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日本陸海軍機大百科 96式陸攻2型

2011年10月19日 | 飛行機




メーカー(発売元):アシェット・コレクションズ・ジャパン
商品名:日本陸海軍機大百科・第44号
   (九六式陸上攻撃機二型)


(2011.06.01発売)



 アシェット・コレクションズ・ジャパン(株)が発売する日本陸海軍機大百科の第44号は96式陸上攻撃機2型だった。このシリーズは月に2回程度の発売周期で、タイトルのとおり旧日本陸海軍の航空機を実機のサイズに応じて、1/87・1/100・1/120の3通りのスケールで再現したダイキャストモデルと実機解説をしたブックレットがセットになった今では書店ですっかり定着したスタイルの商品である。



2009年9月24発売の零戦21型から発売の始まったこのシリーズは、戦闘機や攻撃機など単発機は1/87スケール、偵察機や戦闘機などやや大きな双発機は1/100スケール、重爆や陸攻などより大きな航空機は1/120スケールとなっている。

何故この3通りのスケールを採用したのかは知る由もないが、1/100スケールはプラモデルで既に発売されている機種もあるものの、1/87と1/120スケールのモデルはどれも世界初のモデルばかりである。因みに今、この記事の投稿をした2011年10月19日現在、第54号の海軍局地戦闘機「秋水」も世界初の1/87スケール秋水である。秋水自体レアな飛行機で模型化された機会の少ない中、鉄道模型以外ではマイナーなスケールの1/87を採用したことは賞賛に値する。1/87といえば鉄道模型のHOスケールであり、1/120はTTスケールである。もちろんどちらも国際スケールである。

((・参考・) 日本国内でHOゲージ(HOスケール)80分の1とすることは多いが、1/80は日本独自のマイノリティーな縮尺であり、世界的にはHOスケール=1/87である。モノに対する感覚や基準、規格がグローバルな視点を無視できなくなった21世紀の昨今、例えおもちゃと言えども同様なのでは・・・・)



日本陸海軍機大百科・第44号の96式陸攻2型は双発の大きな陸攻なので、スケールは1/120である。第21号も96式陸攻2型だったのでこれで2度目の発売だ。

どの程度まで精密さを求めるかは、それを購入するユーザー1人ひとり異なると思うが、ワタクシはこの模型に対し、量産ダイキャストモデルながら十分に精密なモデルであると感じている。ただ、風防越しに見える操縦士が単座で1人というのはイタダケナイ!

 

実機についてブックレットの実機解説によれば、日中戦争初期の渡洋爆撃で「中攻」として華々しく実戦デビューを飾り、マレー沖海戦では英国海軍の誇る戦艦プリンス・オブ・ウエールズとレパルスを航空魚雷をもって撃沈した。これによりそれまで兵器の頂点として君臨してきた戦艦に航空機が取って代わった事をつげたとある。つまり、歴史に転機を与えた航空機という事だ。また、ブックレットには機体の3面図やスペックも記載されている。

因みに機体の寸法は・・・

~~実機~~

全長:16450ミリ(三着:16280ミリ)
全幅:25000ミリ
全高(水平後):4560ミリ

~~120分の1~~

全長:137ミリ
全幅:208ミリ

~~1/120模型~~

全長:138ミリ
全幅:208ミリ


バッチリ!1/120だった。

ビバ!ワントエンティー!







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