コンサートが終わり、スタッフの方にコンサートについて少しお話しを聞く事ができました。
毎年呼んでいただく中で、利用者の方々が見通しがたつようになり、このグループが来たらどんな感じで時間が進んで行くかわかるので、コンサート自体を楽しむ事ができるようになってきているのだそうです。
自閉症の方にとって、初めてとか慣れない事にはとても不安を覚えるそうで、たとえクリスマス会のような楽しい行事でも、先の事が予測できないと、楽しむ事ができないのだそうです。
なので、毎年同じ流れで同じグループがコンサートをする事で、皆さん安心して行事に参加できるようになってきたそうです。
その中で、今まで全く感情をあらわした事のなかった利用者さんが、今回は初めから飛んだり跳ねたり、体を動かして表現している姿があり、こんなことは初めてで、スタッフの方ご自身が本当に感動したとおっしゃっていた事に、主が働いてくださったのだと、こちらもとても嬉しく思いました。
また、以前は全体的にざわついていて、みなさんの表情も硬かったのですが、今回伺って、私たちを迎えてくださる感じがとても柔らかな雰囲気になっていて、やすらぎや風のひびきの時には特にじっと聞いてくださる様子が、以前と変化してきていると感じました。
すぐに何かが起こると言うのでなくても、続けて行く事で必ず主がなそうとされている事があるはずだと思わされ、さらに来年以降への期待が強まりました。
幸い、これからも続けて呼んでくださるという事で、次回のために今から少しずつでも祈って行こうと思います。
Joy