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ぽんぽこタヌキの独り言 Solilokui dari Rakun Pompoko

日本を見て、アジアを見て、世界を見て、徒然なるままに書き記す、取るに足らない心の呟き

「ケバブ」「シュラスコ」「シシカバブー」

2014年11月25日 08時39分44秒 | Weblog

今回のテーマは「肉料理」。これまで食したことのある外国の「肉料理」について記してみたい。

まず、最初の「ケバブ」。これは「中東諸国」で食されている「肉料理」の呼び名である。この「ケバブ」は、肉の種類はなんでも良いようで、「トルコ」などの「イスラム教国」では「羊肉」「牛肉」「鶏肉」が中心で、稀に「魚肉」も使用される。基本的に「肉」があれば何でも「ケバブ」料理ができる。それもそのはず、「ケバブ」の語源を辿ると、「アラビア語」の「カバーブ」、そして、その由来とされている「アッカド語」の「焼く」とか「焦がす」とかいう意味の「カバブー」='Kababu' から来ている「料理の名称」のようである。要するに「肉を焼いたり、焦がしたりして調理する料理」である。従って、焼いて「ヨーグルト」を添えたり、挽肉にして焼いたり、串焼きにしたり、国や地域によって、その形はバラエティに富んでいる。先の「イスラム教国」では「豚肉」メニューは無かったけれど、インドの場合は「ヒンズー教国」なので、当地の「シーク・カバーブ」は「牛肉」メニュー抜きとなっている。この「ケバブ」の基本形は、あくまで「肉」を四角切りして、串刺しにして焼いたものであるが、その「串のサイズ」は、地域によって「20cm」のところもあれば「40cm」のところもある。最も大きい(長い)ところでは「1m」位の串に刺して豪快に焼いて食べるところもあるようである。また、「ドネル・ケバブ」='Doner Kebab'(英)あるいは「ドナー・ケバブ」='Doner Kebap’(土)というものがあって、これは、垂直の串に味付けした肉を上から刺していって積層し、回転させながら、それを囲んだ縦型グリルで焼き、焼けたところから順次削ぎ落として食べる料理である。この調理方法は、どちらが先かは定かではないけれど、「ギリシャ」や「アラブ料理」にも同様な調理方法があるようだ。また、国によって、「パン」の形状は異なるようだけれど、「焼いた肉」を「野菜」などと一緒に「パン」に挟んで「サンドイッチ」風にする食べ方もあるらしい。

次の「シュラスコ」='Churrasco’ は、「鉄串」に「牛肉」「豚肉」「鶏肉」を突き刺して、「岩塩」を振って、「炭火」でじっくり焼いて作る「ブラジル」など「中南米諸国」で食されている「料理」である。スペイン語件では「チュラスコ」と呼ばれている。「肉の種類」としては「牛肉」がメインとなっているが、様々な肉、そして、様々な「部位」も串刺しにされる。時には「エビ」や「パイナップル」や「バナナ」なども串焼きにされる。「シュラスコ」='Churrasco' という言葉は、そもそも「バーベキュー」='Barbecue’という意味であり、「一般家庭」でも食される人気「家庭料理」の一つに数えられる。

そして、最後の「シシカバブー」であるが、これは、日本語として聞いた場合、ちょっと「面白い」と感じたのは、多分私だけではないのだろう。男性歌手の「デュオ」である「柚」が、「シシカバブー」という軽快な曲を歌っている。この「シシカバブー」は、一般的には、何故か「トルコ料理」と勘違いされている節があるけれど、実は、これは、「インドカレー」を始めとして、日本社会で広く受け入れられている「インド料理」のメニューが広まったもののようである。最初の「ケバブ」のところでお気づきになった方はあると思うが、そもそも「ケバブ」の語源が、アッカド語の「カバブー」='Kababu' であり、日本で開店した「インド料理」のメニューのなかに「シーク・ケバブ」とか「シーシュ・カバーブ」などというラインナップがあって、これらが「混同」されるか、あるいは、どちらかを「言い間違い」して広まっていったというのが事実のようである。

最近、「メタボ」だ、「太り過ぎ」と食事制限を受けることが頻繁になって、「澱粉」がダメだ、「糖分」がダメだ、「お酒が」ダメだ、「脂身」がだめだと、「テレビ」を見ても、「誰か」と話をしても、「本」を読んでも、「トピック」が「健康」の話になると「耳が痛くなる」どころか「目も痛い」って感じである。確かに「健康」は大事であるけれど、「性欲」と「食欲」は「生き甲斐」の重要な「2本柱」であるから、これを制限することは「かなりの苦痛」である。どこかの「コマーシャル」でも言っていたけれど、「旨さ」は「糖分」と「脂」の「コラボ」の結果でもあるので、私個人としては「食べ過ぎ」は控えるにしても、極端な「制限」をも控えつつ、可能な限りの「長生き」を模索していきたいと考えている。


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2 コメント

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