お勧め商品&レビュー

お勧めの商品や製品、使用感想や一般レビューを紹介します。

5月29日(金)のつぶやき

2015年05月30日 | ミリタリー 自衛隊

フィリップスのLightning直結ヘッドホン“Fidelio”「M2L」をレビュー - デジタル伝送で音質強化 goo.gl/U9ZD5k


ラビット: フィリップスのLightning直結ヘッドホン“Fidelio”「M2L」をレビュー - デジタル伝... pkydf638.blogspot.com/2015/05/lightn…、さすがフィリップスと感心せてくれるサウンドだ


ラビット: オーディオ用導体 pkydf638.blogspot.com/2015/05/blog-p…「PC-Triple C」の特徴は大きく2つある。

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フィリップスのLightning直結ヘッドホン“Fidelio”「M2L」をレビュー - デジタル伝送で音質強化

2015年05月29日 | オーディオ製品







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ナチュラルで心地よいフィリップスらしいサウンドを聴かせてくれる

そしてサウンドだが、冒頭で述べたように聴き始めてすぐに、さすがフィリップスと感心せてくれるサウンドだ。いたずらに解像感を押し出したり、空間の広がり感を強調するのではなく、実にナチュラルで心地の良い音を聴かせてくれる。一方で、フラットでプレーンな方向性なのかといえばそうではなく、フィリップスらしさをしっかりと楽しませてくれる。

雰囲気としてはややウォームで、そして帯域バランスとしてはやや低重心。その「やや」の具合が絶妙で、無色にならない心地よさを演出しつつも、過剰演出には全くならず自然に感じられる。

相対性理論「たまたまニュータウン (2DK SESSION)」
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/jO4C_m-c8eo" width="560"></iframe>


冒頭のバスドラムは胴や部屋の豊かな響きを捉えて生かした録音とミックスで、その再現はこの曲の頭の雰囲気作りの鍵になる。本機はその響きを想像以上にしっかり深く出してくれる。ベースも落ち着いた厚みや適度な太さで、中低域全体、そして音楽全体のバランスもよい。ベースの柔軟な弾力、アタックを強調することなくかといってぼんやりすることのない穏やかな存在感も好ましい。

低域の響きに対して「想像以上に」という感想になったのは、本機が比較的コンパクトな部類のヘッドホンだからだ。小型ヘッドホンでも低音を強調することは難しくないが、しかし強調せず自然にしっかりと出すというのは簡単ではない。そこをこのヘッドホンは巧くやり遂げている。

高域側もほどよく暖かく柔らかなウォーム系なので、シャープさとか情報量とかは強くは出さない。声の質感も繊細に描き出しすぎず穏やかな心地よさだ。空間表現も、すっきり系の音ではないのでわかりやすい見通しのよさとかにはならないが、コンパクトな密閉型ヘッドホンとしては十分以上の水準は確保している。

TM NETWORK「Beyond The Time」
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/UPwETetBFDs" width="560"></iframe>


は主題歌となった作品の主な舞台である宇宙をまさにイメージさせる空間性が光る作品だ。その宇宙をこのヘッドホンは、透明とか真空ではなく、何か暖かな粒子で満たされた空間と感じさせてくれる。硬質な音調ではないのでベースのソリッドな音色やバキッとしたキレは控えめだ。しかし滑らかながらも不足は感じさせないアタックで、自然に気持ち良くまとめてくれる。

また特にギターは、カッティングのぱきっとした感触はやや薄まるが、音色の艶やフェードインやサステインの滑らかさに強みを発揮する。こちらはこちらで魅力的だ。声の表現の自然さも、もちろん良好だ。

M2Lは穏やかなウォームさを持ち味とすることもあり、喜多村英梨さん「掌 -show-」のようなヘヴィ&ハードエッジでプログレッシブなメタルサウンドとは相性がもう一歩かもしれないが、それ以外の楽曲においては、オールラウンドな対応力も見せてくれた。

Lightning対応をいちはやく実現したことに加えて、そのサウンドも見事。音の程よい個性と「Lightning専用」という最新鋭の仕様を持つ本機は、他では得られない満足を与えてくれるだろう。

5月24日(日)のつぶやき

2015年05月25日 | ミリタリー 自衛隊

OFCを採用したオーディオテクニカの高音質USBケーブルを検証 goo.gl/kl5QLL


ラビット: OFCを採用したオーディオテクニカの高音質USBケーブルを検証 pkydf638.blogspot.com/2015/05/ofcusb…定評あるOFC導線を採用し、モバイルユーザーに使いやすい短いケーブルもラインナップするアートリンクシリーズの新3モデル。音質面で信頼できる定番ケーブルの誕生だ


オーディオテクニカから登場・新導体PCUHD採用リケーブルを試す goo.gl/GKxJz2


ラビット: オーディオテクニカから登場・新導体PCUHD採用リケーブルを試す pkydf638.blogspot.com/2015/05/pcuhd.…バスドラムを筆頭に太鼓の芯が硬質に輪郭が明瞭になって、その周囲に広がる響きも感じやすくなる。


PC-triple-C RCA モニターレビュー報告♪|CREATION クリエイション creation.theshop.jp/blog/2015/05/2… #BASEec @creatio95044016



オーディオ用導体

2015年05月24日 | オーディオ製品
■PC-Triple C
「PC-Triple C」の特徴は大きく2つある。

1つは、使用している素材だ。使われているのはOFC(無酸素銅/酸化物を含まない純度の高い銅)だが、通常のOFCではなく、独自の鋳造方法を用いて、不純物が付着した数ミクロン単位の極微な異物までも除去した古河電工の高純度無酸素銅を使っている。これはPCOCCで使われてた素材よりも、さらに純度が高いものだという。

