巡回先の校長先生から、プレゼントをいただいた。
「うちの学校で衛生啓発をしてくれて、ありがとう」って。
プレゼントの中身
・シャワーキャップ(普段使い2つ、使い捨て4つ)
・(写真には撮ってないけど)洗濯ばさみセット
ベナン人女性のヘアスタイルは、髪を編み込むか、
もしくはカツラをつける。カツラは髪の長さも色も自由自在。
雨が降ると、ヘアスタイルを守るために、町でシャワーキャップを被る。 . . . 本文を読む
ベナンの祝日は、宗教関係の祝日が多い。
キリスト教、イスラム教、そして伝統宗教ブードゥー教。
1月10日は、ブードゥー教の祝日。
あちこちの町でフェット(=お祭り)が開かれる。
ベナンの中でも「奴隷街道」「帰らずの門」など、奴隷貿易の歴史を色濃く残す町、ウィダに行ってきた。
ウィダは、ベナンに来て最初の一ヵ月間、ホテルに缶詰めになって語学研修を受けた思い出の場所。
ブードゥー教のお寺や、神様たちが . . . 本文を読む
勤務先である視学官事務所(教育委員会)に、新しいポスターの掲示を見つけた。
ロコサ市のダップェ・ソスゥ市長の写真と共に
‘繁栄し、人がうらやむようなロコサのために、私たちの子供たちの教育を応援しましょう!
学費は無料です。必要な文房具は差し上げます・・・’
簡単に言えば、子どもを小学校に行かせましょう、ということだ。
公立小学校の学費が無料化されて6年。
平日でも学校に行っていない子 . . . 本文を読む
日本文化紹介イベントが終わり、隣町のコトヌーまでタクシーで帰った時のこと。
ベナンのタクシーは乗合だけど、人数が多いので、一台借り上げた。
乗る前に値段を交渉する。
その時乗っていたメンバー(隊員)の行先はみんなコトヌーだったけど、
ドミ(隊員宿泊所)に向かう人(A)と、別の場所へ向かう人(B)とがいた。
値段交渉の際に、「まずAに行って、それからBに行ってください。それで○○フランで」
という説 . . . 本文を読む
なにげなく覗いていたサイトで、たまたま見つけたこんな記事↓
Depuis 2011, l'anglais est la seconde langue officielle et de travail,
pour des raisons économique, et pour faciliter les communications
avec le voisin gé . . . 本文を読む
うちの隣には、外国人で一人暮らしの私を何かと気にかけてくれ、
何かあればすぐに力になってくれる、信頼できる一家がいる。
お父さん、お母さん、7歳と9歳の息子、それに奉公の女の子。
そのお父さんが、私の不在中に亡くなった。闘病生活、6年間。
私は国外にいたから当然、連絡をもらっても携帯がつながらず、帰ってきてやっとその知らせを聞いた。
荷物を置いてすぐに飛んで行くと、親戚の人たちがたくさんいて、お . . . 本文を読む
今回はベナン人への愚痴。
多分、白人だという理由だけで、女性隊員が日常的に経験する、ベナン人男性からのしつこいアプローチ。
典型的なのが次のパターン。
唐突に「君は美しい。僕と結婚しよう」と言われる。
知り合いならまだしも、初対面、通りすがりの人、十代の男の子からでさえ言われることがある。
なんでそんなことを言うかって、たいていは、彼らの暇つぶしである。
もちろん、すぐに断る。
すると100% . . . 本文を読む
アコデジロ小学校の校長室で校長先生と打ち合わせをしていると、
全学年の先生が6人、校長室に集まってきた。
一緒に連れてこられたCP(2年生)の女の子一人。
制服の上からは分からないけど、脱ぐと、小さく細いからだの
腕からワキ、お腹にかけて半身の皮膚が大きくただれている。
思わず目をそむけそうになる。皮膚病?やけどの痕?家庭内暴力?
教室からお姉ちゃんも呼び出されて事情を聴くと「妹は生まれたときか . . . 本文を読む
道端でよく見かけるベナンのガソリンスタンド。
日本のコンビニ並みに、そこかしこにある。
こういう瓶入りのガソリンスタンドがベナンでは一般的。
給油ホースなんてない。ロートを使って直接給油口にガソリンをドボドボ流し込む。
このガソリン、ほとんどがナイジェリアからの違法輸入ガソリン。
正規のガソリンは高いから、ミックスされた安いガソリンで走る。
排気ガスをもうもうと吐き出して。
太陽がジリジリと . . . 本文を読む
ベナンの伝統的宗教は、ブードゥー教だ。
加えて、クリスチャンもいればムスリムもいる。
ニジェール寄りの北部ではムスリムが多く、南部はクリスチャンが多いらしい。
うちは南部なので、ご近所さんにも割とクリスチャンがいる。
全身白装束に白いシャワーキャップの団体を見たときはびっくりしたけど、
ベナン発祥のキリスト教の一派らしい。
ということで、ベナンの(というよりロコサの)12月は、
町の店先でたまに . . . 本文を読む