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ことごとく西に移動する身軽な企業たち

2011年04月25日 | Weblog
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ことごとく西に移動する身軽な企業たち

今回の大震災の影響を受け、身軽な企業は西に拠点を移していますね。といっても、IT関連の業種など、ごく一部でしょう。どこにいても仕事ができる業種であれば、機能移転も簡単ですが、お店など、対面販売が必至な業種ではそうはいきません!

電力が重要な企業は、この夏までに西に生産拠点を移転するか、あるいは太陽光発電、夜間操業など、様々に対応することが余儀なくされるでしょう。電力消費が極めて高い企業ほど、計画停電は致命傷になりかねません。だって、多くの企業の純益は数%。だから生産量が減ったら大変!

東北では農作物などが風評被害に遭っていますが、放射線量さえきちんと測定して表示しておけば免れる事が可能でしょうか?しかし、その放射漁が他の地域の平均値より少しでも高い作物では、この表示も致命傷となりかねません。もう、放射線汚染物質をフィルターで除去した逆浸透膜濾過水や、イオン交換水などの被汚染水を利用した「水耕栽培」しかないのではないでしょうか?土壌の放射能汚染を、自分の畑だけの一箇所を完全に除去しても、周辺土壌が汚染していれば直ぐにその拡散汚染を受け、汚染は同じレベルに戻ってしまいます。

これからは、
福島原発近隣の件では密閉型ビニールハウス栽培を行い、作物は放射線レベルを全国レベルと比較して表示する。これしかないのではないでしょうか?もし私が農業が本業なら、もう大泣きしています。食べるものでない観賞用のバラ栽培にでも切り替えるかも。もし私の本業が畜産業なら、汚染地域に置き去りにして死んでいく家畜たちに申し訳なくて。。。せめて放し飼いにしてきたい。。。

原発がこんなにもろいものとは、誰も知らなかったことでしょう。私も知りませんでした。冷却が命の原発だから、海の近くなんですね。人も少ないし、土地も買収しやすい。

これからどんな電力に頼りましょうか?

私は以前のブログで、瀬戸内海の海流で発電する構想を書いています。ご興味のある方はご覧下さい。これからは自然力発電が安全ですね。太陽光で水を分解して水素を作って貯留し、これを燃料電池で利用する方法は、極めてエネルギー変換効率が高いです。あるいは、太陽光を電気に換える所の効率がまだ低いので、熱をそのままタンクに保持し、その熱からもっと高温を発生するヒートポンプを作ることも一案です。水の沸点より高い温度を発生させるヒートポンプが実用化できたら、太陽熱は効率良く再利用する事ができます。ヒートポンプで4~500℃くらいまで作れたら最高。高熱のガスを圧縮さえできたら簡単ですね。

ジーゼルエンジンなんて、常温の空気を高圧縮して高熱にして燃料を誘爆しています。圧縮が鍵です。圧縮するエネルギーは必要ですが、その3倍くらいのエネルギーになって帰ってきます。

私が生きている間に、そんな技術は実用化されるかな?
バーイバイ

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