、恋愛をポジティブなものとして捉える人がいる反面、異性と対人関係を持つことに対し極端に高い不安を持ったり(富重,2000)、異性に過度に依存し相手に自分の自我が取り込まれるような嗜癖的な恋愛関係を作ってしまう場合もあるとされている。

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!



TAG :依存,恋愛,発達,青年期,対人関係,恋愛依存,アタッチメント.自己解決志向型発達カウンセリングアプローチ