観葉植物を育てる話

観葉植物やら一部野菜とか(失敗多し!)そんな話が中心です。
フェイクグリーンとかも入れていい?

植物の世話をしながら思うこと

2009年06月02日 09時56分46秒 | 日記・エッセイ・コラム

植物というのはとても奥が深いと思う。

成長期(春夏秋)と休眠期(冬)を繰り返して大きくなっていく。

 

植物の種類によっては、自分自身は大きくならずに株が増えていく。
ポトスやワイヤープランツ、タマシダなんかがそのタイプ。

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またあるものは、自分自身がどんどん大きくなっていき、折れたら再生が不可能なものもある。

でもそういう種はなかなか折れないし、強い。

ヤシ類がそんな感じ。

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またあるものは、竹のようにどんどん増える種もあり、そういう種は、根を切れば切るほど、その1つがさらに再生して増えるので、なんだかオレオレ詐欺集団的??(笑)

竹類やサンセベリアがそんな感じ。

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またあるものは、自分自身も大きなっていくが、風や雨で折れた枝が根付き、増えていく種もある。

ミルクブッシュやサボテン類や一部の樹木系がそんな感じかなぁ。

 

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企業で言うと、支店や別会社を増やして拡大する企業もあれば、その1店舗だけを守り続ける老舗もあれば、のれん分けのようにして増えていく業態や、FCのように一気に増える業態もある。

 

同じ部屋で育っているのに、枯れていくものもあれば、残るものがある。

 

水分過多で根腐れするもの、水切れでしおれるもの、再生するもの、しないもの。

 

 

そして、どの植物にもいえるのが、見た目に美しい姿を披露するのは、ほんの一時。

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たとえば、このタマシダは、このようにキレイな状態であるのは夏の一時。

葉の寿命が短いので、葉先が枯れてきたら葉を切り落とさなければならなく、そのまま放っておくと、葉がパラパラと落ちて部屋が汚れるばかりか、健康な葉も枯らしてしまう。

マメな手入れが必要なのだ。

そうこうしているうちに秋が来て、生える葉が小さくなってくると、こんな感じにこんもりとしなくなり、葉のバランスが悪くなる。

冬になると、ほとんど新葉は出てこない。
冬の低温度を乗り切るためには、大きくなりすぎた夏の葉を切り落とし、コンパクトにして栄養の無駄遣いを極力押さえるようにする。

このような状態は、スカスカで見た目にも悪いが仕方がない。

水遣りも栄養過多になるため最低限にし、ひたすら春になるのを待つのだ。

 

 
 
 
そんなことをたまに思いながら水やりをしたりする。

 

じゃあ自分はどの状態なんだろう。

 

きっと、発芽する前の種。
または株分けされたけど、まだ根が張っていない状態の株か。

 

 

いずれにせよ、まずは根を張らねば芽は出ない。