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世界基準

2006-09-22 02:40:03 | PSYCHO kui METALLICS
常々言っている事ですが、個人的にはワールドワイドな活動をしたいです。
世界、というとアメリカ・ヨーロッパを連想しますが、まずはアジアです。特に東南アジアには日本の音楽がビジネスになる余地はまだまだあると思います。現実問題としてアメリカ・ヨーロッパとの感覚の距離が近い、という事もあります。

これも常々言い続けていますが、日本の感覚における“良さ”を欧米に伝えるのは至難の技だという事。それは文化の多様さと深みの話になると思います。
文化は、環境が宗教等の価値観、道徳観などを生み、習慣化して形成されていくわけで。
日本に生まれ育った自分達も、アメリカナイズされた生活や価値観に慣れきってしまって見失いそうになる日本的な“良さ”。身体的な特徴もあるけれど、日本の文化は明文化しないおくゆかしさであるとか、覚悟を伴った武士道であるとかの“感覚的”な受け答えにあるんですよね。その“良さ”を伝えるには、少なくとも今はまずアジアだと思うんですよ。

音楽的には、日本のロックは歌謡ロックと呼ばれていて、本格的なロックではない、レベルの低いロックとして洋楽ロックファンから軽んじられていたのですが、90年代に入った頃から欧米のトレンドと日本のロックが遊離しはじめた事をきっかけに、それまで蓄積されていた日本のロックの可能性が90年代半ば頃から一気に華開き、商業的な成功を現実のものとしたバンドが沢山出てきました。しかしそれは歌謡曲、浪曲や動揺から連綿と続く日本の音楽文化からみて自然な事だったと思います。

2000年代に入り90年代の残り香が消え、また欧米のトレンドの追随するようになった今でこそ、さらに自分達のような日本っぽいロックバンドはアジア地域にアピール出来ると思う訳です。
つまり、日本のロックが世界基準になるチャンスがあるのではないかと、虎視眈眈と狙うのです。

まぁ、今は零細どころか不良債権みたいなバンドですが、ぼちぼちやっていきたいです。

佐藤様☆