亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

耳が聞こえない!

2020-03-21 | 耳・鼻・喉
桜が急に咲き始めて、新型コロナな騒ぎのただ中にちょっと癒しをくれますね。

さて、前回書いた、めまいから2週間経った土曜日の朝、あれ?右耳が聞こえてない…と気がつきました。
聞こえるんだけれど、音がこもる感じ、右耳を枕につけているような聞こえづらさがあります。それに、右を下にして寝る癖があるから耳の奥に圧迫感があって鼻水でも流れて貯まったではなかろうか?と思うような違和感がありました。
なんかよくないぞ!

ふっと、家族が突発性難聴になったことを思い出しました。
急に難聴が起きたら、何を置いても耳鼻科に駆け込むべし!早い方がやれる選択肢がある!ということを家訓みたいに聞かされたものでした。

めまいが酷くて救急のお世話になってから約10日ごろに、再び、動くとめまいが出る症状が1時間半くらいつづいたこともあって、めまいと難聴、耳閉感の組合せから、「きっと内耳だ!」と直感的に考えました。
体のバランスをキャッチする三半規管とか音の振動を脳に伝える信号に変える蝸牛があるのが内耳です。そこにトラブルがあると、なかなか快復がしなかったり、特に早い対応が必要だったりするようなのです。

あわてて調べると、近所の耳鼻科の診療時間ぎりぎり間に合いそうで、駆け込んでみました!
時節柄、ここで病気をもらいませんように!と念じながら、できるだけいろんなものを触らないように待っていたら、一番最後に呼ばれました。

診察では、まずは先生が耳を覗いて、鼓膜を診ます。異常はなさそう。

つづいて、聴力検査です。
小屋のような防音室に入って、ヘッドフォンをつけ、いろんな高さの音がいろんな大きさで流れるので、聞こえたらボタンを押すという、健康診断でもおなじみの聞こえの検査です。
私の前に受診していた小さな兄弟が受付で大騒ぎしている声が聞こえて、検査の音がぜんぜん聞こえない、と思いながら、終了。このおなじみのヘッドフォンで聞くのが「気導聴力」というそうです。

つづけて、「骨導聴力」の検査となりました。
耳の後ろの骨に振動する機械をあてて、その振動で聞く検査で、反対側の耳にヘッドフォンをつけてざーっというノイズが聞こえている中で検査します。
外耳や中耳という外側でなくて、内耳や脳につながっていく神経に問題があると、骨導でも聞こえないということで、どこに問題があるのかを切り分けることができるようです。
さっそく測ったのですが、左はともかく、右は聞こえる前に肌で振動を感じてビクッとボタンを押すくらいです。あー、なんかよくないことが起きてますね…という実感がしみじみと出てまいりました。

結局、右耳の低音の聞こえが落ちていることが判明しました。
気導も骨導も聞こえのレベルはほとんど同じなので、内耳の問題であることは確定です。

125ヘルツ(Hz)とか250ヘルツとか、検査の一番低いあたりの音が50デシベル(dB)くらいでないと聞こえていません。500ヘルツが40デシベル。
だいたい、会話で必要な音域は500-2000デシベルという高さだそうです。音の大きさは、0~30デシベルが聞こえるのが正常範囲と言われています。
40-50ヘルツは中度の難聴と定義する人もいます。
聞こえている左耳も、だいたい25ヘルツで正常値ギリギリといったところというのも、微妙にショックでした。
もともと耳がよかったで、世界の情報量が急に減った感じです。

低音が聞こえてないね、ということで、血流をよくするアデホスコーワ、神経再生をうながすビタミンB12のメチコバール、そして消炎のステロイドのプレドニン15㎎が処方されました。で、夜更かししないで寝てねと言われて、週明けに再診のお約束をして、診察は終了しました。

まずは、早くステロイドの治療に入ること、というのも家訓だったので、ちょっと安心です。
ただ、膠原病などで具合が悪いときには、もっとドンと使うので、15㎎は控えめにも見えます。大丈夫かな、早く治るといいな…と思いながら、週末を過ごしました。

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4 Comments

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Unknown (通りすがる)
2020-03-22 19:57:53
ブログを読んでいて、メニエールでは?と思いました。
数年前、ぐるぐるめまいと難聴でメニエールと診断。
しばらくの間、薬を服用しましたが、ぐるぐるめまいがよくなったのと、メニエール自体は治らないと言割れたのをきっかけに耳鼻科の通院をやめました。
正直言うと、めまいの薬が水薬ですごく重くて持って帰るのが大変だったのと、服用してもしなくても症状に変わりがなかったからです。
時々めまい感は貼りますが、幸いぐるぐるめまいは再発していません。
めまいに関してはあまり気にしないで、帰って体を動かす方が回復早いと思います。
と言うか、ぐるぐるしているときは私は病院に行くことができない状態でした(笑)
Unknown (ぷろぱ)
2020-03-23 21:28:40
こんにちは。
そうなんです。私も聴力検査の結果からメニエールだなと思っていて、続編にあるような状態なのでほぼ間違いないようです。
イソバイトはほんとに苦いシロップで運ぶのも重いお薬ですね。良薬が生まれたらいいのにと思います。

メニエールは症状を繰り返すだけでなくて、進むこともあるから、休み休み様子をみようと思います。
通りすがるさんもどうかお大事に!
Unknown (fake)
2020-05-02 17:18:27
おひさしぶりです!
奇遇ですねぇ、耳は数年前にまったく同じ検査をして、同じように液体のまずい薬を飲みましたよー。
最初は映画館で一人で映画見てて、なんかゴロゴロ音がするなー、隣の映画の音かなー 防音性が悪いのかなーとか思ってましたが、帰り道でも同じ音が鳴って、耳に小指を入れてみたら血液の流れるあのボーーーーっていう音がまったく片耳だけ聞こえなくて、翌日病院に行って、若年性難聴とかいう名前が付きましたが、ある一つの周波数だけ聞こえが悪いのですが、なんとなく今は慣れてしまっています。
そしてそれもよくなったり悪くなったりを繰り返すので、今でもより悪くなった時だけ耳鼻科にいって、、まずい液体をその都度処方されて飲んでいますが、繰り返している状態です。

窓開けて車を運転していると、風切り音がすごく不快だったんですけど、なんか慣れちゃいました。

同じような症状のようにも思えるので、元々の病気とか、飲んでる薬とか共通点のあるものがなんか関係してるんですかねぇ・・・
悪化しませんようにー
Unknown (ぷろぱ)
2020-10-05 09:55:11
fakeさん、こんにちは!ご無沙汰してます。
キノコの季節になると、fake さんの収穫はどうだろうと思っていました。
ブログは、用意した記事をまとめて消してしまって、更新する心が折れているうちに、何ヵ月も経っていました。ビックリ。

耳は、同じく一定の周波数が急に聞こえたり、聞こえなくなったりを繰り返しています。プールの後に片耳に水が残っている時みたい。めまいは起きてないからいいんだけれど。
確かに共通する病気のどこかと関連するのかも!?

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