リビング プレイズ

何気ない日常の日々感じたことを綴ります。

ノンタンおよぐのだいすき

2006年07月21日 | 絵本の紹介

 ノンタンのおはなし

 夏・・・といえば海です。そんな季節にあった絵本が「ノンタンおよぐのだいすき」です。

 海で泳いでいたノンタンたちが、まいごになったかめさんのママを探しにでかける・・・というストーリーでその間に大きなさかなに食べられそうになってしまう、という「ドキドキ・ハラハラ」の物語です。

 月齢の小さいお子さんですと、繰り返しのあるストーリーが適しています。なぜかというと、長いお話や、複雑なストーリーですと興味が続かなかったり、最後までじっとしていられなかったりすることがあるからです。

 けれど、この「ノンタンおよぐのだいすき」は、32ページもあるにも関わらず、皆どの子も最後までよーく聞いてくれていました。とても集中して・・・

 なぜなのかな~ということで私なりに考えてみました。

 ノンタンのキャラクターは子ども達も良く知っていてなおかつ、親しみがある。

 色や絵がはっきりしていてとても見やすい。

 長い文章ではあるけれど繰り返しの部分もあり、リズム感がある。

 子ども達はママが大好きで、かめさんのママがいなくなったことも身近に感じる。

 など、なのかな・・・と思います。

 この作品以外でも「ノンタン」は好きなようですが、ちょうど 夏の季節にぴったりで海の生き物が  たくさん登場するので楽しめるのではないかと思います。


ポッケ8月号

2006年07月20日 | 「ポッケ」のおたより

 まだ梅雨明けの発表はされていないようですが、もうそこまで本格的な夏は来ていますね。夏休みの予定は万全でしょうか?

 先日、英語カード遊びの時「イルカ」が登場しました。そこから水族館の話が出て、まだ水族館を知らないお友達がたくさんいましたね。

 今年の夏は機会があったら是非、家族でお出かけ下さい。水族館の中は涼しいですし、夏のお出かけにはもってこいの場所なのではないかと思います。

 見たことのない珍しい魚もいたり、イルカショーがあったり、そこから興味が広がって図鑑などもながめるようになるかもしれません。

 夏は経験を広げるためには絶好の時期です。いろいろな経験をたくさんしてきて下さいね。

 7月の活動「絵の具で遊ぼう」はいかがでしたか?のびのびと絵筆使ってとても素晴らしい海が出来上がりましたね―今月はこの海を使ってさかな釣りごっこをします。自分達で作った海や魚を使って遊ぶのですからとても楽しいと思いますよ。

 9月に入るといよいよ「母子分離」をスタートさせます。最初は時間を短くして、だんだんと慣れていくようにしたいと思います。

 夏休み中、機会がありましたら、お友達の家や実家などに預ける練習などしてみるとかもしれません。(でもあまりプレッシャーになるようなことはしないで下さいね。)

 お母様方も心配はあるかもしれませんが、それはお子さんにとっては良い影響を与えるものではありません・・・しないで元気にして下さいね。

 それでは今月も楽しく遊びましょう。

 PS.母子分離を成功させるためにも、規則正しい生活を心がけましょう。朝は早く起きて、朝食はしっかり採ってきて下さい。 


7月19日のポッケ

2006年07月20日 | 「ポッケ」の日記

 色の変化・・・

 この色と色を合わせたら「何色になるかな・・・」  そんなことを考えながら、色水を混ぜました。

 大人はもちろん解かってます。何色になるか、なんてことは・・・けれど子ども達にとっては新鮮・驚き・好奇心・そんな言葉で表現されるような出来事です。

 頭で考えるよりやってみた方が早い・です。

 5色の色水を用意しました。

 あまりめちゃくちゃに混ぜてしまうと何色だかわからないようになってしまうので、ある程度は指定しました。2色で始めました。

 紫・オレンジ・水色・ピンク・黄緑・・・素敵な色ができました。

 子ども達の目は「夢中」です。なかなか経験できそうで、できないことですから!

