防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

諫早スクールネット~不審者情報メール~

2007年06月13日 | 子供の防犯


諫早スクールネット~不審者情報メール~


6月12日(火)17:00頃、青葉台久山郵便局
近くの道路で、遊びから帰宅途中の小学2年女児が
、空き地に黄色いTシャツを着た男を目撃した。

離れていたので確実ではないが、包丁のようなキラ
キラ光る物を上下に振り回すような動作をしていた。
児童を凝視したり話しかけたりすることもなかった
ので、そのまま家に帰って無事であった。帰宅後、
母親に話し、母親は地区の子ども会長を通じ警察へ
連絡するとともに、学校へも報告した。

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今回の事案は、関係機関への情報提供(報告)が
非常に上手くいった好例だと思います。

しかし、一番の功労者は何と言ってもこの小学校
2年の女児でしょう。彼女が「キラキラ光る物を
持った男性」を不審に思わなかったならば、今回
の事案は公にならなかった可能性が高いと思われ
ます。

女の子のご家族の方も学校の関係者も警察の皆様
も、是非、この女の子をうんと褒めてあげてもらいたい
と思います。

ではなぜ、この女の子はこの不審者を不審だと
認識できたのでしょうか?それはこの女の子だけ
に特別に与えられた能力なのでしょうか?

私が想定した理由は以下の通りです。

①いつも人がいない広場に人がいたから、又は
 いつも広場にいる人と異なった動作などがあ
 ったから

②「キラキラ光る物」を所持し、且つそれを振
 り回すような動作をしていたから

皆様もご存知の通り、実際の刃物は日に照らさ
れると反射します。それは本当に遠目に見ると
キラキラとしていて綺麗に見えます。しかし、
この女の子はそれを的確に「刃物=人への脅威」
と直感的に認識したものだと思われます。
だから女児の記憶に残り、母親に報告したので
す。

このような危険を察知する能力(知覚能力)は、
人間誰でもが本来持っているものです。当然、
それは幼い子どもにもあるものです。
子どもの場合、それらはもっぱら「直感」など
で知らされる事が多いようです。

私の身近でも子どもが自身で不審者を発見したり
、盗撮犯を発見したり、尾行者を察知して逃げた
りと本当に様々です。

我々の防犯教室では既に人間が持っているこの知
覚感知能力を講習を通じて、皆さんに再認識して
頂くことが主題です。

まだ受講したことがないという皆様も是非一度ご
体験下さい。

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2 コメント

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有喜港で不審者 (ママ)
2008-02-14 00:12:36
2月11日(月)に家族で有喜に釣りにいった時、遊んでいる子供をじっと凝視している20代後半の男性があり。釣りにあきて子供たちは車に乗り、車内で遊んでいた。しばらくすると子供が乗っている車のそばにいき、子供たちの遊んでいる車の中を覗き込んでいた。不審に思った私(母)が男の前にたち、睨んだところ、さっと逃げた。(逃げた先は行き止まりだったので再び戻るが、また、戻ったり来たりで結局帰ったようだった。
車に乗り込み堤防を少しでたところで壁にむかい隠れていた。私たちが帰るのをまっていたのか、どうだったのか。あの時、私が男の前にたたなかったらどうなっていたのか後になって少し怖くなってきた。
明らかに怪しいのでメールしました。有喜で短髪、くすんだ黄緑の服、青い小さな布のバッグをもってました。子供たちは目をはなさないように、ご注意を。
返信する
ありがとうございます (Ken)
2008-02-14 13:51:02
TO:ママ様

不審者情報を頂きありがとうございます。
このような不審情報は実生活の中では本当
に多いものですね。

不審者の男性の人相着衣も紹介してありま
すが、当然、場所も移動可能ですし、髪型
や服装、所持品も変装等で容易に変えられ
ますので、こちらのブログをご覧の皆様も
その点をご理解頂いた上で、この情報を活
用して頂きたいと思います。

ママさんのように常日頃から「自分の周囲
に注意を払う」だけである程度は犯罪の被
害に遭う可能性を低くする事ができます。
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