野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

六十里越から浅草岳で ヒメサユリ

2014-07-04 18:55:32 | 山歩き・山の写真
6月28日(土) は浅草岳へお花見に行ってきたぞ。 ずいぶんと時間が経ってしまいましたがね。
で、山ブログ友 でんさんのご好意に甘えて、深夜0時半に拾っていただき一路越後は六十里越えへ。
午前5時前だというのに、駐車場にはすでに数台の車が止まっているぞ。
と、次々に車がやって来る。 目当てはヒメサユリか? 準備万端、早く歩きて~
初めての浅草岳とこれまた初めてのヒメサユリ、期待を胸に5時いざ出陣。

快晴ではあるけれど田子倉湖側からガスが湧き出してくる。お天気お姉さんによれば本日は夕方より雨とな。



歩き出して2時間ほどで視界は開けた。



浅草岳はまだまだ 遙か彼方だ。



登ってきた尾根を振り返る。 毛猛山塊その後方に越後三山が見える。
遠く関東方面は予報どおり雨のようだな。



南岳付近でヒメサユリが見られるようになった。
いや~可憐で美しい花だなぁ~ それにしても浅草岳は遥か彼方のそのまた向こうだ。
もうすでに山頂へは行かなくても・・・



ヒメサユリを撮影しながら進むが、只見側からの風が強く、構図もピンともなかなか定まらないんだなこれが。



立派な蕾



手の届くところに残雪も現れる。



あとは のんびり登山道脇のヒメサユリを撮りながら山頂を目指す。



それにしてもヒメサユリがいっぱい咲いているな~



ねっ いっぱいでしょ~



これでもかぁ~ ってな感じでいっぱい咲いているね。




こんなのも咲いている。  ナルコユリ だそうです。



浅草岳山頂付近はガスの中に入ってしまったが、守門岳方面は晴れている。
手前の花は何でしょうかねっ?
 

ヤマグルマ だそうです。  スカラベさん、熊鷹さんからご教示いただきました。

サラサドウダン



山頂まではまだまだだ~  北岳を越えたあたりかな?  もうここまででお腹いっぱい、山頂はどうでもよくなった。



オノエラン  だそうです。



ミネウスユキソウ  だそうです。



秋にも歩きたくなる尾根だな。






なんて花かな?


ツクバネウツギ だそうです。  熊鷹さんにご教示いただきました。

ハナニガナとな



迫力の鬼ヶ面



こりゃ~立派な姫様でございます。



ちょいとアップで



山頂手前の笹には シラネアオイ



ベニサラサドウダン



五味沢側からの登山者がやたらと多い。 ほんと、山頂へは行かなくてもいいかなと思えてきた。



とりあえず山頂を踏んで、山頂の東側に広がる「大草原」とやらへいってランチとすることに。



いや~満員御礼だよ山頂は。まるでレミング状態。おまけにしり上がりの栃木弁まで聞こえてきた。
あたしも栃木人だけど言語圏が違う、まるで外国語に聞こえるよぉ~  さぁさぁ~ 長居は無用

山頂を東側へ向けて進んだところでまたシラネアオイを見っけ。



SFもんに出てくる宇宙人の顔に見えるのだが・・・



「大草原」でランチ休憩の後、下山の途に着く。
帰り道は基本マイクロレンズで姫を撮ってみることにしよう。

まずは山頂東側に咲いていた姫を     風が強くこれまた構図、ピンとともになかなか定まらず苦労する。



戻ってみると山頂はががらがらだ

さて、雨に降られる前に下山せねば

はて 何て花かな?


