防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

伊藤市長銃撃事件から今日で1年・・・

2008年04月17日 | 子供の防犯


伊藤市長銃撃事件から今日で1年・・・


本日は子どもの防犯の内容ではございませんのでご了承下さい。

伊藤市長銃撃事件が発生してから今日で丸1年になります。
その後、皆様もご存知の通り、佐世保のスポーツセンターでの散弾
銃乱射事件が発生しました。1年間の間に銃による凶悪事件が長崎
県内だけで2回も発生している事実に改めて背筋が寒くなる思いが
致しました。

両事件でお亡くなりになられた皆様の御冥福を心からお祈り申し
上げます。

昨日、私は仕事終わりに用事があり、家族で長崎市内に行きました。
その後、以前から前売りチケットを購入していて、忙しくて観れずに
いた映画を1人で観に行きました。その映画は「バンテージ・ポイント」
というタイトルで米国大統領がテログループから狙撃され、それを現場に
いた8人の視点から見た様子が描かれていました。

このような映画が撮影される場合、たいてい米国の元シークレットサービス
の方などが警護技術のアドバイザーとして就く事が多いので、私も警備の
勉強の一環としてこのような映画は出きるだけ観るようにしています。

映画のストーリーは当然この場では公にできないですが、二転三転する
ストーリー展開は最近の流行のようです。

映画の間中、ボディガードスクールのインストラクターの方からお聞きした
元イスラエルシークレットサービス指揮官の方の言葉が私の頭の中を
ずっと駆け巡っており、私自身も警備を生業とする者の1人としての責任感
と重責からひどく沈んだ気持ちになってしまいました。

映画館を出て隣接の長崎駅に着くと、私の乗車予定の電車の発車時刻まで
まだ時間がありましたので、駅近くの伊藤市長の銃撃現場を訪れました。

私がその現場を訪れたのは約9ヵ月振り位でしょうか。現場周辺では新に
専門学校が開校されていました。行き交う人々も実際には憶えていらっし
ゃるのでしょうが、そこが事件現場だと忘れてしまっているかのように私
には感じられました。

現場のビルのシャッターの前をふと見ると、どなたかが摘んでこられた紫色
の花が供えられていました。私もその近くで手を合わせ故人の御冥福を祈ら
せて頂きました。

我々も事件以降、防犯ボランティアグループとして色々と活動させて頂きま
したが、本当に意味があったのかと今も自問自答しています。

ただ、いえる事はこれからも微力ながら活動を継続する事がやはり一番重要
ではないかと思います。

6月には以前からご依頼を頂いていたボランティアでのボディガードもあり
ますので気を抜かないように頑張りたいと思います。

ポチッとワンクリックお願い致します
人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログ閉鎖してなくて良かったです (遊佐浩一)
2008-04-17 18:56:36
先般「迷惑発言」をしてしまった遊佐です。
伊藤市長銃撃事件から一年が経過してのですね。
遠く福島の地ではありますが、ご冥福をお祈り申し上げて居りました。

殺人事件は本件の様な「暗殺的な目的」だけではなく、最近の出会い系監禁等のように身近に存在します。
それを如何にして原因追求し、防止に努められていらっしゃる事をご察し致します。

大変では御座いましょうが、これからも頑張って下さい。
返信する
コメント頂きありがとうございます (Ken)
2008-04-17 20:58:49
遊佐浩一様

ご多忙な中コメント頂きましてありがとうござ
います。迷惑発言なんてとんでもないです。
ご指摘頂き本当に感謝致しております。

ブログはこれからも続けて参りますので、どう
ぞご安心下さい。

おっしゃられるように最近は出会い系を利用し
ての拉致監禁や、通り魔的な犯行も多いように
感じられます。全ての犯罪を未然に防ぐ事は不
可能ですが、市民の皆様に少しでも危機意識を
持って頂く事のお手伝いは我々にもできると思
っています。

微力ですが、これからも頑張って活動を続けて
参りますので、遠く福島から見守って頂きたく
存じます。遊佐様もお体に気をつけて、これか
らも頑張って下さい。それでは失礼致します。
返信する

コメントを投稿