今日は、とっておきの恥ずかしいお話しです
妊娠してから便秘と貧血以外には、特に問題なく経過しているつもりだったあたし...
妊娠前から常に便秘気味だったのですが
妊娠してからの便秘は、早流産の原因にもなりかねないということもあって
(
妊婦の便秘 - 妊婦さんの約半数が便秘に悩んでいます。当サイトがお悩み解消のお手伝いをしましょう!)
食生活でも水分や食物繊維の摂取に努めていたつもりでしたが
自分では、思うように改善出来なかったので妊婦健診時に看護師さんに相談。
漢方薬だということでお薬という抵抗感もなかったし
お腹のちびちゃんの成長とともに後期になればなるほど便秘になりやすくなることを考えれば
早いうちから便秘改善をしておく方が良いっていうことで
便秘改善薬として漢方薬を服用することにしました。
寝る前に1日1包~3包の漢方薬を服用するだけで
翌日の朝には、すっきり快便っていうことでしたが...
あたしの場合、寝る前に1包~2包服用して
その日の体調や服用回数が増えることでのお薬へのなれもあって
翌日の朝からお昼過ぎにかけて時間帯もバラバラで2回~3回の排便でやっとすっきり
体調によっては、短時間のうちに2回~3回のトイレタイムが続くので
このところちょっとトイレタイムにお尻が痛いことが増えたかも
なんてのんきに構えてたんですが...
つい最近になって時々、トイレタイム以外にもお尻に違和感が~ッ
何だろう
この時々、感じる軽い痛みと違和感
そして先週の妊婦健診の2日前...
お風呂に入ったときに思い切って気になる違和感のある部分を触ってみた
...
......
何だ!! コレッ!? どうなってんの~ッ!?
恐る恐るもう1度触ってみる...
何てこったい
何だか得体の知れないものがおできのように飛び出してるじゃないですか
触るとやっぱり軽く痛い...
いや...軽くやばい...
いやいや...絶対やばぁ~い
違和感の原因は、コレだ
何度もトイレに行く刺激で痛いんだと思ってたけど
このおできのようなもののせいで痛かったんだ~ッ
これってもしかしてもしかして妊婦になるとなりやすいっていう...
アレなの~ッ !?
思い切ってだんな様にも話してみる...
すっごく恥ずかしい話しだけど誰かに言わずにはいられないあたし
だんな様にしか相談できないあたし
だんな様は、すぐに ”たまひよ” の別冊付録を開きながら...
「 妊婦さんには、よくあることだから大丈夫
でも早めに治しといた方が良いよ
すぐ近くに全国的にも有名な専門医があるから行ってみる
」
もう、2日後には、北九州で妊婦健診もあるし臨月に入ったら熊本には居ないし...
妊婦だし恥ずかしいし...とりあえずうだうだいろいろ考えてみる
考えても何も変わらない信じたくない現実...
よし
どうせだったら専門医でちゃんと治そう
決め手は、だんな様の 「 ちびちゃんのためにもがんばろうねッ
」 の言葉...
それからだんな様とネットで全国的にも超有名な専門医の高野病院を調べてみる
(
高野病院 大腸肛門科、消化器外科 内科、心療内科、泌尿器科)
曜日時間限定完全予約制の女性専門外来もあったので
翌日、早速問い合わせてみたけど...
今から予約しても2月8日になるというので予約はせずに
思い切ってその日のうちに一般外来で診てもらうことを決めました
もう、お分かりだと思いますが...
ぢ の専門治療で有名なこの病院では、他にも関連の専門医がいて
実は、だんな様も結婚前の熊本勤務時にウィルス性の急性胃腸炎で入院したことがあるそうで
全国的にも有名なことはもちろん、だんな様も信頼してる知ってる病院ってことで
あたしも思い切って受診することを決めました。
午後の診療時間に合わせて病院に向かうと...
受付で今日は、患者さんが多いので待ち時間が長くなるって言われたんですが
受付ロビーの患者さんは、5~6人
老若男女いろいろで若い女性もいたので妙に安心するあたし
それから待つこと1時間半...
