本年度(平成23年)5月中旬、息子の小学校は
例年通り日光移動教室へ出発しました。
移動教室の説明会で、校長は放射能の汚染や原発事故などの社会ニュースには一切ふれておらず、
注意事項はスギ花粉がいっぱい飛んでいますので、アレルギーのお子さんは薬の所持をお願いします、だけ。うちの息子は学年でただ一人欠席。
(ここまでくれば私は正真正銘モンスターペアレント、うるさい親でしょう。)
が、日光は原発から約150キロメートル。ゴールデンウイーク中、日光の放射線量をネットでさんざん調べ、
どう考えても放射線量が高い!!!!という懸念が頭から離れず、学校の説明も対応も不信感がいっぱいで
このままホットスポットへ子供を行かせ、大人になったときにガンや白血病になったら私は行かせた自分が
ぜったい許せないし、学校も先生も許すことはできないだろうという思いにとらわれました。
たかだか数日ホットスポットへ出かけても大差ないという感覚の方もおられるでしょうが、
◎子供は大人の3倍影響を受けやすい。
◎放射性物質が体内にたまるのだから、少しでも子供の体にたまらないよう大人が努力すべき。
◎なぜお金を払ってわざわざ自分が住んでいる場所よりも線量の高いエリアに出向かなければいけないのか?
◎福一の事故はまだ収束していない。
◎政府や東電が事故を過小評価しており実際はもっとひどい汚染じゃないのか??上記の理由が私の頭の中を支配しており、息子を行かせない決断をしたのです。
当時は原発の事故が発生してからまだ2ケ月でしたが、
いまはもう8ケ月がたとうとしています。
5月以降のニュースは
___________________________________________________
■東電1号機「メルトダウン」認める
2011.5.13 01:21
東京電力は12日、福島第1原発1号機で、燃料棒(長さ約4メートル)が冷却水から完全に露出して溶け落ち、圧力容器下部に生じた複数の小さな穴から水とともに格納容器に漏れた可能性があると発表した。東電は、この状態を「メルトダウン(炉心溶融)」と認め、格納容器ごと水を満たして冷やす「冠水(水棺)」作業の見直しに着手した。冷却作業に遅れが出るのは確実で、事故収束に向けた工程表は大幅な見直しを迫られることになった。
■那須塩原・日光の牧草からもセシウム 基準値の10倍超 2011年5月13日
日光市で3480ベクレル、県北は那須塩原市の2カ所でそれぞれ860ベクレルと3600ベクレルの放射性セシウムが検出された。
■子どもの利用施設除染…日光市
小中学など約130施設
雨どいの周辺の土砂を取り除く市職員(栃木県日光市小林の塩野室児童館で) 栃木県日光市は5日、子どもが利用する市内の施設で放射線量が高い「ホットスポット」の除染を始めた。
保育園や小中学校、公園など約130施設が対象。校庭や雨どい、側溝、遊具、砂場などで定期的に放射線量を測り、地表で毎時1マイクロ・シーベルト以上の数値になった場所はすべて除染する。
文部科学省が8月下旬、福島県に学校で除染を行う目安として毎時1マイクロ・シーベルトの基準を示したことを受け、始めた。毎時1マイクロ・シーベルトの基準値は、年間の積算放射線量を、平常時に浴びる限度とされる1ミリ・シーベルト(1000マイクロ・シーベルト)以下に抑えることを目標に定められている。
5日は、日光市内の公園と児童館3施設で作業を行い、文科省の基準値を上回った雨どいや側溝など12か所を除染した。
3~5歳児が利用する日光市小林の塩野室児童館では、雨どいの出口付近2か所で除染を実施した。市職員が雨どいの半径50センチの範囲で表土を深さ約5センチ分取り除いた。コンクリート部分は水をかけブラシでこすって洗い流した。除染後の放射線量は、地表でそれぞれ毎時1・91から同0・22、毎時1・72から0・29マイクロ・シーベルトに下がった。
全施設で9月上旬をめどに測定を終わらせ、基準値を上回る放射線量があった場所は順次除染していく。除染後も定期的に測定を続ける。子どもが利用する市内の施設には放射線量が毎時1マイクロ・シーベルト以上の場所がないようにする。
(2011年9月6日 読売新聞)
日光市は再度の観光安全宣言を行いました
市では、4月5日付けで「日光市観光安全宣言」を行いました。
その後4月12日に福島第一原子力発電所事故がレベル7に引き上げられましたが、市では独自に、3月24日から水の放射線量測定を開始し、4月11日からは空気(大気)の放射線量の測定を開始し、どちらについても健康に影響を及ぼす値ではないことが確認されています。
そこで、市では4月15日に「再度の日光市観光安全宣言」を行いました。
__________________________________________________
4月5日 日光は観光安全宣言を行っておりますが、
それ以後のニュースは上記の事実を読めばわかりますよね・・・
矛盾していませんか?日光市。またそれに追随してホットスポットへ多くの児童を連れて行き
より多く被曝させた学校職員、教育委員会!!!!!数年たって子供が病気になったときは
自分たち管理職公務員はいないし、責任なんてとらなくてもいいから例年通り行事を遂行しただけでは
ないのですか?
本当に子供の未来を考慮してくれていたら、
ホットスポットへ多くの子供を連れて行く愚行はできないはずです!!
