亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

1年ぶりに胃カメラの検査をしてきました~

2009-11-18 | 腹痛&吐き気
今日は、胃の内視鏡検査に行ってきました~。

前回の検査から、もう1年。早いです。
大腸内視鏡やらT3負荷検査やら、しんどい検査がつづいたあとでは、胃カメラが楽勝に思えるから不思議(笑)甲状腺の亢進もひどくないから、夜からの絶食の空腹感もつらくなかったです。

前回と前々回、鳥肌胃炎を指摘されていたので、今回はその確認が中心です。
十二指腸潰瘍と鳥肌胃炎がみつかると、ピロリ菌がお腹に住んでいる可能性が非常に高い(十二指腸潰瘍の85%に見つかり、正常な人は9%しか見つかっていないというレポートもあるくらい)という話を聞いて、前回の検査のあと、ピロリ菌検査&除菌をしてもらったので、今回はよくなってるかなぁ、これで胃カメラ卒業できるかなぁなんて期待して、検査にむかいました♪

鳥肌胃炎は、胃のなかがブチブチに鳥肌みたいな荒れ方をしている状態を言うのですが、ある調査では鳥肌胃炎のない人の胃がん発生率が0.08%に対して、鳥肌胃炎がある人は4.7%が発生したという報告もあるので、ちょっと気になる症状ですなんです。なくなるといいな、と。

今日は、他の外来もあるので、早めに病院へ。
採血があっさり終わってしまったので、検査室を覗いたら、「今日は、早めにまわっているから、どうぞー」と入れてくれました。
「鎮静剤の点滴はしますか?」と聞いてくれて、「検査のあと、30分くらい処置室でお昼寝したらいいよ」と言われたのですが、外来もあるから、今回はパス。

まず、お腹の泡を減らす液体のお薬をコップで飲みます。
それから、ふつうは胃の動きを抑える筋肉注射を打つのですが、このお薬は脈拍をあげて、ドキドキすることがあるので、甲状腺機能亢進症の症状が心臓に出ているわたしは、パス。
そして、今度は喉の麻酔です。ゼリーのようなものを、うがいみたいに喉に注射で流し込んでもらって、砂時計をにぎりしめて3分。前々回、嚥下反応が出て、えずいてつらかったので、喉の奥の方に溜めておこう…としたら、麻酔があっさり効いて、ぜーぜー、むせるし。検査が始まる前から、大量にティッシュを抱えて、唾液を飲まないことになりました(笑)

お部屋に呼ばれて、横になって、さっそく検査です。
「えずいちゃって、胃カメラは苦手なんですー」と先に宣言したら、先生に笑われてしまいましたが、そのせいか、えずく度に、「はい、深呼吸して、力抜いてー、はい上手ですー。上手ですー」と何度も声をかけられて。でも、今日の先生は、とっても上手でした。

何度もやっているうちに、お腹の張り具合から、どのあたりを見ているかが手に取るようにわかるようになっている自分がおかしいですが、胃の出口辺りで「お、隆起が低くなってる」とつぶやいているのが聞こえて、鳥肌胃炎がよくなっているかなぁ、と安心したり(笑)
今回はポリープの生検もなしです♪ だから、時間もちょっと短め。
抜き取ってもらって、「上手でしたよ~」と念押しで励ましてもらって、終了です~!

すぐに、横で画像を見せてもらいました。前回とくらべて、全体的に炎症がなくて、きれいですー!!
十二指腸潰瘍も痕だけがあって、新しいものはないし、逆流性食道炎のバレット食道(これもガン化すると言われますね)も範囲がとっても小さくなっていました♪ 日本人の場合は、バレット食道での発ガンの確率が欧米より低いなんて話もあるんだよ、なんて説明してくれました。
問題の鳥肌胃炎も、きめが細かくなっていますし、ぶちぶちの隆起も確かに低くなっていて、どうやらピロリ菌の除菌で、改善している様子です!!!

…これで卒業? と思ったけれど、改善しているとはいえ鳥肌胃炎はあるので、また来年、確認することに。残念!
「え、来年もう一回ですか?」と聞きなおしてしまいました(笑) 先生も「はい、お待ちしてますよー(笑)」と笑われてました。それによって、定期検査を卒業するか、期間をあけましょう、ということになりました。

とりあえず、ガン化する可能性があって…という要因が減るのは、ほっとします。(気にしていたわけではないけれど。)

というわけで、例年のイベントは、今年は無事にあっさり終わりましたー。
ほっ。

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