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米国アマゾンが発売したタブレット端末の日本上陸による日本市場の混乱

2011年12月10日 | 経済
ついに、あのアマゾンがタブレット端末を発売開始した。日本におけるアマゾンのネット通販をよく分析すると、一つの特徴がうかがえる。それは送料が極めて安いこと。これはアマゾンが直接販売する商品に限り、アマゾンが各地に持つ、物流倉庫から近郊に発送するからだ。すなわち、遠いエリアまで物を運ばないから、運賃が安い。

アマゾンは一般的に、ある特定の品目にターゲットを絞り、自分のところで最安値で販売する。しかし、彼らは送料が安いために、アマゾンで販売している他の小売店は、もはや利益度外視の販売をせざるを得なくなり、しまいには、撤退に追い込まれる。言い方を変えれば、種まきは小売店にさせて、おいしいものだけをダンピングで独占するという手法に見える。現況で例を挙げれば、おむつ関連商品などがその一つとして挙げられるだろう。

小売店の話を聞くと面白い--。アマゾンはアマゾン内の出店小売店に対し、送料にまで15%のマージン上乗せしているらしい。これには驚愕!

つまり、1000円の商品を沖縄に送る場合で、送料が1250円程かかるケースでは、合計額が2250円となり、これにアマゾンマージンの15%、つまり337円がアマゾンへのマージンとなる。販売価格が1000円の商品の卸値が800円の場合で考えると、アマゾン出店小売店が200円の利益を確保するためには、2250円に15%を上乗せした額の2587円で販売する必要がある。
沖縄で通販は元値の3倍までに膨れ上がる。沖縄には、ある一定の買い物合計金額で送料無料となるサービスが適応されないショップばかり。

200円の利益を確保するのに頭を抱えるアマゾン内出店小売店舗。しかしアマゾンはしっかりと300円以上のマージンで稼いでいく。

話は戻りますが、アマゾンがタブレット端末で目論んでいることは、当然、通販市場の獲得でしょう。いろんなものが端末で簡単に買い物できて送料も安いとなると、もはや他の通販事業者も大打撃。これからの通販会社はタブレット端末、カード会社、ポイント付加会社との密接な連携が重要となる。そういう意味で、携帯端末からの客が少ない楽天は、現時点で準備不足と言える。携帯端末からのお客が最大のターゲットと捉えているのは、野球界に布石を打ったDeNAだ。今の日本では、アマゾンの侵略に対抗できるのは、彼らしか見当たらない。

通販は送料との戦い。また、どういった端末をつかって買い物をさせるかが重要。日本上陸が間近なアマゾン端末でも、楽天の通販は同様に簡単にできるはず。他の通販に対してネガティブに働く工作をすると、すなわち、極端には、アマゾン端末から他の通販会社での買い物ができなかったりすると、関連法令違反となり、訴訟問題となるので、そんなことはアマゾンはしないだろう。ただ、アマゾン端末を使った場合の得点をお客に与えることは自由である。例えば極端に言えば、アマゾン端末から買い物した場合には、送料がすべてタダになるなどといったサービス。これなら楽天も他社も文句は言わない。あるいはまた、アマゾンで1か月に2万円の買い物をすると、端末通信費がタダになるとか。商売的には色んな手法が想定される。

これからの通販会社は、どのタブレットから買い物をしてもらうか、またそれに付随し、どんな得点を付加するかにかかっていると予想している。

ガラパゴス日本は、他大陸の生物の侵略によって滅びるのか! アマゾンのようなグローバルな純国産通販会社の出現はむづかしいだろう。楽天は小銭を稼ぐことに躍起となっており、システム開発が薄い。DeNAの可能性は未知だが、ガラパゴスを外敵から守る母語壁のひとつとなってほしいものである。

今日は論説家的記載でした(汗)誤字脱字、ご容赦ください。
バーイバイ



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