2009年10月から始めた近畿大学通信教育部の司書課程も、2011年の7月に受けた筆記試験を最後に全15科目を修得し、無事に司書課程を修了することができました。 2011年1月、本ブログに「奮闘!近大通信司書課程」のカテゴリーを立ち上げ、これまでに書いた総数17件のブログ記事を、このページに表にしてまとめてみました。2012年度からは司書課程のカリキュラムが変更となり、これらの記事は殆ど役に立たなくなりますが、苦労談を読んで頂いて、元気を出してもらう、という意味では少しは役に立つかも知れません。また、自分の経験から得たノウハウをまとめた「実践!近大通信・司書課程攻略法」もどうぞ。 この表に載っていない科目は、選択しなかったか、このブログを立ち上げる前に修得してしまった科目です。空欄部分も、このブログを始める前に終わってしまったので、記事がありません。悪しからず!
*1 ブログ「奮闘!近大通信司書課程」最初の記事。ブログを始めたいきさつなども書いています。 *2 司書課程最後の科目。全科目の成績と、簡単な総括も載せています。 実践!近大通信・司書課程攻略法 ◆計画に沿って進める◆ 在籍期間の間にどのようなペースで、レポートを提出し、試験を受け、それにスクーリングを行っていくかの計画を立て、その計画に沿って着実に進めて行くことが大切。自分自身、最初殆ど無計画でやっていて、最初からちゃんと計画を立ててやっておけば、もう少しラクができた… と途中でとても後悔した。 ◆テキストを読む時は…◆ テキストを読む前に、レポートの設題と、科目終末試験の問題をチェックし、テキストを読みながら、それに関連した記述がある部分をメモに控えておくと、レポート作成や試験準備がラクになる。テキストには、索引だけみているとレポートや試験に関係なさそうな項もあるが、中身をよく読むと、関係ある記述があることがよくある。最低1回は、テキストを全て読もう! ◆レポート作成では…◆ ネットで他の人のレポートを参考にするのもいいけれど、できるだけ自力で進めたいところ。その際、テキストを重点的に参照することはモチロンだが、いい参考文献を見つけることがポイントだと思う。 参考文献の検索 図書館で参考文献を探すというと、どうしても図書にウェイトが置かれるが、高度情報化社会の今、図書館事情もどんどん変化していて、これを捉えるためには、雑誌記事を参照することが大切!図書館にある資料検索端末では、雑誌名を検索できても、雑誌の記事タイトルを検索することはできない。雑誌記事の検索で便利なのは、国立国会図書館のサイト、NDL-OPAC「雑誌記事索引検索」。「電子図書館」などのキーワードで、記事のタイトルを検索し、その記事が掲載されている雑誌名、巻号をメモして、最寄りの図書館で実物を手に入れる、というやり方が簡単だ。更に優れものは、学術文献のデータベースの中でも代表的なCiNii(サイニー:NII論文情報ナビゲータ)。この検索結果で[CiNii PDF オープンアクセス]とある論文は、その場で論文の本文全文を読めてとても便利。 これらの参考文献を元に、テーマに沿って考えをまとめ、多めの字数で取り合えず書きあげてから、序論-本論-結論の論文形式を整えつつ2000字まで削っていくというやり方で仕上げていた。最後に参考文献一覧を添付することを忘れずに! ◆終末試験の準備◆ 問題が発表されていると言っても、10題分の解答案を作って覚えるのは想像以上にタイヘンだ。科目によっては、1つの設題に2問出ているという、セコイものもあるので要注意。まずは、テキストに沿って解答案を作り(テキストを最初に読む段階から、設題に関連したページをメモしておくと役に立つ)、テキストの説明では不十分と思われるものについては他の文献を当たろう。文献の探し方は、「レポート作成では…」を参照してください。 作った解答案を覚えるのも一苦労だった。ワープロで作成した文書でキーワードを黒のマーカーで隠し、見なくても頭に浮かぶまで繰り返し覚えた。キーワードを覚えるだけでなく、たとえば、「利用者サービスのポイントを述べよ」といった設題では、解答案でポイントをいくつ挙げたか、それぞれのポイントはどんな内容かまで諳んじられなければ、キーワードだけ覚えていても役に立たない。 それから、こんなバカなことやる人は少ないと思うが、僕は、解答案は一通りちゃんと覚えたのに、当日発表された問題番号の解答が、その覚えた解答案のどれだったかが浮かばず、10分ぐらい悶々としていた苦い経験をした(結局、問題を1つずつ消去法で削っていって思い出せたけれど)。 巷ではいろいろと、出題番号のやまかけが流行っているが、これは絶対当てにならないので、とにかく最近何度も出た設題番号であっても飛ばさず、全ての解答案を作って準備しよう。 ◆スクーリング対策◆ スクーリングでは、先生の話を聴き逃さずノートを取り、出された宿題は、当てられないことがわかっていてもキッチリやっておくこと。分からないことがあれば、できるだけその場で質問すること。それと、近くの人に積極的に声をかけて、情報交換すると、スクーリングのことだけでなく、レポートや試験の情報交換もできますよ。スクーリングで一緒になった人たちには、実際とてもとても助けてもらいました!試験で「何でも持込み可」という場合は、電子辞書がとても役に立つ。 スクーリング履修届を発送するタイミングについては、他の記事で書いたが、少し整理してこちらにも載せておく。 ご存知のようにスクーリングの履修届の提出期間は6日間に限られていて、これより前や後に届いても受理してもらえないことになっている。僕は1つ目のスクーリングの履修届を、提出期間の初日に速達で投函した。これなら提出期間の前半には届いているはずだ。それなのに「定員オーバー」で受講不許可になってしまった。不審に思って、事務局に問い合わせたところ、僕からの履修届が実際に事務局に届いたのは、なんと受付期限前日だったとのこと。どうして??? 通信教育部の事務局スタッフは午前中に1回、近大に届いた郵便物から通信教育部宛てのものをピックアップするのだそうだ。つまり、それ以降に届いた郵便物は、翌日にならないと通信教育部の手には渡らないとのこと。週末が入ってしまったので、届いたのは週明けになってしまったらしい。 事務局の人の話によれば、「配達日指定郵便にして、受付期間の前の日に届くようにすれば、確実に受付期間の初日に事務局に届く」とのこと。「特に遠方からの申込みは、もし1日ぐらい早く届いても無効扱いにはしない」ということだった。 ということで、そのあと3回のスクーリングの申込みでは、受付期間前日着指定で履修届を送り、どれも受講許可された。 「受付期間の前日に届ける」というやり方が、いつでも許可されるかどうかはわからないが、経験談として… 皆さんのご健闘をお祈りしまーす! |
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