~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

東京ディズニーリゾート

2011年12月09日 | 手帳(福祉支援)
先日、娘と行って来ました、東京ディズニーリゾート

久し振りのディズニーです。

28年半前の開園の年から、子ども達が小さい頃までは、
毎年、年2~3回は行っていた場所ですが、
最近では、子ども達は友達などと行くことが多くなり、足が遠のいてました。

この日は午後から、イクスピアリボン・ボヤージュを散策したあと、
仕事帰りの娘と合流して、アフターシックスでディズニーシーを4時間楽しみました。

その時の雑記は、本館ブログに書き綴ってあります。→ココ


ここでは、聴覚障害者へのバリアフリーについて、主に書きたいと思います。


まず、イクスピアリでは、サービスガイドによると、

街内3ヵ所のインフォメーションカウンターに「筆談ボード」を設置いたしました。
どなたでもご利用いただけます。どうぞご活用ください。

とのことでしたが、インフォメーションカウンターに寄る用事もなかったので、
筆談ボードを利用することもなかったです。

最近、筆談ボードを用意して下さる施設が多いですが、
話せる聴覚障害者としては、こちら側に筆談ボードは必要ではなく、
相手側が筆談で対応してくれると助かるものなんですよね。

利用することがあったら、そのようなことを伝えておこうと思っていますが、
筆談ボードを利用する機会がなかなかありません。

イクスピアリ内のツリーの画像を。

 

 


次に、ディズニーリゾートラインに乗って、ディズニーシーへ。

身体・知的障害者割引乗車券は、普通券大人250円のところを130円・小児130円のところを70円となっている。
販売はリゾートゲートウェイ・ステーション駅の乗車券センターで身体障害者手帳あるいは療育手帳を提示するか、
または各駅の自動券売機でインターホンによる購入意思表示の後に購入、
その後改札に身体障害者手帳あるいは療育手帳を提示する形になっている。

と、どこかのサイトで説明があったのですが、
ディズニー公式サイト内にも、リゾートラインの切符販売機周辺にも、
障害割引について、何も記されていませんでした。

よくわからなかったので、リゾートゲートウェイステーションの、
自動改札の横にある部屋の男性キャストに障害手帳を掲示して尋ねてみたところ、
キャストはわざわざ部屋から出て来てくれて、丁寧に説明をして下さいました。

私と付き添いの娘とともに、子ども料金、つまり半額で切符が買えると。

勿論、パスモやスイカを利用する場合は、障害割引はできません。

往復で切符が欲しいとお願いしたら、計算してくれて、代金を渡し、
キャストが切符販売機で割引の切符を購入して下さいました。

その切符には「割引」と印刷されており、
これから先は、障害手帳は掲示しなくても大丈夫だとのことでした。

物凄く感じ良く、そして丁寧で、常に笑顔で対応してくれたことで、
心ウキウキしてしましました。

さすが夢の国ですね。

いつもなら、面倒くさい客だな的な空気を感じたりしますからね。

外見ではわかりづらい障害なだけに、助けたいと言う本能もわかないんだろうな的な。

ディズニーリゾートラインの画像を。

  


そして、ディズニーシーへ。

・特別なお手伝いが必要な方は来園前に東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターへお問い合わせいただくか、
 当日ゲストリレーションまでお越しください。

・インフォメーションブック
障がいのある方や、一時的に体の機能が低下している方にパークを効率よくお楽しみいただけるよう、
サービスや施設についてご案内するものです。
なお、妊娠中や高齢の方におかれましても、各サービスや施設ごとの対応をご確認の上お楽しみください。
“東京ディズニーランド・ガイドマップ”、“東京ディズニーシー・ガイドマップ”の補足としてお使い下さい。

とのことですが、特別なお手伝いは全く必要ないので、
とりあえず、ゲストリレーションでストーリーペーパーと言うものを戴きました。



アトラクションのストーリー、ナレーションの一部などをご紹介してあるもので、
ディズニーの白い封筒にぎっしり詰まっていました。

シー全体のストーリーも楽しめるペーパーもあり。

・園内には手話を勉強中のキャストがいます。
 下記のデザインのピンを胸に付けていますので、目印にしてください。


このピンをつけたキャストは、見つけられなかったです。

と言うか、見つける気持ちが全くなかったかも。

私にとって手話は、外国語と同じなので、全く交流できないですからね。

・ショー手話パフォーマー
デイタイム・ハーバーショー「レジェンド・オブ・ミシカ」では、
手話パフォーマーが世界観に合った手話を取り入れて、ショーを紹介します。(土、日、月に実施)

アフターシックスだったので、夜のショーのみ観れましたが、
手話パフォーマーのいるショーは昼間のショーですね。


・字幕テロップ
ポートディスカバリー内にあるアトラクション「ストームライダー」では、
キャビン搭乗前に“ミッション”の説明が行われます。
その際、ご希望の方には、日本語字幕をご用意していますので、入口のキャストまで声をおかけください。

・字幕表示システム
以下のアトラクションでは字幕表示システムをご利用いただけます。
ご利用の際は、アトラクションキャストへ声をおかけください。

マーメイドラグーンのマーメイドラグーンシアター(日本語、英語、中国語に対応しています。)
アラビアンコーストのマジックランプシアター(日本語、英語、中国語に対応しています。)
ミステリアスアイランドの海底2万マイル(日本語のみ対応しています。)

  


字幕関係も利用できませんでした。

画像の字幕表示システムが利用できるアトラクションに乗らなかったからです。

絶叫系が好きなので、乗ったアトラクションは、タワー・オブ・テラーと、
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮と、センター・オブ・ジ・アースでした。

アトラクションごとにストーリーがあるので、
ストーリーペーパーで復習できて、何倍にも楽しめますね。

シーの画像を適当に。

 

 


よくよく考えたら、リゾートラインが付き添いとともに半額になっただけで、
障害を意識せずに楽しめるのがディズニーなのかもしれません。

勿論、アトラクションの音声など聞き取れていないことも多かったですが、
注意事項などは、字幕付きのモニター映像や図面での説明があったりしたし、
ストーリーの詳細は、ストーリーペーパーで確認すればいい感じですね。

キャストとの対応は、1対1なら特に障害だと言わなくても大丈夫でしたし、
とにかく、ディズニーのキャストは声が大きく発声が良いので、
全体のゲストに対して話してくれている時も、ほとんど聞き取れました。

アトラクションではキャストに申し出れば、
音声から一番近い位置を確保してくれるとのことですが、
私自身は、そこまで対応して戴かなくても、十分だと思っています。

それより、小さい子を連れた人や、身体が不自由な方を対応して欲しいかなと。

そう言えば、ボン・ボヤージュと言うグッズ売り場で、
松葉杖をついた方にずっと付き添って買い物を手伝っていたキャストを見ました。

サービスが行き届いていて、素敵だなと思いました。


ディズニーに行くと、また行きたいって思っちゃいますよね。

心が温まる時間と空間。

来年も行けるといいな。
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