 身近なところで、試してみるとこれもまた“好奇心”を育てることにもつながります。

 3色の絵の具を和紙に染み込ませて、素敵な作品ができました。

 写真にあるのがその作品です。

 不思議なのは、どの作品も皆同じ色で作ったのに、どれも違う・・・ことです。

 色と色が重なって、またそこに色の変化が起こり、とても素敵です。

 子ども達もお母様方も、楽しめたのではないでしょうか・・・

          色って本当に不思議です

 


わかりやすく・・・

2006年07月14日 | 子ども論

  わかりやすく ・・・

 ポッケでは、「わかりやすく」を心がけています。

 導入の時もこれから何をはじめるのか、シュミレーションをします。

 時には、絵を用いたり、実際に作ってみたり・・・年齢が小さければ言葉で説明し理解させることは難しいからです。視覚教材が効果あります。

 工作も簡単に・難しいことはまだできなくて当たり前!

 わかりやすくするためには工夫が必要です。準備に時間もかかります。

 でもなるべく「楽しかった」という経験をしてほしいので少し頑張ってます。

 一人ひとりの子ども達をみていると、成長があります。でも、一人ひとり違います。

 これは一概には言えませんが、わが子のことって、冷静に見られないときがあります。

 私のように第3者的立場の方がわかる時もあります。なぜかと言うと、わが子のことは感情が先に立ってしまうからなんです。つい他の子と比べてしまったり、あせってしまったり・・・点でみてしまうことが多々あります。それは当たり前のことですし、そちらの方がいいかもしれません。

 その子なりの成長、少し前までは「こんなだったな」と思い起こしてみると、「成長したんだな~」と実感できるんですよ。

 何かできなかったら、できるところまで戻ってあげればいいのですから。

 そうして繰り返し、繰り返し、続けていくことが大切です。でも、子どもの速度に合わせないでとばしてしまうと、それもまた大変です。逆にのびのびだけでも・・・それもまた大変です。

         自然な形で、調節していくことをお勧めします。

 

 

 

 


7月12日のポッケ

2006年07月13日 | 「ポッケ」の日記

 ならして遊ぼう

 今日のポッケは「ならして遊ぼう」・・・いろいろな音に興味を持ち、音をだすことを楽しみました。

 生活の中にある音を子ども達に聴かせてみました。

 目覚まし時計、電話、台所から聞こえてくる包丁の音など等・・・子ども達も「これはどうかな~」と思うものも結構当ててくれました。すごいですね、子ども達の耳って。何気ない音でも聴いているんです。

 子どもにかぎらず、耳や目からの情報ってすごいですよね。たまには意識して耳を傾けてみることもいいかもしれませんよ。自然の中で小鳥や風の音に耳を傾けることも素敵だけれど、身近な生活の音も楽しいです。

 いろいろな箱や缶など使って、音をだしました。とんとん叩くといろんな音がするんです。スティックを使って即興の演奏会です。ピアノに合わせて、とんとんとん・・・

 お母様と一緒に、マラカスもつくりました。つくる作業も楽しいんです。ちょっとビニールテープをいろいろな形に切ったりして、凝りだすときりがないくらいです。

 素敵なマラカスができたところでまた演奏会・そして記念撮影です。

  子ども・・・特に2,3歳の時期はみんないろいろです。

 私は、いろいろあって楽しいと思いますが、どうでしょうか。ちょっとした癖もあったり、気持ちが先にたってしまい、周りのことが見えなくなってしまったり。

 たとえば本を読んでいるときにあまりに興味深くて前に出てきてしまう、なんてことがあります。

 でも私は「あ~一生懸命聞いてくれているんだな。」と嬉しくなります。

 もちろん周囲の人への配慮も必要です。だけれど否定的にはとらえません。その子の気持ちを考えるとまずはそちらの方を優先してあげたいからです。

 その上で「楽しそうね。でもみんなが見ているからお席に着こうね」と言うことがベストかな、なんて思います。なかなか理想どおりにはいかないでしょうが・・・

 来週は「色遊び」をします。お楽しみに!


