防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

池田小乱入殺傷:事件から6年 子供守る取り組み広がる /大阪

2007年06月11日 | 子供の防犯


池田小乱入殺傷:事件から6年 子供守る取り組み広がる /大阪

 ◇防犯訓練や重点パトロール
 大阪教育大付属池田小学校(池田市)の乱入殺傷事件
から6年を迎えた8日、府内の各学校では、不審者の侵
入を想定した防犯訓練や救急救命講習会、重点パトロー
ルなどがあった。事件をきっかけに、学校や地域で子供
を守る取り組みが広がっている。

 府は02年に「安全なまちづくり条例」を制定。学校
や通学路での子供の安全を守るため、学校、府、警察、
府民が果たすべき役割を明記し、同年度からさまざまな
活動をスタートさせた。

 これまでに、公立小学校(大阪、堺両市を除く)の9
5%に当たる602校に警備員を配置。犯罪に遭いそう
になった子供が駆け込める「こども110番の家」の協
力家庭・事業所数は13万軒を超えた。登下校時に住民
が付き添ったりする「子供の安全みまもり隊」は、ほぼ
全小学校区で実施。子供自身が身を守る力を養うための
プログラムの普及にも力を入れている。

 府教委は、事件を風化させないよう毎年6月8日を
「学校の安全確保・安全管理の日」、6月を「子どもの
安全確保推進月間」と規定。池田市がすべての市立小学
校で児童対象の防犯教室を開くほか、豊能町が危険な所
を示した地図を配布するなど、各学校や自治体がさまざ
まな取り組みを進める。

 府警によると、06年に子供が被害者となった主な犯
罪の認知件数は357件で、04年より24%減少した
が、暴行に限ってみると21%増となっており、注意を
促している。

ヤフーニュース
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今年もまた6月8日を迎えました。
池田小事件から丸6年目が経ちました。

私自身、池田小事件が起こった時のこと
が昨日の事のように思い出されます。

以前からブログで書いていますが、私自身
池田小事件のような学校を対象にした凶悪
事件を予見していただけに悔しさもひとしお
でした。

その後、全国的に様々な安全上の取り組みが
なされてはいますが、「子ども達の安全を約束
できる」ものではないと思います。

上記の記事の中にもありますが、
①公立小学校(大阪、堺両市を除く)の95%に当たる
 602校に警備員を配置。
→警備員を配置していれば100%犯罪が防がれる
  という訳ではありません。一体、その警備員が
  どのような教育、訓練を受けたのかにもよります。
  「すべての警備員=防犯のプロ」ではないという
  事です。


②犯罪に遭いそうになった子供が駆け込める「こども
 110番の家」の協力家庭・事業所数は13万軒を超えた。                  
→子どもが緊急時に逃げ込める避難所(シェルター)は、
  多ければ多いほど良い事は言うまでもありませんが、
  肝心なことは「その中身」です。誰でも申請すれば
  登録出来るようなシェルターは逆に子どもにとって
  危険です。このようなシェルターの申請・登録には
  必要最低限の線引き(制限)が必要です。実際に
  長崎県内でも「110番のいえ」のようなシェルタ
  ーの家人が幼児にイタズラをしようとしたという事
  件が起こっています。

 
③登下校時に住民が付き添ったりする「子供の安全みまもり
  隊」は、ほぼ全小学校区で実施。
→子どもの見守り活動も全国的に盛んに行われています。
  しかし、単純に「見守る目」だけを多くすれば犯罪は減少
  するのでしょうか?(現在、確かに「見守り」によって
  犯罪の発生件数が減少傾向にある地区もありますが)
  犯罪者も人間です。当然、犯行を繰り返す中から多くの
  ことを学習します。彼らも既に気付いているはずです。
  『ただそこに立っている大人とセキュリティーの視線で
  子どもたちを見守っている大人の視線の違いに・・・』

  そうです、我々大人も必要最低限は【防犯】について
  学ばなければならないという事です。防犯について、
  最低限、学んだ上で「見守り」を実行すべきだと思います。


④子供自身が身を守る力を養うためのプログラムの普及にも
  力を入れている。

→現在、子ども自身で自分の身を守る力を養うと謳われた様々
  なプログラムが日本国内にあります。どのプログラムを選択
 するかは、各家庭の子どもさんの個性や、向き不向きなどを
 ご参考に親御さんにご検討頂き、ご自分のお子さんに合ったプ
 ログラムを選択して頂ければ良いのではないかと思います。


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