防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

高校生と語る会:安全なまちづくり 高校生、島原署員らと意見交換 /長崎

2006年03月22日 | 子供の防犯


高校生と語る会:安全なまちづくり 高校生、島原署員らと意見交換 /長崎 


島原市の島原署でこのほど、安全・安心なまちづくりに向けた
「高校生と語る会」が開かれた。
昨年に続き2回目で、島原農高、島原中央高など5校の生徒会
長ら10人が参加。アドバイザー役の鐘ケ江管一・島原署協議
会長や島原署員ら9人と意見を交換した。

 (1)少年非行(2)自転車マナー(3)フリートークの3部
構成。高校生たちは「勉強で成績を出さないと認めてもらえない
家庭の生徒が、自分にかまってほしくて万引きを繰り返していた。
自分を受け入れてくれる人が必要」などと意見を述べた。

3月21日朝刊
(毎日新聞) - 3月21日17時1分更新

ヤフーニュース

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今回も少し広い意味での防犯についてです。
この記事にあるように、このような意見交換の場を持つ事は重
要だと思います。今回は各高校の生徒会長のような比較的問題
の少ないと思われる生徒を対象にしての話し合いになったよう
ですが、もっと重大な問題を抱えた非行少年たちは夜の街にい
て、このような表の場に姿を現す事はないと思います。

実際には今回のような場と平行して、徹底して夜の街にいる少年
たちとも話し合うべきだと思います。しかし、実際問題、このよ
うな活動は非常に労力を要するのも事実です(私も一時期、防犯
パトロールをやっていました)。そして、最終的には大抵「家庭」
という問題に突き当たります。問題の根本的な解決には家族の理
解と協力が必要不可欠です。どうしても家庭に協力を得られない
場合は、少年達の周囲の協力者(先生、祖父祖母等)などです。
場合によっては警察などの協力を得なければいけない場合もあり
ます。

昨年、私の知り合いの中学生の男の子がバイク事故で亡くなりました。
一般的には不良少年と呼ばれる子でしたが、一時期は私の家に連泊
したりして、子どもの面倒をみたり、家事を手伝ってくれたり、
手料理を食べさせてくれたりしてくれました。本当に良い子でした。
よく一緒に出かけたりもしました。私から見ると少年の家庭には色々
な問題があったようです。しかし、それでも少年は自分の家庭を愛し
ていました。

事故に遭う前、少年の無免許でのバイク乗車の噂は私の耳にも入って
いました。しかし、それ知っていて止める事をしなかった私も
彼を殺した一人には違いないと思います。

彼と同じような少年を増やさない為にも、私自身、地域の大人の一人
として、いかに同じような少年達と関わってゆくのか?
また彼らの家庭、学校とどう関わってゆくのか?
今後の私の重大な課題だと思っています。

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