子ども理解

2006年07月09日 | 子ども論

 子ども理解とは

 子どもを理解すること・・・例えば、子どもが「おかあさんなんて嫌いだ」と言ったとします。その時「親に向かって何なのその言い方は」とただ叱ることがいいのでしょうか。もちろん言ってはいけないことです。けれど、「なんでこんなことを言うんだろう」と考えてみる必要があるかもしれません。

 もしかしたら最近生まれた赤ちゃんにばかり目がいっていて、「おかあさん」と何度も呼んでいたのに気がつかなかったことがあったのかもしれません。

 子どもの言動の背景をさぐることが、子ども理解です。

 そして理解されることによって子どもは心を開き、自分の感情を表現できるようになります。

 大人の価値観を高くして押し付けてしまったら・・・

 例えば「お姉ちゃんになったんだから我慢しなさい」「親に口答えする子は悪い子です」と一方的に大人の考えで解決してしまうことはどうでしょうか。

 子どもは、ありのままの自分を出すことができず、無理をして良い子を演じたり、逆にわざと大人の嫌がることをしたりします。

 受容

 現実をあるがままに受け止めること。これは決して、甘やかすこととは違います。

 大人から受容されている子どもは、自分を受容することができます。自分をあるがままに受け入れることにとって、自分を知り、他者を理解することができるようになります。

 そのような子どもは自発性に富み、感受性が豊かで自由に自己を高めることができます。

 子どもの言動を、よく観察し、耳を傾けて子どもの言葉と心を聴き、真心を込めて子どもと話すことが大切です。

  「参考文献」

 「子育て・保育カウンセリングワークブック」  清水勇・阿部裕子著  <学事出版>

                             


七夕

2006年07月06日 | 「ポッケ」の日記

  七夕かざり

 子どもの頃は、七夕の日に雨が降ると、「ひこ星さまと織り姫さまが会えなくなる・・・」なんて本気で心配していました。今ではそんなことはないけれど、やっぱり七夕の日は晴れてほしいな~なんて思います。

 ポッケでは先週から七夕かざりを作っています。

 子ども達もはさみやのりやクレパスを使うので、それぞれの道具のおさらいにもなります。

 かざりは全部で7種類・・・願い事もお母様と相談しながら書きました。

 スイカの中を塗りました。赤が基本ですが、そうじゃなくても大丈夫!

 それぞれのすてきなスイカができました。他の飾りも、もちろんすてきです。

 さあ今年はどんな天気になるでしょうか?

みんなの願い事かなうといいですね。

 

 

 


7月5日のポッケ

2006年07月05日 | 「ポッケ」の日記

  えのぐで遊ぼう

 今日のポッケは「えのぐであそぼう」・・・えのぐといっても、実にさまざまな遊び方があるんです。

 筆で描くのが一般的。手で塗ったり、スタンプにしたり、色水にしてみたり、自由自在です。

 今日のねらいは、

 腕や手を思う存分に動かして、伸び伸びと表現する。

 タンポを使ってリズミカルにポンピングをし、えのぐ遊びを楽しむ。

 えのぐの色は、ピンク、水色、黄緑色・・・

 まず、「タンポ」ですが、それなんだろう?

 と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 フェイスタオルを12等分に切って、1枚を丸めてもう1枚で包んで、てるてるぼうずのようにしたものです。、持ち手のところは、ビニールテープを巻いて、にぎりやすいようにしてあります。

 えのぐをキッチンペーパーにしみこませて、そこにタンポをポンポンとつけます。

 そうして台紙にポンピングします。

 今日の台紙は2種類あります。1枚は、雲が描かれていて、そこから雨を降らせます。「ポンポン」と台紙いっぱいにリズミカルにたたき、子ども達の心もはずんできます。

 もう1枚は、魚釣りごっこに使うさかなの台紙です。タオルで作られたタンポなので、感触も心地よく、柔らかい感じがポンピングしていても伝わってきます。

 しばらくの間「ポンポン」していましたがみんな飽きない様子で続けていました。

 海をつくろう

 模造紙2枚を使って、いっぱいにぬりました。

 最初にクレパスで海の中の生き物を思い思いに描きました。魚・たこ・かに・くらげなど・・・ちょっぴり海っぽくなったところで、「海水を入れてあげよう」と、水色えのぐで思い思いに塗りました。

 模造紙2枚というと、子どもの目線からみてみると、かなり大きなものです。

 ちょっとぐらい汚れていたって構わないんだから・・・てなぐらいの気持ちでのびのびと塗ることを楽しんでいました。えのぐを塗ると、先に描いたクレパスの魚たちが浮き上がって、とてもきれい!

 この海を使って、魚つりごっこを楽しみます。なんだか待ち遠しい気分です。

 お母様方へ・・・

 もうすでにメールでお伝えしましたが、

 本日、タンポで作りましたお魚は、魚釣りごっこで使用するものです。

 今日お返ししてしまいましたが、お手数ですが来週もってきて下さいね。