防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

登下校時の防犯対策、教職員用の手引を文科省作成へ

2006年08月29日 | 子供の防犯


登下校時の防犯対策、教職員用の手引を文科省作成へ


 文部科学省は来年度、児童・生徒の登下校時の防犯対策などを盛り込んだ教職
員用の危機管理マニュアルを新たに作成し、全国の小中高校や幼稚園などに配布
する方針を固めた。

 登下校時に子供が通学路で犯罪に巻き込まれる事件が相次いだことを受けたも
ので、通学路の安全点検の徹底や、子供への安全教育の推進などが盛り込まれる
見通しだ。

 文科省は昨年12月に「登下校時の安全確保に関する指針」を作成。教職員な
どに対して、〈1〉通学路の安全点検〈2〉登下校時の安全管理〈3〉危険予測
・回避能力を子供に身につけさせるための安全教育〈4〉不審者に関する情報共
有――などを求めている。

 マニュアルの具体的な内容は、来年度設置される専門家会議で検討するため、
文科省は来年度予算の概算要求に関係費用を盛り込む。

ヤフーニュース
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教職員用の危機管理マニュアルを新たに作成し、全国の小中高校や幼稚園など
に配布する事を文部科学省が決定したようです。

専門家会議でマニュアルに掲載する内容の詳細を検討するようですが、
実際にマニュアルだけ作成されても、具体的な説明がなされていないと、現場
が混乱する事も予想されます。

もし仮に「登下校の子供たちには防犯ブザーを必ず携帯させるように周知徹底す
る」という文言がマニュアルにあったとします。しかし、教師や親たちは一体
どんなブザーを購入すれば良いのか?それらの値段は?音量は?ブザー取り付け
る位置は?実際の使用方法は?と突き詰めて考えると、きっと「?」が付くのでは
ないでしょうか?

これらの事を先生が分からなければ一体誰が教えるのでしょうか?警察でしょうか
?教育委員会でしょうか?スクールガードリーダーでしょうか?防犯連絡所長でし
ょうか?

今後の危機管理マニュアルは、詳細が具体的に明記されているものでなければ
ならないと思います。もし詳細が明記されていなくても誰に聞けば良いのかは
最低限分かるようにはして頂きたいと思います。

文部科学省の方々、専門家会議の皆様、形式だけにならないマニュアルの作成
をお願い致します。立派なマニュアルが子供を守る訳ではなく、それらを守り、
実行する「人間」が子供たちを守る訳ですから・・・。


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