今回は、最近はやりの「フリマ」について、記してみたいと思う。「フリマ」とは、言わずと知れた「フリーマーケット」の略語である。実は、恥ずかしながら、この「フリーマーケット」と言う語彙と「蚤の市」と言う語彙が同じ意味だと認識したのは、英語の学習で「蚤」=「フリー」=’Flea’ ということを知ってからのことであり、そのことを知ってからも、「フリーマーケット」='Free Market' と思い込んでい . . . 本文を読む
今回は表題の「ガマ」について、思いつくことを書いてみたいと思う。
まず、自分の実体験から思い浮かぶのは、昔、インドネシアで「金貸し業」に従事していた時、債権回収で、ちょっと質の悪い華僑ビジネスマンの会社に対して、延滞債権の返済交渉をしつこく迫っていた時、自宅に「草刈り鎌」が送り付けられてきたことがある。海外生活における「恐怖体験」の一つである。同様のケースで、いま、相撲界で話題となっている「ビー . . . 本文を読む
以前、鳥に関する話で、ゴルフ用語に使用されている鳥に関する「英語」を列挙してみた。すなわち、「バーディ」='Birdie'=「小鳥」、「イーグル」='Eagle'=「鷲」そして「アルバトロス」='Albatross'=「アホウドリ」などである。ご存知の通り、ゴルフは、1ラウンド18ホールプレイし、各ホールに標準の打数が決められており、通常、アウトコース(9ホール)36打、インコース(9ホール)36 . . . 本文を読む
=以前、「クール・ジャパン」というテーマで記事を書いた記憶がある。日本発の「アニメ」や「ゲーム」や「萌え」を求める「オタク文化」が海外から注目を浴びるようになり、これを官民一致協力して、海外へ売り込んでいこうという方針を固めて、動き出している。
まず、戦後の経済成長期に、日本の文化として、海外で受け入れられたものとしては、故 坂本九さんの「上を向いて歩こう」が、「スキヤキ・ソング」として売り出さ . . . 本文を読む
最近、金の大量の盗難や闇取引、密輸入などが横行しているようである。発覚した事例を見てみると、7億3,500万円の現金を、無申告で香港に持ち出そうとしていた韓国人4人が逮捕された。どうも彼らは、金塊の違法取引に関わっていた可能性があるとみられている。無申告で、密輸した金塊を日本国内で売り捌き、それで得た現金を香港へ持ち出し、また金を買い付ける計画だったらしい。昨年7月に、福岡市博多区で発生したケース . . . 本文を読む
今回は、ときどき会話の中で「ちょっと待って!」とか「英語しゃべれるんですね」と言われた時の返答として「少しだけね」とか、割と使用する機会があると思われる、この表現について、言語比較を行ってみたい。
「ちょっとだけ」という表現には、「量的なちょっとだけ」と「時間的なちょっとだけ」があって、言語によっては、微妙に表現が異なる場合がある。
例えば、元ドリフターズの加藤茶の持ちギャグで、仰向けに寝転が . . . 本文を読む
以前「2つのライオンの島」という記事を書いたと思うが、これは、アジアにある2つの島国、「セイロン」と「シンガポール」のことであった。
同じ視点でエリアを広げ、「アフリカ大陸」に目を転じてみると、「西アフリカ」に、元イギリス領の「シエラレオーネ」='Sierra Leone' という国家がある。この国名の語源は「ポルトガル語」らしいけれど、その意味は「ライオンの山」らしい。
「ライオン」は、英語 . . . 本文を読む
「ビフテキ」とは、英語の「ビーフステーキ」='Beef Steak' のことであり、元来、肉食の習慣がなかった日本社会に「牛肉を鉄板で焼いたもの」が紹介され、明治、大正から昭和の初期にかけて、庶民にはなかなか手の届かない「高級食材」=「ビフテキ」として紹介され、ある羨望の意味を含みながら、広まっていって一般化していった言葉である。豚の「ポークステーキ」や鶏の「チキンステーキ」には、このような変化は . . . 本文を読む
今回の「クビ」のはなしは、「人間の頭と胴体を繋ぐ部分」を示す「首」について記載したい。
今年も12月となり、年も押し詰まってくると、朝晩、底冷えがして辛いものであるが、そういう時は、何とかして身体を暖めたい欲求に駆られるものだが、そんなときに効果的なのが、運動をすることと、人間が持っている「3つの首」の部分を暖めることだといわれている。
「3つの首」とは、冒頭に述べた「人間の頭と胴体を繋ぐ部分 . . . 本文を読む
日本語で「クビ」と言えば、身体の一部で、頭と胴体を繋ぐ部分を指す場合と、「労使関係を切断する」ことを意味する場合がある。すなわち、「首」と「馘」である。
今回は、「クビにする」=「労使関係を切断する」という表現、すなわち、「馘」について、少し記述してみたい。
まず、「労使関係を切断する」という表現について、日本語では、雇用者側から言えば「クビにする」/「クビを切る」ということであり、労働者/従 . . . 本文を読む