ぽんぽこタヌキの独り言 Solilokui dari Rakun Pompoko

日本を見て、アジアを見て、世界を見て、徒然なるままに書き記す、取るに足らない心の呟き

「チンチン!」

2014年02月11日 09時01分08秒 | Weblog

総集編!ってわけじゃないけれど、これまでほんブログに記載してきた、この言葉に関する記事を抜粋すると、インドネシア語で「チンチン」は「指輪」のことであり、タイ語では「本当」という意味、そして、スペイン語では、「乾杯する」ときに「チンチン!」と叫ぶのである。また、ベトナム語で「チンボコー」は「鳩」を意味する。

これらは、「日本で口にすると、気恥ずかしい言葉だけれど、海外だとそうでもないですよ」という現実を説明してきたんだけれど、今回は「本丸」のその「気恥ずかしい部分」の言葉について、取り上げてみたい。
日本語の、この「チンチン」は、別名「ちんこ」であり、「丁寧語」に負荷する「お」をつけて「おちんちん」というのである。ベトナム語の「チンボコー」を、日本語と間違えて漢字で書くと「珍鉾」である。これは、「チンボ」とか「チンポ」などという「語尾を引き伸ばさない」呼び方に変わったりもする。この場合、「チンボ」は「珍棒」であり、「チンポ」は「珍宝」と記載される。インドネシア語では、「男性器」そのもののことは「コントル=‘Kontol'というけれど、子供の「オチンチン」に当たる言葉としては「ティティット」=‘Titit'という単語がある。また、「ブルン」=‘Burung'(鳥)という単語で「おちんちん」を表すこともあるようだ。インドネシア語では、「性的興奮」をすると、男性の場合、「バグン」=‘Bangun'(起きる)状態になるし、女性の場合は、「バサッ」=‘Basah'(濡れる)状態になる。そして、男女にかかわらず「性的興奮状態」になって「むずむずすること」を表現する「コナック」=‘Konak'という言葉があるが、これは、「男性器」の「コントル」=‘Kontol'と「登る」という意味の「ナイク」=‘Naik'を縮めたものである。男女共通の「感覚表現」に「男性器」が含まれているのは、何か意味深な感じがする。

中国語における「おちんちん」は、 子供のは 小鶏(小鸡)= 「シャオジー」=‘ xiao ji’とか、「シャオ・ジー・ジー」=‘xiao ji ji’とかいうが、この「シャオ・ジー・ジー」は兄弟姉妹の「末っ子」を表すこともあるので、シチュエーションによって意味が異なってきてややこしい。 大人のは  鶏巴(鸡巴)=「ジーバー」=‘ji ba’である。こちらは、大人のモノも、子供のモノも「鶏」である。「鳥」である。先ほど、インドネシアでも、男の子の「おちんちん」を「鳥」という単語で表現すると書いたけれど、中国、インドネシア両国で「類似した感覚」があるのだろうか、ちょっと面白い。

最後に、日本語の語源について触れてみようと思うけれど、「男性器」な場合「ちんこ」、「女性器」の場合 「まんこ」が一般的表現になっている。そして、その語源は、やはり中国にあるようである。実は,中国語で「入り口(入り口専用)」のことを「進口」と書き,発音は,拼音(〈ピンイン〉と読み,中国語の発音を外国人にも理解しやすいようにローマ字で表記すると「jinkou」となる。中国語に濁音はないので「jin」は「チン」に近い発音となり、「ちんこう」→「ちんこ」となったと考えられる。また、中国語で「出入り口(出入り両用口)」のことを「門口」と書き,発音は,拼音で「menkou」となり、これが転じて「まんこう」→「まんこ」となったようである。

このような話題をここで取り上げるのは、かなり気恥ずかしいけれど、「誰もが関心がない」とは言えない話題でもあるので、あえて記事にしてみました。


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1 コメント

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Unknown (反習近平)
2021-07-14 13:40:35
おっさん間違えてるぞ。
日本語のちんこは小さい鉾→ちんぽこから生まれたんだぞ。
勉強しろ頭の悪い中国人。

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