#「新源氏物語」 新着一覧

17、薄雲 ①
・冬になってきて、川沿いの住まいはいよいよ心細い。源氏も気がかりで、「やはり、二條院の近くに引っ越す、決心をしなさい」とすすめるが、明石の君はなおもためらってい

16、松風 ④
・明石の君は、源氏が明石のころの日々を、思い出しているらしいと見てとって、形見の琴を差...

16、松風 ③
・順風に乗って船は予定通り都へ入った。大堰の山荘は、風情があってよかった。それに川のほ...

16、松風 ②
・明石の君はもはや、この地にとどまれなかった。しかし、いよいよ上京すると思えば、この海...

16、松風 ①
・源氏の私邸・二條院の東の院の新築が成った。源氏は花散里をまず移らせた。西の対から渡殿...

15、絵合 ④
・いよいよ絵合せの日が来た。簡素なしつらえだが、風流ありげに場所を作り、左右からさまざ...

15、絵合 ③
・主上に献上すべく、紫の君と絵を選んだ源氏。あの須磨・明石の絵日記を取り出して、よい機...

15、絵合 ②
・藤壺女院も、姫宮ご入内の日は、御所においでになった。冷泉帝は新しい女御が今宵、ご入内...

15、絵合 ①
・前の斎宮(六條御息所の姫宮)のご入内もことを、(帝の代替わりで伊勢の斎宮の任を解かれ...

14、関屋 ②
・源氏が石山寺に数日こもって去る日、空蝉の弟、衛門の佐(すけ)が迎えに参上した。この青...

14、関屋 ①
・かつて、伊予の介といった男は、源氏の実父・桐壺院がおかくれになった翌年、常陸の介にな...