#前方後方墳 新着一覧
前方後方墳の考察⑭(前方後方墳の終焉)
3世紀初めに円形由来ならびに方形由来の壺形古墳が登場し、3世紀後半の箸墓古墳の築造によって始まった古墳時代は7世紀初めまでの350~400年ほど続いたわけですが、その間、終末期を除いて継続的に...
前方後方墳の考察⑬(前方後方墳の位置付け)
ここまで3世紀初め頃に前方後円墳(あるいは前方後円形周溝墓)および前方後方墳(あるいは前...
前方後方墳の考察⑫(円形由来の大王墓)
3世紀初め(200年~220年)に摂津、大和、近江において前方後円形の壺形古墳が誕生しました...
前方後方墳の考察⑪(大和の円形周溝墓)
壺形古墳が発祥した畿内では方形周溝墓が主たる墓制として隆盛していましたが、そんな状況で...
前方後方墳の考察⑩(神仙思想の反映)
司馬遷の『史記』によると、秦の始皇帝は方士である徐福を東方に派遣して不老不死の仙薬を求...
前方後方墳の考察⑨(壺形古墳説の確認)
主丘部への通路が発達して祭祀場になったという本命説も、対抗馬である墓道起源説も今ひとつ...
前方後方墳の考察⑧(有力説への疑問)
前方後円墳あるいは前方後方墳の前方部は周溝墓の通路が発達したもので、その前方部がやがて...
前方後方墳の考察⑦(前方部の意味)
白石太一郎氏、赤塚次郎氏はともに、方形周溝墓の通路が発達して前方後方墳の前方部になった...
前方後方墳の考察⑥(造墓思想の転換)
墓を方形に区画するために周溝を掘り、その周溝を広く深く掘った場合は四辺ある周溝の一辺の...
前方後方墳の考察⑤(前方後方形周溝墓の登場)
実は、前方後方形周溝墓という形態の存在、私は今回の方形周溝墓の勉強をしている中で初めて...
前方後方墳の考察④(周溝墓の通路の意味)
前稿で周溝墓の通路について考えてみましたが、浅井分類をもとに次のように整理したいと思い...