ノンタンのおはなし
夏・・・といえば海です。そんな季節にあった絵本が「ノンタンおよぐのだいすき」です。
海で泳いでいたノンタンたちが、まいごになったかめさんのママを探しにでかける・・・というストーリーでその間に大きなさかなに食べられそうになってしまう、という「ドキドキ・ハラハラ」の物語です。
月齢の小さいお子さんですと、繰り返しのあるストーリーが適しています。なぜかというと、長いお話や、複雑なストーリーですと興味が続かなかったり、最後までじっとしていられなかったりすることがあるからです。
けれど、この「ノンタンおよぐのだいすき」は、32ページもあるにも関わらず、皆どの子も最後までよーく聞いてくれていました。とても集中して・・・
なぜなのかな~ということで私なりに考えてみました。
ノンタンのキャラクターは子ども達も良く知っていてなおかつ、親しみがある。
色や絵がはっきりしていてとても見やすい。
長い文章ではあるけれど繰り返しの部分もあり、リズム感がある。
子ども達はママが大好きで、かめさんのママがいなくなったことも身近に感じる。
など、なのかな・・・と思います。
この作品以外でも「ノンタン」は好きなようですが、ちょうど 夏の季節にぴったりで海の生き物が たくさん登場するので楽しめるのではないかと思います。