リビング プレイズ

何気ない日常の日々感じたことを綴ります。

昔話

2006年09月11日 | 絵本の紹介

  飲酒運転による事故が「これでもか」というように毎日報道されています。

 どうしてここまで・・・と不思議でしょうがありませんが、今まで放置されていただけなのかな?とも思います。

 大人がこのような事故ばかりおこしていることは、当然子ども達にとっても良い影響を与えるものではないでしょう。

 そうなると、さかのぼって乳幼児期の家庭での教育というところにたどりつきます。

 とは言っても、もうある程度育ちあがってしまっているお子さんをお持ちの方にとっては「難しい問題」となるかもしれません。

 けれど、こうした「悪い手本」をみせてくれている事件をきっかけに皆で少しずつ、だいぶズレてしまった今の日本を考てみる必要があるでしょう。

 最近では昔話の絵本をあまり読まなくなりましたが、このような絵本の中には人間として生きていく為に大切なことがかかれていたように思います。

 ありときりぎりす

 はなさかじいさん

 おむすびころりん

 などは誰でもしっているお話ですが、幼い頃「むくどりのうた」というお話があってそれを読んでもらい、涙したことなど思い起こされます。

 こんなお話もありました。

 あるところに裕福な家庭の少女がいて、とても幸福に暮らしていました。ある時両親が亡くなり、親戚の家に引き取られ、屋根裏部屋での生活となりました。けれどそこには窓があり、そこから外の様々な景色がみられます。そして少女は「自分はなんて幸福なのかしら」とそこから見える様々な生活を毎日日記に書いた・・・

 こんなようなお話だったのではないかと思います。

 心が開放されている人・・・とはこういうことなのかしらと思います。様々な状況の中でも自分を見失わず、本質を見つめることができる・素晴らしいことです。

 世の中の規則に従えない人は「規則にしばられる」ことにストレスを感じているのかもしれませんが、規則=ルールは必ず存在するのですから、その中で、自分を開放できることが大切なのではないかな?なんて・・・難しいですけれど。

 素朴な昔の絵本なども今の時代にはまた、新鮮なのではないでしょうか。


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