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デュアルダイナミック機「MXH-DD600」の音質傾向は?

2012年12月07日 | オーディオ製品
【MAXCELL】








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音質
ダイレクト感が高く、ダイナミックでのびのびとしたサウンドを披露する「MXH-DBA700」に対し、「MXH-DD600」はどちらかというと自然な音色の、素直なサウンドを聴かせてくれるのだ。

女性ヴォーカルを聴くと、両者の違いが良く分かる。伸びやかな高域とダイナミックな抑揚表現で力強い歌声を聴かせてくれる「MXH-DBA700」に対し、「MXH-DD600」はもっと清楚な感じのする、丁寧な歌声を聴かせてくれるのだ。

一見すると素っ気ないし、声の厚みも(「MXH-DBA700」に比べて)やや線の細い感じもするが、ニュアンス表現が細やかで、音色も透明感のあるクリアさを持ち合わせているので、実は「MXH-DD600」のほうが歌に込めた感情が良く伝わってくたりする。この違いは、なかなかに興味深い。

また、帯域バランスも「MXH-DD600」のほうがオーソドックスで、低域のロールオフもそつがない。そのため、長時間の試聴には、こちらの方が向いていそうにも感じる。

ただし、ピアノなどを聴くと、高域の伸びやかさ、響きの良さに関しては、BAドライバを搭載するためか「MXH-DBA700」のほうがやや優位に思える傾向もある。どちらを良しとするかは、単純に好み次第といえる。

このように、「MXH-DBA700」と「MXH-DD600」は、上下関係というよりも並び立つ双子のような、それぞれに魅力的な個性を持つ製品となっている。価格的にもそれほど大きな差はないので、純粋にどちらの音が好みにあうかでチョイスして間違いはない。どちらにしろ、サウンドクォリティもコストパフォーマンスも高い、優秀な製品だということは断言しよう。


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