やっと自分の番号札を呼び出され診療室に入ることが出来ました。
( さすがにデリケートな診療になるのでココでは、患者さんを番号札で読んでくれます
)
中に入るとすぐにカーテンで仕切られたデスクに案内され
看護師さんによる受診内容の問診...
今までの状況と出血もないし日頃の痛みもほとんどなかったことなどを伝えると
「 診察のときに患部の写真を撮ることがありますが写真を撮っても良いですか
」
ってやさしく写真撮影の承諾の有無を問われたので
患部の写真
って感じでしたが...
もう、ココまで来たんだからどうにでもしておくれって感じで
「 お任せします
」 って答えるあたし
それから数部屋ある診察室前のソファーに案内されましたが
その日の午後の診療は、先生が1人だけだったので
数部屋ある診察室も2部屋だけが使用されていて
すでに待っていた老若男女の患者さん達がその2つの診察室に
交互に呼ばれては消えてゆく...
そしてその診察室では、何度かフラッシュのような光が...
あ~ッ
何かまたドキドキしてきた~ッ
年配のおじさんやおばさん、カップルの男性や小さな子供を連れた若いママさん
そして若い女の子も診察室を出たり入ったりするのを見ながら
みんながんばってるんだからあたしもがんばれるはず...
そう言い聞かせて待つこと1時間近く...
やっと自分の番号札が呼ばれて診察室へ
中でしばらく待たされる間もココは病院、専門医、大丈夫、大丈夫...
しかもあたしの場合、今のとこ痛みもほとんどないし出血もないんだから
たいしたことないはずって自分で自分に言い聞かせるあたし
先生と年配看護師さんがやってきて妊婦だと確認した後
早速、カーテンで仕切られた備え付け専用ベッドで患部の撮影
ジーパンをひざ上まで下ろして横になり右足のひざを壁につけるようにすると
自然にお尻と患部が丸見え状態...
ベッドが少し上げられて撮影開始
看護師さんの説明で小さな金具が入れられて撮影するらしいのですが
もうそんなことより早く終わって~ッ
って感じです
先生の 「 フラッシュ用意して
」 っていう言葉にも
もう必死に早く終わることだけを祈って何も考えないようにするあたし
途中で年配看護師さんの 「 大丈夫ですか
」 っていうやさしい声掛けにも
「 大丈夫です
」 って答えつつ...
大丈夫じゃないから早くして~ッ
っていう感じ
「 痛くないですか
」
「 痛くは、ないです
」
痛くは、ないけど気持ち悪いよ~ッ
やっとの思いで患部の撮影を終えると...
すぐに先生から患部の状態の説明と今撮った患部の写真も見せてもらえます
先生の説明では、あたしの場合、妊婦にも一般の人にもありがちな
内痔核 (○の奥や○周辺に生じた静脈のかたまりで、うっけつして膨らみ出血を伴う。)
内外痔核 (上記の病気に○下部から○周辺にかけての静脈の塊が加わったもの。)
というもので内痔核が1つと内外痔核が2つの合計3つが出来てるって...
ん!? ...えッ!? 3つ~ッ!?
あたしのように○の前、左前、右後ろの3ヵ所に出来る痔核は
ごく一般的なものだそうでまるで痔核の見本のようでした
そっか
さっき、光ったフラッシュの数があたしの痔核の数だったんだ
そして先生からの最終的な治療のお話し...
「 3つなんて普通ですよ
ホントだったら切ることをおすすめしますが...
今は、妊娠中で何も出来ないから症状を抑える軟膏を出しますね。
1人目を産んで症状が悪化してしまう場合もあるので2人目を産む前に
出産して落ち着いたらまたゆっくり来てください
症状がひどくなるようならコチラで冷やしたりする処置も出来るから
その時は、また相談してくださいね
」
えぇッ!? 切ることをおすすめ~ッ!?
切ることをおすすめだなんて...
何で
だって出血もないし痛みもほとんどないのに
何でそんな状態になるまで気が付かなかったんだ~ッ
何故なんだ~ッ!?
気が付けば大痔主のあたし...
