ベトナム、ホーチミンも本格的な雨季に突入したようである。道路わきの歩道には、たくさんの行商人が、各々の商品を並べて売っている。日用品もあれば、鍵屋、ミシンまで持ち出した衣服の補修ニーズに対応している。食材も豊富である。「フォー」='Pho'や「ミー・クァン」='Mi Quang'にたっぷり添えられる山盛りの「野菜?」=「もやしと草と葉っぱ」なども売られている。肉の切り身もぶら下がっていれば、捕りた . . . 本文を読む
先般、「物売り家族」に密着した。そして、今度は、とある事情により「一般家庭」に密着する機会を得たのである。「一般家庭」といっても、「サラリーマン家庭」ではない。「電材、金物屋」を営む「バツイチ」子供は息子が2人、弟は、「元旦那」に引き取られている。双方とも、再婚はしていない。兄貴が13歳で、弟が11歳。たまさか、学校が「年度替わり」で長期休暇だったため、「弟は、長期居候」にきて、兄弟仲良く、ゲーム . . . 本文を読む
以前に記載した」『「ひばり」か「すずめ」か「うぐいす」か』の続編として、書いてみた。
「こまどり」は、全長13.5-14.5センチメートル。体重13-20g。スズメ目ツグミ科である。だから、サイズは「雀」とほぼ同じくらいだろうか。嘴の色彩は黒く、後肢の色彩は薄橙色。幼鳥は嘴の基部から口角にかけて黄色みを帯びている。オスは頭部から上胸にかけての羽衣が橙がかった赤褐色。体上面の羽衣や尾羽、翼は橙褐色 . . . 本文を読む
日本の作家のペンネームを見ていると、その作家の思い、というか、内面において意識している、作風とか創作の原点みたいなものを探れるのではないか、と思って眺めてみた。
以前、高校生のころだったか、友人と柳川を訪れ、名物のウナギを食べて、白秋生家似立ち寄ったことがある事を記したと思う。その時は、単に、地元福岡出身の詩人のひとり、という認識のもとに訪れて、ウナギに舌鼓を打ったわけだけれど、彼のペンネーム「 . . . 本文を読む
今回の表題「OMG(オーマイガー)」は、英語を話す外国人たちが、驚いたとき、予期しないことが起こったとき、思わずため息をつくときなどに、つい口から洩れてしまう、「オー・シット」='Oh, Shit !' と並んでよくつかわれる言葉である。
日本人も、おそらく誰もが知っていると思うし、最近は、人気アイドルグループ「AKB48」の姉妹グループである「NMB48」の楽曲のタイトルにもなったことから、ど . . . 本文を読む
日本では、大型連休で、海外旅行をしたり、沖縄旅行に出かけたりと、飛行機や新幹線の利用客で、空港は国際線も国内線も大変なことになっているようだけれど、こちら、ベトナムのほうも、日本ほどではないけれど、4月28日、29日の土日に加えて、30日の「南ベトナム解放記念日」と5月1日のメーデーが連なって、4連休となっており、こちらもバスで近郊に出かけたり、近隣アセアン諸国への海外旅行へと、かなりの観光客が休 . . . 本文を読む
「ベトナムの英雄」として、前回、現在住んでいるアパートからほど近いところに、銅像が建てられている「チャン・フン・ダオ」(陳興道)='Tran Hung Dao' を取り上げた。
「建国の父」と称され、ベトナム南部(旧南ベトナム)の首都であった「サイゴン」(西貢)に代わる地名に採用されている「ホーチミン」='Ho Chi Minh'を除けば、そのほとんどが、南下する中国の南下圧力に対抗して、その功 . . . 本文を読む
日本の歴史の中で「元寇」といえば、時は鎌倉時代、中国において、「蒙古帝国」が南下して「元」王朝を設立し、その創始者であるフビライが勢力拡大を目的として、隣国諸国へと侵攻を繰り返していた。ということで、「元寇」の「元」は「蒙古帝国」のことであり、「寇」という漢字が意味するところは、まさに「外敵が侵攻してくる」という意味である。
「モンゴル帝国」=「元」の初代皇帝フビライ=ハンの時代は、勢力拡大の圧 . . . 本文を読む
本年1月にホーチミン入りしてから、1か月ちょっとが経過し、ベトナムは、「テト」='Tet' (チャイニーズ・ニューイヤー)に突入した。慣れないうちに約10日間の休暇、何のプランもなく「NHKプレミアム」の番組と平昌五輪の結果をニュースで見て一喜一憂しつつ、片手にスマホを握って、暇に任せてご当地で人気のSNSに登録して、友だち探し。22歳の女性とドンコイ通りで会おうと約束してアパートを出た。出がけに . . . 本文を読む
いつもは閑散としている16:00の事務所に、昨日は何故か出払っていたスタッフが戻ってきた。戻ってくるなり、皆、デスクに座って、パソコンを開いていた。
何かがきっかけで、誰かが何かを叫んだ。と、堰を切ったように、みんなが騒ぎ出した。どうも、U-23 アジア選手権 Dグループの準決勝、ベトナム ― カタール戦がネット配信されていたようである。最初に覗いてみたときには、1-1、そして、30分後に覗いた . . . 本文を読む