ベナンでは、買い物をするたびにお釣りがないと言われる。
高額紙幣で払っているならお釣りがなくても仕方ないけど、
たとえば400フランの買い物に500フラン払ったときに、
「100フランのお釣りがない」と悪びれもせずに言う。
しかもいじわるとか嘘じゃなくて、本当にお釣りがないらしい。
客商売のくせに100フランのお釣りも持ってないっていうのが不思議。
宵越しの金は持たないベナン人。
江戸っ子かい! . . . 本文を読む
道端でときどき見かける、こんなもの↓
木の枝に何やら白い布がかぶせられ、赤いヒモが目印になっている。
ヤム芋が数本置かれていることもある。
これは、ブードゥー教のおまじないらしい。
詳しくはわからないけど、願掛けというのかおまじないというのか、
誰かが念を入れてこのような物を置いていったもの。
そしてこれには、決して手を触れちゃいけない。
うっかり興味本位で布をめくって中にあるものを確かめ . . . 本文を読む
ウィダにも本屋さんがある。
基本、本屋さんにいるだけで幸せな私としては、入ってみないわけにはいかない。
なにか本を読みたい!
そこは日本の小さな文房具さんくらいの広さで、
横長のカウンターがガラスのショーケースになっていた。
中をみると、ケースの中には学校参考書らしきものが10冊程度、
まるで高級ジュエリーのように斜めにして飾られている。
他に本はと視線をずらすと、カウンターの背後の棚に、また同じ . . . 本文を読む
私たちベナン隊は、ウィダの宿泊ホテル内でフランス語の授業を受けている。
朝8時から、昼休みをはさんで夕方5時半まで。
一部屋しかないから、2つのクラスのどちらかは青空教室だ。
先生たちは毎日コトヌーから通ってくる。
ベナン人の先生に習うのはこれが初めてだけど、
その教授法と授業の進め方は、日本とは大きく違う。
先生が書く単語を、ひたすら板書。
そして説明が長い!!
一つのことを、三重にも四重にも . . . 本文を読む
ホテル前の道を、ベナン人がぞろぞろぞろぞろ歩いているのを発見。
少し先で「双子のお祭り」があるというのでとりあえず行ってみる。
ヤシの林に囲まれた体育館ほどの広さの土地が会場で、うじゃうじゃ人がいる。
よく見てみると、そこかしこに座り込んで木彫りの双子人形を並べている人たち。
ベナンでは双子が日本よりずっと特別に尊重されている。
神様が赤ちゃんを二人同時に作ったという奇跡的なことだから、とい . . . 本文を読む
アフリカの人たちから見たら肌が白い日本人は、ベナンではヨボ(白人)である。
ヨボは、町を歩くだけで子供たちに大人気だ。
「ヨヴォー ヨヴォー!!!!!!!!!」
といって手を振ってくる。
数メートル歩くごとに子供がいるから、ぼーっとして歩いていられない。
相手をしてると、次から次から
わーーーーーーーーーーーーーーーーっ
と集まってくる。
かわいいけどね。
遊んであげると喜ぶし。
でも、 . . . 本文を読む