思い切った専門医での受診でいきなり切ることをすすめられ
結構なショックを受けながら...
「 じゃあ、今は何も出来ないから出産が終わったらまた受診した方が良いってことですね
」
ってただのオウム返ししか出来ないあたし
帰りに薬局で軟膏をもらって帰ってだんな様にも報告して
つくづく痛みに鈍いらしい自分にもショックを受けながら
先生に言われたようにお風呂上り ( または、寝る前
) に
恐る恐るチューブ式の軟膏を塗ってコレで何とかなってくれないものかと願いつつ...
だんな様にも妊婦健診時にちゃんと報告するように言われていたので
翌日の妊婦健診の問診でも思い切って看護師さんに今までの症状と経過を報告
すると同年代くらいの看護師さんからちょっとホッとする一言が...
「 実は、私も出産でそうなったんですよ
私は、夏に出産で暑い時に授乳もあったから汗かくし...
それで尚更ひどくなったりしたんだけど妊婦さんには、よくある症状だから大丈夫ですよ
」
「 お産でひどくなるっていうこともあるんでしょうか
」
「 そうですね...でも大丈夫ですよ
多分、助産師さんが押さえてくれながらっていうことになりますから
」
そっか、そっか...助産師さんが押さえて...
えぇ~ッ!? 押さえてだなんて~ッ
看護師さんにもちゃんとお話し出来てホッとしたのもつかの間...
やっぱり大きなショックを受けた出来事でした
専門医を受診して数日、毎日お風呂上りに軟膏を塗ってますが
受診前よりも少しは、違和感や痛みもないような...
気のせいかもしれないけど...
恐る恐る患部を触ってみてもおできみたいなものも
ちょっとは小さくなってるような気がするし...
酷くならないためにも切ったら再発もないらしいし
治療も進んでて切るって言っても思ってるより痛くも大変でもないらしいけど...
やっぱり、切るのはいやぁ~ッ
軟膏で何とかどうにかちょっとでも改善しますように...
それから更に数日...
先週の火曜日に思いきって専門医を受診、軟膏を使用するようになり
この記事を書き上げたのが2日後の木曜日...
4日後の土曜日には、いつもお世話になってる鍼灸院の先生にも相談すると
「 大丈夫
妊婦には、よくあることだし
私も3人産んで途中でそうなっちゃったけど...
その子供達が大人になった今まで切らずに何の不自由もなくきてるし
産んでしまえばちゃ~んと治るんだから
人によっては、患部からの出血が多すぎて貧血になったりとか
そのために他に弊害が出たりとかでホントに切った方が良い場合もあるけど
今回は、そんなことないんだし切らなくったって大丈夫よ
お灸でもちゃんと改善出来るようにするからね
」
っていう心強い言葉をいただいて...
尾てい骨の周辺5ヵ所にお灸をしていただき
お家でもだんな様にお願いしてお灸を続けることになりました
専門医を受診してから5日目の昨日...
思い切って再び患部を触ってみたんですが
何と
何と
あの得体の知れないおできのようなものが...
もうあんまり分からないくらいになってましたぁッ
軟膏もお灸も効果があったようです
とは言えまだ完治してるわけではないので...
これからも意識して水分や食物繊維も摂りながら
軟膏とお灸を続けてお産までに何とか少しでも良い方向に向かうように
日々を過ごそうと思ってます
今回、こういうお話しを記事にするのはどうかととっても悩んだのですが...
「 きっと同じ妊婦さんでも同じように悩んでる人がいるよ
記事にすることでみんなホッとするんじゃないかな
」
っていうだんな様の言葉に後押しされて...
とっても恥ずかしいけど思い切って記事にさせていただくことにしました。
あたしを知ってる友人にもココで知り合ったお顔を知らないお友達にも
もしかしてこれから会う機会があるかもしれないお友達にも
とっても恥ずかしくて記事にするなんてどうなんだろう
って思っていたあたしですが...
ビックリしてもらっても笑ってもらっても良いから
同じように悩んでいるみなさんにほんの少しでも何か届けられれば良いなって
今は、そう思っています