2月11日の読売新聞の広告欄に、「子育て支援マンション」が注目を集めていると書かれていました。
広告なので、もちろん利点のみが強調されているのでしょうが、マンションを購入する世代が、子育て中の方が多いとなると、必要な機能なのかな?と興味をもって眺めていました。
都市部で特にニーズが多いのでしょうが、大型マンションができると、入園を希望する子供が、周辺の保育園の定員を上回る可能性が高くなるそうです。
生活の場としての建物にこのような設備が整っていると、子育てしながら働いている方は、助かることでしょう。
忙しい朝も、遠くの保育園に連れて行かなくてはならないなんてこともなく、子供にとっても負担が軽くなるでしょう。
その他にも、託児サービス、子育て相談などの、ソフト面を充実させる動きが広がっているということです。
核家族化が進み、身近なところで、子育ての相談をすることができずに、孤独を感じながら過ごしているママもいることでしょう。
ちょっと相談したい時に、
遠くまで行かなくてもすむ・・・というのも魅力のひとつなのかなと思います。
また、核家族ということで住宅ローンも若い世代の方々に、負担となっています。
そのため、子育てしながら働く方も増えてきているのでしょう。
こうしたマンションは、子育てが終る頃には、
また別のニーズが住民の中から出てきて、子供の成長とともに変化して行くのでしょうか?
たとえば、子育てが終了したら介護つきマンションに変わるとか・・・
何だか楽しいですね。
いづれにしても、新しい形の子育て支援として、期待が持てそうです。
私が子育てしていた頃にもこんなマンションがあったら、住んでみたかったなあなんて、うらやましく思います。
私の住んでいる地域には、都市部のようなマンションはないけれど、やはり職場での保育などの必要性はあるようです。
また、祖父母と同居されている方も都市部に比べると多いようです。
けれど、つい最近市役所のホールで出会った3組の子育て中の親子が、
「2~3歳児が集えるプレイルームがほしい」と言っていました。乳幼児も、1歳児と2歳児では、動きや興味の対象も違いますから、ひとつの場で一緒に活動するのは、難しいこともあります。
幼稚園や保育園での開放日はあるけれど、気軽に集える場も欲しいようです。
どこの土地でも子育て中のママたちはいますが、ニーズはそれぞれ違います。その地域の特色を生かした子育て支援があるのだな~と感じるこの頃です。