◇ エピデミックに近づいたらしい = 世界の感染者は累計5億1560万人、この1週間で385万人増加した。週間の増加数は7週連続で縮小、7週間前の4分の1になっている。死亡者は624万4913人で、週間1万6291人増加した。この増加数は昨年初以来の最少となっている。全体としてコロナのパンデミック(世界的大流行)は終わりに近づき、エピデミック(インフルエンザのように特定の地域で感染が広がる状態)に移行しつつあるとみていいのではないか。
国別の死亡者数をみても、そうした傾向が見て取れる。アメリカの死亡者は累計99万6705人、この1週間で3965人増加した。次いでブラジルは66万人台、インドは52万人台、ロシアは36万人台、メキシコは32万人台。さらにイギリスが17万人台、イタリアが16万人台、インドネシアが15万人台、フランスとイランが14万人台となっている。アメリカの死亡者数が前週をやや上回ったほかは、すべての国で増加数が縮小した。
米CDC(疾病対策センター)の推計によると、アメリカでは全人口の57.7%がコロナに感染したという。自治体が確認した感染者数に、本人も自覚しないまま感染した人数を加えた推計値である。その合計は公表された感染者数の約2.7倍。人口の6割に近い人が感染し、いわゆる‟集団免疫”が出来たのかもしれない。たとえば中国はゼロ・コロナを推進してきたから感染者が少なく、いまコロナの蔓延に手を焼いているとも考えられる。
日本の感染者は累計800万7414人。この1週間で18万5727人増加した。この増加数は1月上旬以来の最少。死亡者は2万9728人で、週間216人の増加。1月下旬以来の最少だった。改善の傾向は続いているが、まだ安心はできない。というのもCDC流に計算してみると、日本の感染者数はまだ全人口の20%に満たない。集団免疫にはほど遠いからである。
≪6日の日経平均 = 上げ +185.03円≫
【今週の日経平均予想 = 1勝1敗】
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米CDC(疾病対策センター)の推計によると、アメリカでは全人口の57.7%がコロナに感染したという。自治体が確認した感染者数に、本人も自覚しないまま感染した人数を加えた推計値である。その合計は公表された感染者数の約2.7倍。人口の6割に近い人が感染し、いわゆる‟集団免疫”が出来たのかもしれない。たとえば中国はゼロ・コロナを推進してきたから感染者が少なく、いまコロナの蔓延に手を焼いているとも考えられる。
日本の感染者は累計800万7414人。この1週間で18万5727人増加した。この増加数は1月上旬以来の最少。死亡者は2万9728人で、週間216人の増加。1月下旬以来の最少だった。改善の傾向は続いているが、まだ安心はできない。というのもCDC流に計算してみると、日本の感染者数はまだ全人口の20%に満たない。集団免疫にはほど遠いからである。
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