~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

2015年01月30日 | 雑記
前回のエントリーの「今、伝えたいこと」

耳が聞こえなくなった時、希望の光となった目で楽しめるステージ。

その嵐のステージ映像の一部を、Youtubeで探してみました。

ファンの方が作成してくれたものなど色々ありましたが、
とりあえず、2つを紹介。

興味のない方は観る気にもならないかもですが、
さすがに、今をトキメク嵐の豪華なステージです。


東京ドームのステージでは、
大量の水を使ったウォータースクリーンや、客席の上を通るスケルトンのムービングステージ。

照明を駆使したダンスや、3Dマッピング。


国立競技場のステージ映像は、歌詞やメンバーのトークの字幕付きで、
野外だからこそできる大量の打ち上げ花火、大量の風船、国立の聖火。


嵐 ライブ山場集5 (2011-2012) _Arashi Concert Live Climaxes reup


アラフェス'13 ARASHI in NATIONAL STADIUM FINAL④


おまけ。

嵐のずっと後輩のグループのステージ。

私も観に行った公演@東京ドームです。



Hey!Say!JUMP - Summary 2011 Fanvid

今、伝えたいこと

2015年01月26日 | 字幕
前回エントリーした「嵐」のコンサートDVDの字幕対応絡みの、一ファンの方のコラムを覚え書き。

「今、伝えたいこと」


コラムを引用させていただきます。



私には、10歳年上の友人がいる。

それだけ歳の離れた彼女と私を繋ぎ合わせてくれたのは、あの人気アイドルグループの「嵐」だ。

彼女は嵐が好きで、私も嵐が好き。

たったそれだけの出会いだった。


その彼女は、耳に障害を抱えている。

左耳は全く機能しておらず、補聴器を埋めた右耳から拾ったわずかな音で生活をしているそうだ。

彼女は絶望したと、その時の話をしてくれた。

2年半前、いつものように目を覚ますと周りの音が一つも聞こえてこなかった。

原因も分からない。

分かったことは、これから自分は不自由な生活を強いられるということだけ。

だけど、生活が困難になることよりも何よりも彼女が辛かったことは、
大好きな音楽が聞けなくなってしまったことだったそうだ。


そんな彼女を励まそうと、彼女の友人はあるプレゼントをした。

それが、嵐のコンサート映像を収めたDVD。

彼女は瞬く間に引き込まれていった。

キラキラと輝く衣装を身に纏い、一糸乱れぬダンス、
さらにはワイヤーなどを使った壮大なアクションを繰り広げるその姿。

大空に舞い上がる何万個もの風船、何万発もの花火、そして噴水。

それに酔いしれ黄色い歓声をあげ続ける観客たち。

相変わらず、音は聞こえてこない。

だけど、これなら、目があれば十分だ。

彼女が絶望の闇の中で見つけた希望の光だった。


彼女は音のない世界でいつも笑っている。

嵐を好きになり、そこで新たな友人と出会い、素敵な人に囲まれ、自分は幸せ者だ、と。

改めて私は、幸せほど他人の尺度で図ってはいけないものはないと痛感した。

耳が聞こえないことを人は不幸だと言うのかも知れない。

しかし、そのおかげで素敵なものに出会えたことを、彼女は幸せだと言って笑うのだから。


もし、今、絶望の闇に迷い込んでいる人がいるのならば、私は伝えたいことがある。

そこには本当に闇しか広がっていないのか。

目を凝らして光を探そうともせず、端から諦めて目を閉じてしまってはいないか。

どんな闇にも光は射すはずだ。

どんな闇でも自分こそが光になりたいと願う人は存在するはずだ。

そうやって今までも、どうにか歩いてきてこれたことを思い出してほしい。

どうか、諦めること以上の闇は存在しないということに気づいてほしい。


2014年以降に発売された嵐のコンサートDVDには、ある新機能がついた。

字幕モードのオン・オフの切り替え設定だ。

その機能により、歌詞だけではなく、観客に向けた煽り、
中盤で行われるMCなどの全てに字幕を表示することが可能になった。

これでもっと楽しめる。

彼女は嬉しさのあまり泣いてしまったそうだ。


絶望の闇の中にいた彼女に、嵐はまた、眩しいほどの希望の光を与えたのだ。





彼らの眩しいくらいのキラキラなエンターティメント。

それが「希望の光」と言うのが、痛いほどわかる私は、このコラムを読み進める時、何度うるうるしたことか。

人間、どんな分野でもいい。

対象が「人」じゃなくてもいい。

「モノ」でも「趣味」でもいい。

トキメクものがあることで、それが希望の光になる。

「トキメキ」は生きてる証。


ただ。

少々、偏見を感じましたね…。

コラムを書いた人は、この友人に出会う前は、耳が聞こえない人を不幸だと思っていたようだから…。

ドラマ観賞

2015年01月16日 | 字幕
字幕放送の普及のおかげで、ドラマ観賞が本当に楽しいです。

ここ数年、連続ドラマとスペシャルドラマを1クール10本以上観賞しています。

年間、50本くらいの作品を観賞している計算です。


字幕放送が普及する前は、イヤホンを耳に突っ込んで台詞に集中してのドラマ観賞でした。

それでも、台詞が聞き取れていないシーンも多く、結局、内容が理解できず、
ドラマ観賞を今ほど楽しめていませんでした。

字幕放送の普及に感謝です。


私はドラマ観賞の際、イヤホンで音声を聞き取りながら、字幕を読み取ります。

音声と文字の両方で楽しみます。

だからこそわかったことを。


フジのドラマは、字幕と音声が合ってない(ずれている)ことが多かったです。

音声より先に、字幕が画面から消えているパターンです。

字幕だけで楽しんでいる場合は気にならないのかもしれませんが、
音声とともに観賞していると、音声と字幕のタイミングがあっていないのが気になり、
内容が理解しづらくなります。

