ぽんぽこタヌキの独り言 Solilokui dari Rakun Pompoko

日本を見て、アジアを見て、世界を見て、徒然なるままに書き記す、取るに足らない心の呟き

「トイレ」の話 Part 3 (バスの旅)

2019年06月21日 22時22分54秒 | Weblog

私は、昨年ほぼ 1年間 、ベトナムのホーチミンで生活した。ホテルは、Quan (区) を跨いで転々としたが、ホーチミン市内での移動だった。

それが、今年の 2月に、居候していたアパートを、友人たちと共に追い出されてからは、お金はないし、長距離移動の必要はあるしで、急に、列車の旅、バスの旅をする機会が重なった。

1.   2月 ホーチミン - ハノイ間 のバス移動。乗客は殆どベトナム人。それに、僅かながら、我々のような外国人旅行者がまじっている。トイレ休憩のとき、彼らは、「ダイ」「ダイ」「ダイ」と口にし出した。ベトナム語で「ダイ」、これすなわち「小」= 「小便、おしっこ」である。

2.    次は、3月, ベトナムビザのオーバーステイ解消のため、カンボジアのシェムリアップに2泊3日のつもりの旅にでた。ところが、3日後、シェ ムリアップの空港から、夜間便でハノイに戻ろうとしたところ、ベトナムの入国ビザ不良で足止めされたのである。そして、翌日から、なんとかしてハノイに戻ろうと、決意したのが、シェムリアップ - プノンペン - ホーチミン の約 2日間のバス旅であった。この時の乗客は殆どカ ンボジア人、トイレ休憩のときに、彼らが発した言葉は、「ボン」「ボン」「ボン」であった。これは「ボン・チュップ・タック」=「トイレ,」のことである。

 ここで、はて、インドネシア人だったら、どうだろうか、と考えてみた。

 インドネシア語で、「トイレ」のことを、「カ マル・クチル」(小さい部屋) と言う。そして-「小便、おしっこ」のことを「アイル・クチル」(小さい水) と言い、「大便」=『アイル・ブサ ール」と言うので、「クチル」「クチル」「クチル」という可能性はあるが、この意味は「小さい」「小さい」「小さい」と連呼することになるので、少ししっくり来ない気がする・それよりも、インドネシア女性も、気軽に恥ずかしがらずに使っている「クンチン」 =               'kencing' (小便、おしっこ)が、自然ではないかと思う。 マレーシアの場合は、気取って「タンダス」=  'Tandas' と言うような気もするが、「クンチング」が、インドネシアの場合と同様、使われているような気もする。

  それでは、ここ、タイ人の場合はどうだろうか。先日、ホテルでトイレの場所を聞くのに「ナーム」と言っていたので、これは「トイレ」を意味する「ホン・ナーム」の可能性もあるように思う。しかし、タイ語には「 小便、おしっこ」を意味する「パッサワー」という明確な単語があることを思いだした。個人的には、こちらが「本命」のように思うが、もしかしたら、もっと一般的に使われている「チー」(おしっこ)かもしれない。こればっかりは、実際にバスに乗って確認してみないとわからない。時間が取れたら、バンコク -  チェンマイ間くらいのバスの旅をやってみたいと思う。


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