亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

季節はずれの乳ガンの検診に行って来ました

2016-02-10 | 乳腺・乳ガン
1月はさっさと行き、2月もあっけなく逃げそうなくらい、時が経つのが早いです~。

乳ガンの検診に行って来ました。
良性のしこりが見つかって、このところ、1年に一度、夏に検診してもらっていました。でも、前回、新しいしこりが見つかったので、細胞診で良性と判断したものの、半年で念のための確認することになっていました。今回はエコーだけです。

結果は、良好。しこりは特に育っていません。よかった~。

検査しながら、「某プロレスラーさんの乳ガン報道のあと、忙しかったでしょ?」と聞いたら、ほんとにたいへんだったみたい。1年に一度くらい経過観察をする患者さんは問題ないものの、心配になった初めての人や健診の足が遠のいていた人がどんどん来て、電話がつながらなくなったり、毎月の予約が取りにくくなったり、スタッフの皆さんにはハードな日々だったそうです。

特に、乳頭の後ろのガンは定期検診でも見落とす…なんてウワサがどんどん報道されたから、心配になった人も多かったようですね。
「ほら、エコーで乳頭の辺りの乳腺の様子もよく見えているでしょう?」と説明してくれました。こうやって、患者さん全員に見せながら、安心してもらうのは大変だったでしょうね。でも、ウワサでなく、こうやってキッチリ説明して安心してもらう先生っていいなあと思います。

乳ガンは、内臓のガンと比べると「見えるガン」という人もいるけれど、やっぱり症状が出ない、見えないくらいのうちに、見つけて治療をしたいもの。行政からは40才を過ぎたら2年に一度の検診を補助しているけれど、統計をよく見ていくと、この先生としてはやっぱり1年に一度くらいの検診が安心かなあという感じ。石灰化を見つけるマンモ(レントゲンのマンモグラフィー)と腫瘍を見つけるエコー(超音波検査)の両方ができると一番だけど、どちらかならエコーだけでもできるといいそうです。エコーなら被曝の心配もないし、乳腺が発達していても見えやすいから。還暦くらいまでは、レントゲン(マンモ)で乳腺と見分けがつかない乳ガンを見つけたことがあるよ、とおっしゃってました。へー。
せっかく研究が進んで、治療が発達してきている分野だから、早く見つけられるといいですね。

ガンに限らず、不安でいっぱいになった患者さんの情報は共感できるのがいいところ。生活の工夫もドクターが知らないことはいっぱいにあるから、すごく参考になるんですよね。ただ、医療の情報に限っていえば、まだ混乱していたり専門家でないから整理できなかったりするのは自然なことだと思うのです。だから、そういう情報と上手につきあって行くのも大事なことだなぁと思います。

そんなわけで、次はまた夏にマンモとエコーに行ってきます~。


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