そのことをフジテレビサイトの字幕関係のご意見ご要望のフォームから発信したところ、
最近はだいぶ改善されてます。

今クールのフジテレビのドラマをすでに観賞し始めていますが、
字幕と音声のタイミングもぴったり合うようになっています。

とても有り難いことです。

他の局のドラマの字幕はほぼ完璧です。


勿論、字幕は、音声と全く同じと言うわけではありません。

台詞を略していたりすることも多々あります。


以下、字幕関連の余談を。

字幕関係の話題で、以前、このブログでも少し触れましたが、
昨年、嵐のコンサートDVDにて、MC(トーク)まで完全字幕付きで発売されたそうです。

その時の反響がweb記事になっていたので、紹介します。

半年前の記事ですが、素晴らしい記事です。

因みに、嵐のファンクラブ会員数は、2015年1月現在、168万人。

昨年のコンサートツアーの動員数は、84万人もあるのにも関わらず、
ファン数が多すぎて、ファンクラブに入会していても、チケットが当たりません。

3年に1回か、5年に1回当選する確率だそうです。

私は嵐ファンではなく、ファンクラブも入っていないので、影響はないですが。

デビュー前の嵐のメンバーなら、何度かコンサートで観たことはあります。

デビュー後も東日本震災の募金イベントで、嵐メンバーを見ることはできましたが。


嵐『アラフェス』DVD、MCまで完全字幕で大反響! ろうあ者ファンから感謝の動きも→excite

(引用・抜粋)

今回のDVD&&Blu-Rayの大きな特徴は、字幕スーパーをONにすると、流れている曲の歌詞やMCのトーク内容も表示されること。

過去には、楽曲の歌詞が表示される機能こそついていたものの、MCまで完全に字幕表示されるのは初のこと。

ファンからも「アラフェス字幕ついたのすごい。それだけ色んな層のファンがいるんだね」と反響も大きい。

「昨年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、メンバーの松本潤君が、
ろう学校の生徒さんとタップダンスを踊るという企画がありました。

ファンの間では、今回の字幕機能はその子どもたちや、
ろう者のファンの方のためなのではないかといわれているんです。

実際、耳に障がいを持つ人からの、
『字幕のお陰でライブの一体感を感じられた』『嵐の発言や言葉が全て聞こえてきた』という
感激の声がネットに上がっています。



字幕と言うと、ろう者のためだと思われているんだろうなと、改めて思いました。

難聴者も字幕を必要としていることを、これからも発信していけたら、と思います。

とりあえず、今度発売予定のHey!Say!JUMPのコンサートDVDの字幕映像の要望を発信しておこうかな。

ジム

2015年01月09日 | 雑記
2015年も明け、久し振りに、このブログにログイン。

聴覚関係のこのブログにログインしないと言うことは、
私の場合は、平和で楽しい毎日と言うことかもしれません(笑)。


先月、よく行くプールの施設のジムでトレーニングをしてきました。

色んなマシンがあって、その使い方がわからない時、
スタッフさんを呼んで教えてもらうんですが、
1対1だし、至近距離で丁寧に教えてくれるので、ほぼ聞き取れて満足。

筋トレ、楽しいです。

ただ、受け付けのスタッフさんとのやり取りが聞き取りづらくて、
いつも聞き返してしまったり、聞き取れていないままあやふやになります。

カウンター越しの会話がとても苦手です。

カウンターがあるのとないのとでは、聞き取りの明瞭度が全然違う気がします。

それ以外は特に問題ないので、プールもジムも、今年も楽しんで通おうと思います。


大晦日から元旦にかけては、東京ドームで過ごしました。

コンサートは自分なりの楽しみ方ができるので、
聞き取れないことがあったとしても、何も問題はないですね。

ただ、今回、コンサート後は、深夜1時を過ぎるので、
深夜の特別ダイヤで、あまり馴染みのない電車で帰ることになりました。

最近は、電車内に電光掲示板がついていて、次の駅などがわかるようになっています。

乗りなれない路線の時は、アナウンスが聞き取れないこともあるので、大変助かります。

乗り慣れている路線だと、周りの景色で判断できるし、
聞き慣れている駅名なので、聞き取りやすいですからね。

また、電車内で座れた時の位置によっては、立っている人の関係で電光掲示板が見えないこともあります。

そんな時は、スマホが便利ですね。

今、どの位置にいるのかがわかるので、次の駅などもわかります。

今回、ある駅で1時間、ローカル線を待つことになりましたが、
駅内では、電光掲示板でわかりやすく時刻表が掲示されていました。

また、暖房の効いた待ち合い場所もあったので、大変助かりました。

元旦の朝5時に帰宅。

子ども達は、友達の車で某所へ初日の出へ行って留守でした(笑)。


大晦日の東京ドーム付近の写メを適当に。