1年半前になると思いますが、同じように「岩国市中央図書館」で「個展」をやったことがあります。
その時は「風景画」の「パステル画」と「クロッキー」を展示していました。
その時に出会った人で作家の「Iさん」という人がいます。その人の批評が頭に残り、依頼ずっとそれと戦ってきたようなところがあります。
どういうことかというと、「あなたの絵はパステル画より、クロッキーの方が訴える力がある」と言うようなことを言っていました。
その時の詳細は忘れましたが、私の心の中でも同じようなことを考えていたので、その言葉がいつまでも心に残り、その後の「個展」のあり方もいろいろと試してやっています。
その後、「タヒチ」の風景画だけの「クロッキー」の展覧会をしましたが、あるレベルまでの納得はできたものの、以前としてどこか自分と違うような気がしていました。
そこで今回は「人物」だけに絞り、その「クロッキー」の展示をしてみましたが、「納得」まではいきませんが、どこか自然な形で見られるようになったと自分でも思っています。
その方が今日も来られて、同じようなアドバイスをしてくれましてくれましたが、そうした「出会い」の中から、人は次のステップをめだそうとするのではないでしょうか。
作家の目は大変鋭く、話を聞いていてもそこに文での「絵画」が出来上がっています。
今、その方は「画家」をテーマにした小説を書いているそうですが、話を聞いているだけで、作家と言うものが「イメージ」の世界で自由にはばていていることがよく分かります。
そして、そのイメージを「他の人」がおもしろく再構成していく過程が見えてきます。
「絵画」も同じで、見た人がどのように「イメージ」を再構成するかにかかっているように思えます。
こうした「風景画」も見る人が、どのような「ストーリー」を創ることができるかにかかっているようです。
単に「美しい」とか「よく描けている」ということではなく、その絵から何を感じどんなことが「イメージ」されるかによって、そこに絵の価値がでてくるように思われます。
そうしたことを考えるきっかけも、こうした「出会い」があるからにほかなりません。
私はこの1年半の間に、大きな出口が見つかったようで、この方にとても感謝しています。
早速、その方の小説を読んでみたくなりました。