ぽんぽこタヌキの独り言 Solilokui dari Rakun Pompoko

日本を見て、アジアを見て、世界を見て、徒然なるままに書き記す、取るに足らない心の呟き

「チョーット」「キリ、キリ」「パラ、パラ、パラ」

2014年08月31日 06時28分41秒 | Weblog
今回は、3つの「カタカナ語」を並べてみました。正確に言えば、外国語での「掛け声」です。 何の掛け声かというと、アジアの国の「乗合自動車」とか「バス」に乗った際に、降りたいときに叫ぶ言葉を並べてみました。 最初の「チョーット」。これは「タイ語」で「停めて!」という意味です。バンコックでタクシーに乗った時に、目的地が近くなり、あるいは到着し、通り過ぎそうになったりした場合には、「チョーット」と叫べば . . . 本文を読む

「母なる海」について

2014年08月27日 06時15分14秒 | Weblog
日本語では「海」のことをよく「母なる海」と形容することがある。このことについて、私はこれまでちゃんと考えたこともなく、耳にしても何となく聞き入れ、そして、「イメージ」的に何の違和感もなく受け入れて聞き流していたのである。 まず、「海」という漢字について見てみると、当然ながら、左側の「偏」(へん)は「さんずい」なので「水」と関わりのある漢字である。一方、右側の「旁」(つくり)には、「毎」という文字 . . . 本文を読む

「処女」と「童貞」

2014年08月20日 06時57分33秒 | Weblog
日本語で、標記の2つの言葉を見ると、日本人なら「ピン」ときて「にやり」って感じで、瞬時に「性体験のない無垢な女性」と「性体験のない無垢な少年」と理解するはずである。下衆な言い方をすれば、「男を知らない女」と「女を知らない男」である。 ところで、この「処女」と「童貞」の2つの言葉の「汎用性」ということに目をつけて比較してみると、「処女」の場合は、「処女性」「とか「処女作」というような言い方が存在す . . . 本文を読む

「ドンペリ」「ドンファン」「ドンガバチョ」

2014年08月17日 00時16分14秒 | Weblog
今回は、「ドン」という言葉に着目して、言葉を集めてみた。まず、日本語で「ドン」というと、いわゆる「オノマトペ」における「擬音語」の「ドン」であり、これは「扉を叩いたり」「太鼓を叩いたり」「大砲の玉を撃ったり」する音を示す言葉である。また、これを「名詞」としてみた場合、語源は、イタリア・スペイン語の敬称(英語の"Mr"にあたる)"Don"からきたカタカナ語で「首領」「 ボス」といった意味で使われる。 . . . 本文を読む

「我慢」について

2014年08月15日 06時48分27秒 | Weblog
今回の「我慢」に関する話だけれど、実を言うと、前回のテーマ、仏教的「七」「五」「三」のきっかけとなった言葉だったのだけれど、「七慢」「五福」「三学」と説明を広げていったために、肝心の「我慢」の説明が、今1つ中途半端になった嫌いがあるので、ここで改めて記載することにした。 前回の記事に記載した通り、「慢」という言葉には「相手を見下して驕り高ぶる心」という意味がある。そして「我慢」という言葉は、現代 . . . 本文を読む

仏教的「七」「五」「三」について

2014年08月11日 01時19分11秒 | Weblog
「七五三」といえば、毎年11月15日に行われている日本の年中行事であり、7歳の女の子、5歳の男の子、3歳の女の子の成長を祝う行事として定着している。そもそも、この「七五三」の行事の始まりは、「生類憐みの令」を出したことで有名な「犬公方」と呼ばれた江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉が、その長男の健康を祈って開始したとされている。 ただ、本稿では、この「七五三」ではなく、「仏教の世界」の「七」「五」「 . . . 本文を読む

「バヤン」「パヤヤーン」「バンヤヤヤーン」

2014年08月06日 16時23分48秒 | Weblog
今回はちょっと短編になるかな。標記の「3つの言葉」について記載してみたい。 最初の「バヤン」であるが、これは「タガログ語」で、「バヤン」=’Bayan' と記載し、「祖国」「国民」「故郷」などといった意味である。インドネシア語では、「タナ・アイル」=’Tanah Air'である。この「タナ・アイル」=’Tanah Air' を直訳すると「水の土地」であり、「水 . . . 本文を読む

「オノマトペ」「オポノポノ」「オベリスク」「オペリスク」そして最後に・・・・・

2014年08月06日 06時08分53秒 | Weblog
今回も、ちょっと気になり言葉をランダムに挙げてみた。   まず、最初の「オノマトペ」という言葉は、恐らくご存知の方は結構多いんじゃないかと思うけれど、実は私が本ブログでときどき話題にしている「日本語」の「面白さ」として取り上げている豊富な「擬音語」「擬声語」「擬態語」のことである。「びしょびしょ」「くらくら」「ひりひり」「びりびり」「ころころ」「てくてく」「わんわん」「にゃーにゃー」 . . . 本文を読む

「二の腕」「二の足」「二枚舌」

2014年08月04日 01時51分00秒 | Weblog
今回は「2」のつく慣用句を集めてみた。 最初の「二の腕」であるが、昔はこの「二の腕」の「2」は「2本の腕」を意味することかと思っていた。ずいぶん長いことそう思っていたように記憶する。「和服を着た者のたしなみ」として、何か作業をしたり、高いところにあるものを取ったり下ろしたりする際に、袖がめくれ上がって「二の腕」が人目に触れないように、袖がめくれ上がらないように、片手で添え手押さえたほうが「和服」 . . . 本文を読む