セリバオウレン だそうです。 熊鷹さんよりご教示いただきました。 


何とかラン  ほぅ~ タケシマランとな



ガスは消えて遠くまで見えては来たが、南の雨雲は明らかに近づいているのが分かる。 あとどれくらい持つかな



歩く人の姿も無く、光線の具合といい午前中よりも明らかに撮影しやすい。
でんさん夫妻には先へ行っていただき、自分は撮影しながら後を追うことにした。

じっくりと姫を撮る。






姫、キスゲとも朝よりも開いている。



            またまたオノエラン






雪田をバックに姫を、  こんな取り合わせをイメージしていたのだ~



これまた立派な姫ですな。  やっぱり朝よりも開いているように思う。



じっくりと




はい じっくりと



東側はスパッと切れている。  道沿いにたくさん咲いているのが分かるねぇ~



ほら こんな感じ






おや お食事中でしたか







なかなか前へは進めませぬ。  下山してしまうのがもったいないようで。



はい ちょいと切り取ってこんな感じに



美しすぎて言葉が思いつきませぬ。









南岳手前で でんさんたちに追いついて姫の撮影も終了。
あとは雨雲と競争、少しピッチを上げての下山。

あ~ 朝、香っていた甘い香りはこれだったのか~ ほぅ~   ホウの花、巨大で少しばかり ぶ き み



登山口に着く寸前で雨に降られてしまいました。
雷一発、土砂降りの雨。 幸運にもほとんど濡れずでした。
花の名前はでんさんのブログより引用させていただきました。
12時間かけてのお花見、のんびりと楽しい一日でした。
でんさん そして奥様、ありがとうございました。

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR Ai Micro NIKKOR 105mm f2.8S

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6 コメント

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Unknown (scarab)
2014-07-04 21:41:57
こんばんは

素晴らしい山岳写真ですね。
浅草岳の山深さ、険しさがよくわかります。

えっ・・・、ヒメサユリ初めてみて、これほど絵になるように撮れるものですか。一瞬で構図が決まるのですから、もう、心の中でイメージが出来ているのですね。

あと緑色の木の花はヤマグルマ、これだけわかりました。
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ヒメサユリっていいな (熊鷹)
2014-07-04 21:57:34
さすがふーてんさんはいい写真を撮ってますね
マクロレンズをほしくなります

不明の花はこれですか?
ヤマグルマ
ツクバネウツギ
セリバオウレン
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スカラベさんへ (ふ~てん)
2014-07-05 11:41:31
今回の山行を誘われた時のキーワードはヒメサユリ。
実はその1週間前、スカラベさんの粟ヶ岳の絵を見て、いつかはヒメサユリと思っていたのです。
このルートのヒメの多さにはびっくりしましたよ。

木の花はマヤグルマという花ですか、初めて見ました。
これでまた一つ覚えることが出来ました。ありがとうございます。

そうそう、それとブログはgooへ移られたのですね。
それから、こんなブログですが、読者登録ありがとうございました。
では。
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熊鷹さんへ (ふ~てん)
2014-07-05 11:57:22
こんにちは

熊鷹さん、 Nikon使いはマクロレンズはダメ! マイクロレンズですよ。(笑)

このルートはアップダウンが多く大変ですが、花も多く決して苦労の多いコースではありませんね。
長い稜線歩きはず~っとお花見歩きなります。
山頂を目指すよりも、そのまま花の撮影をしていたくなります。
初めて見るヒメサユリに、往路では気持ちが高ぶってしまい
ろくな絵が撮れませんでしたが、復路はマイクロレンズにてじっくり撮ることが出来ました。

花の名前 ご教示くださりありがとうございます。
以前には高山の花の名前も覚えようとしたのですが、どうしても興味は山菜、食べられる植物の方へいってしまいました。
高嶺の花にはどうもコンプレックスがあるみたいです。(笑)
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Unknown (でん)
2014-07-05 15:37:18
こうしてみるとマイクロレンズ、欲しくなっちゃいますね~
明るさといい素人でも明らかに違いがわかります。
往路での花はしっとりとした感じも出ているし、やっぱ上手いですわ。
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Unknown (ふ~てん)
2014-07-05 17:45:35
マイクロレンズはいいですよ。
対象物を見る視点が明らかに変わりますね。
そして撮るから作るに変わります。

明日もよろしくです。
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