同じく子供のために活動しているボランティア社会教育団体PTA
学校から独立して子供を放射能から守る活動なんてまーったくしていませんね、うちのPTAは
子供の健やかなる健康を願っていると表向きは表明している団体ですが
内実は学校の付属団体であり、上部組織は公務員の天下り先です。独立した活動なんて皆無。
暢気な『○○PTA祭り』と題したイベントの企画だけですかね、独立した行事は。
例年通り日光移動教室へ出発しました。
移動教室の説明会で、校長は放射能の汚染や原発事故などの社会ニュースには一切ふれておらず、
注意事項はスギ花粉がいっぱい飛んでいますので、アレルギーのお子さんは薬の所持をお願いします、だけ。うちの息子は学年でただ一人欠席。
(ここまでくれば私は正真正銘モンスターペアレント、うるさい親でしょう。)
が、日光は原発から約150キロメートル。ゴールデンウイーク中、日光の放射線量をネットでさんざん調べ、
どう考えても放射線量が高い!!!!という懸念が頭から離れず、学校の説明も対応も不信感がいっぱいで
このままホットスポットへ子供を行かせ、大人になったときにガンや白血病になったら私は行かせた自分が
ぜったい許せないし、学校も先生も許すことはできないだろうという思いにとらわれました。
たかだか数日ホットスポットへ出かけても大差ないという感覚の方もおられるでしょうが、
◎子供は大人の3倍影響を受けやすい。
◎放射性物質が体内にたまるのだから、少しでも子供の体にたまらないよう大人が努力すべき。
◎なぜお金を払ってわざわざ自分が住んでいる場所よりも線量の高いエリアに出向かなければいけないのか?
◎福一の事故はまだ収束していない。
◎政府や東電が事故を過小評価しており実際はもっとひどい汚染じゃないのか??上記の理由が私の頭の中を支配しており、息子を行かせない決断をしたのです。
当時は原発の事故が発生してからまだ2ケ月でしたが、
いまはもう8ケ月がたとうとしています。
5月以降のニュースは
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■東電1号機「メルトダウン」認める
2011.5.13 01:21
東京電力は12日、福島第1原発1号機で、燃料棒(長さ約4メートル)が冷却水から完全に露出して溶け落ち、圧力容器下部に生じた複数の小さな穴から水とともに格納容器に漏れた可能性があると発表した。東電は、この状態を「メルトダウン(炉心溶融)」と認め、格納容器ごと水を満たして冷やす「冠水(水棺)」作業の見直しに着手した。冷却作業に遅れが出るのは確実で、事故収束に向けた工程表は大幅な見直しを迫られることになった。
■那須塩原・日光の牧草からもセシウム 基準値の10倍超 2011年5月13日
日光市で3480ベクレル、県北は那須塩原市の2カ所でそれぞれ860ベクレルと3600ベクレルの放射性セシウムが検出された。
■子どもの利用施設除染…日光市
小中学など約130施設
雨どいの周辺の土砂を取り除く市職員(栃木県日光市小林の塩野室児童館で) 栃木県日光市は5日、子どもが利用する市内の施設で放射線量が高い「ホットスポット」の除染を始めた。
保育園や小中学校、公園など約130施設が対象。校庭や雨どい、側溝、遊具、砂場などで定期的に放射線量を測り、地表で毎時1マイクロ・シーベルト以上の数値になった場所はすべて除染する。
文部科学省が8月下旬、福島県に学校で除染を行う目安として毎時1マイクロ・シーベルトの基準を示したことを受け、始めた。毎時1マイクロ・シーベルトの基準値は、年間の積算放射線量を、平常時に浴びる限度とされる1ミリ・シーベルト(1000マイクロ・シーベルト)以下に抑えることを目標に定められている。
5日は、日光市内の公園と児童館3施設で作業を行い、文科省の基準値を上回った雨どいや側溝など12か所を除染した。
3~5歳児が利用する日光市小林の塩野室児童館では、雨どいの出口付近2か所で除染を実施した。市職員が雨どいの半径50センチの範囲で表土を深さ約5センチ分取り除いた。コンクリート部分は水をかけブラシでこすって洗い流した。除染後の放射線量は、地表でそれぞれ毎時1・91から同0・22、毎時1・72から0・29マイクロ・シーベルトに下がった。
全施設で9月上旬をめどに測定を終わらせ、基準値を上回る放射線量があった場所は順次除染していく。除染後も定期的に測定を続ける。子どもが利用する市内の施設には放射線量が毎時1マイクロ・シーベルト以上の場所がないようにする。
(2011年9月6日 読売新聞)
日光市は再度の観光安全宣言を行いました
市では、4月5日付けで「日光市観光安全宣言」を行いました。
その後4月12日に福島第一原子力発電所事故がレベル7に引き上げられましたが、市では独自に、3月24日から水の放射線量測定を開始し、4月11日からは空気(大気)の放射線量の測定を開始し、どちらについても健康に影響を及ぼす値ではないことが確認されています。
そこで、市では4月15日に「再度の日光市観光安全宣言」を行いました。
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4月5日 日光は観光安全宣言を行っておりますが、
それ以後のニュースは上記の事実を読めばわかりますよね・・・
矛盾していませんか?日光市。またそれに追随してホットスポットへ多くの児童を連れて行き
より多く被曝させた学校職員、教育委員会!!!!!数年たって子供が病気になったときは
自分たち管理職公務員はいないし、責任なんてとらなくてもいいから例年通り行事を遂行しただけでは
ないのですか?
本当に子供の未来を考慮してくれていたら、
ホットスポットへ多くの子供を連れて行く愚行はできないはずです!!
同じく子供のために活動しているボランティア社会教育団体PTA
学校から独立して子供を放射能から守る活動なんてまーったくしていませんね、うちのPTAは
子供の健やかなる健康を願っていると表向きは表明している団体ですが
内実は学校の付属団体であり、上部組織は公務員の天下り先です。独立した活動なんて皆無。
暢気な『○○PTA祭り』と題したイベントの企画だけですかね、独立した行事は。