パーマ・カット・カラー・増毛、おまかせ! 西国分寺駅、府中市美容室・理容室・ヘアサロン☆PrismA/T「プリズム」☆

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櫛が コームに。

2021年09月04日 | スタッフ日記A/T
櫛の日(9月4日 クシの日 )そうです。
私には とても関係深い日。

私が美容師を目指していた頃
祖母の三面鏡の引き出しには 櫛がありました。

その当時 櫛と言えば 「つげ櫛」が有名ですよね。
丸みを帯びた形の 櫛。
櫛も 色々種類があるんですけど 櫛の歯の数、形状で呼び方も 変わるようです。

祖母の部屋に行くと・・・・
椿油をつけた髪を櫛でときながら(撫でつけるとも言います)
片手をあてて 今でいえば ぴったんとくっついてるようなスタイル。

懐かしい光景です。

つげ櫛は、つげ という木の適度な硬さ、柔軟さをもつ木なので
昔から つげ櫛 として使われていたようです。

しかし 私が美容師になり 「櫛」を手にする頃は 仕事の道具になりましたが、どこ見ても 大体は櫛が コーム と呼ばれ 材質は木ではなく プラスチック等で、できたものを美容師達は使用しています。カタログ見ても そうです。木の櫛もありますが 和装など
特別な時のスタイルなどに 使用されるようになっていると思います。

多分、 庶民が櫛を日常使っていた時代は 技術を駆使して沢山作り上げていたでしょう。

今でも きっと素敵な櫛は 職人さが丹精込めて作っていると思います。
多分 一部の美容師や、それに伴うような職種の方につかわれていると思います。おそらく・・・いまでは工芸品のような物となり、日用品という括りに櫛は 入らなくなったように感じます。
特別の物になっているのではないでしょうか。

その一方で、私達美容師が使うのは
姿を変えた 長方形のセットコームやパーマ、 毛束をとる時に使うリングコームなど 呼び方が櫛でなく「コーム 」 になって 普段使用しています。

時代・・・・なんでしょうね。 笑

そして 櫛も クシ という感じになる頃は 竹の子族が流行る一方で ローラーが流行り 男の子はリーゼントをキメにキメて!!サイドの髪を上にとかし 目を片方細くしながら (本人達は カッコイイ仕草と思っている )😅
キメのポーズ

そして、現代では クシも なんとなく出番が減り 私が知るかぎり皆が使っているのはブラシ。

ブラシの種類の多いこと!!
もう、多種多様です!!

「髪をとかす 」 と、 いうことも
スタイルを作るのに 使用しなくてもいい時があります。

スタイリング剤を使用したスタイルなどです。

7月頃 カラーチェンジしました!
WOW!
この時は ブラシを使ってブローをしていましたが

昨日、なんとザクザクと Myselfでカットしちゃいました!!



だから
スタイリングの時は ブラシを使うのは 前髪だけ💦

時代によって スタイルが変われば
使用するものが変わる。

全てのものが そうなんでしょうね。

でも、時代が変わっても
変わらないもの、
大切にしたいもの、
残したいもの、

そのままであって欲しいと 思います。







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