「世間一般で言われているOFCには大きな不純物が含まれている事がありますが、我々が使っているのはミクロン単位の異物を全部取り除いたOFCです。銅というのは、内部に異物があると、そこに他の不純物が付着してしまいます。それを取り除く事で、銅の結晶構造における純度をアップさせたものです。あえて不純物を入れて異物を付着させ、銅結晶の純度を上げるという方法もありますが、純度が上がったとしても、異物が結晶粒界に残っていてはならない、それを取り除かなければいけないというのが我々の基本的な考え方。

不純物が少ないと何が良いのか、芥田氏によれば、ケーブルで使う導体にするために、銅素材を引き伸ばす際に、より細く引き伸ばせるという。飴細工などを想像するとわかりやすいが、引き伸ばした際に、内部に異物が入っていると、そこで破断してしまう。つまり“細引きできる事 = 異物が少ない証拠”だという。「通常のOFCでは、0.05mm径くらいまでしか細引きできませんが、我々が使っているOFCでは、0.015mm程度まで引く事ができます」(芥田氏)。

使っている素材に加え、もう1つの特徴が、特殊な加工方法である「定角連続移送鍛造法」を用いている事だ。

鍵となる“定角連続移送鍛造法”とは?
一度に強い力で叩くと、当然ながら結晶はグシャッと潰れてしまう。しかし、試行錯誤の末に導き出した力のかけ方&回数で叩く事で、結晶構造が横に“寝る”カタチになる。こうする事で、結晶粒界に阻害されず、信号が流れやすくなるというわけだ。

また、細く引き伸ばす際にも、良い影響があると芥田氏は言う。「例えば鉄などを引き伸ばすと、ある程度の細さになると、表面がボコボコになります。これは内部の結晶粒が飛び出してしまうためです。そうすると、細引きはできません。こうならないように、叩いて結晶を横にできるのではないかというアイデアが浮かび、ある機械に細工をして、叩いてみる事にしました。どの程度まで叩けばいいのか、やり過ぎると潰れてしまうので、試行錯誤しながらその加減を探っていきました」という。













鍛造処理をする前の導体断面 一定方向に連続鍛造していく事で、結晶と粒界が横方向に伸延されているのがわかる 50%(Sq比)まで鍛造した後の断面。結晶構造と粒界が細分化され、横方向に綺麗に並んでいるのがわかる。この状態になると電流がスムーズに流れるという


定角連続移送鍛造法を用いた銅の結晶粒界は、言わばパイ生地が層になった「ミルフィーユ」のような状態だ。ここからさらにケーブル細線へ伸延加工を施し、使用される導体の太さにより、特定の温度、時間管理により焼鈍(アニール処理)される。この工程により、銅結晶の結晶同士が融着。連続した結晶へと変化していく。矢口社長はこれを「言わばバームクーヘンのような状態」と表現する。

このような状態になる事で、単結晶のPCOCCと理論上は変わらないほどの導電特性を実現できるとする。1.3mm径のアニール材の状態で、導電率は101.5 IACS%。純度は99.996%以上だ。

伸線後の導体断面。結晶同士が融着し、連続した結晶のように変化しているのがわかる

PC-Triple CにはPCOCCを超える利点も
ここまでは、PCOCCに匹敵する導電特性を実現するための工夫だ。だが、矢口社長はPCOCCを超える“PC-Triple Cならではの利点”もあるという。

「PCOCCの単結晶と、PC-Triple Cの構造は違いますが、長手方向に信号が流れる能力としては同程度と考えています。一方で、PCOCCのような単結晶の場合、“ケーブル自体の振動”を吸収する余地が、導体に無いという問題があります。そのため、PCOCCはハイ上がりの音だと言われてきました。しかし、PC-Triple Cには、融着しても結晶粒界は存在しているため、導体の震動を結晶粒界が吸収してくれるという考え方もあります」(矢口社長)。

つまり、PCOCCよりも、PC-Triple Cは、導体自体の音が素直なサウンドである可能性があるわけだ。

「PCOCCでは、例えば中央の導体に6Nを使い、外側にPCOCCを巻いて2層にしたケーブルを作り、中低域を真ん中の6Nで通し、高い音を表皮効果を使ってPCOCCで通す事で、ワイドレンジな音を出すといった、ケーブル設計のテクニックがあります。そういったケーブル設計時の使いこなしも、PC-Triple Cでは変わってくるでしょう。とはいえ、PC-Triple Cがどのような音なのかは、オーディオファンの皆さんに判断して欲しいと考えています。電気的な事だけで語れないのが、ケーブルの面白いところですから」。


■PCOCC アズキャスト
完全なる単結晶の高純度無酸素銅。
鋳造され、機械的及び熱的ストレスを受けずに製造された、裸線です。


■PCOCC
「Pure Cupper Ohno Continuous Casting Process」の略。「単結晶状高純度無酸素銅」と訳される事も多い。これまで製造してきた古河電工では、「一方向性凝固組織の特徴を持つ高純度銅線」
“Ohno”とは、開発者の大野篤美教授の名前。

通常、銅は細かな結晶が集まって構成されているが、特殊な鋳造を行なう事で、“単結晶”にしているのが特徴となる。これにより、信号が伝送される方向に結晶粒界(結晶と結晶の境目)が無く、導電特性が優れた、信号が流れやすい素材になる。結晶と結晶の境目が無いので、不純物が入り込みにくいというのも利点の1つ。

■PCOCC-A
Pure Cupper Ohno Continuous Casting Annealing treatment
単結晶状高純度無酸素銅を加熱(アニール処理)し、多結晶化した導体。簡単に言うと不純物の少ない無酸素銅。

PCUHD
高純度無酸素銅線
「PCUHD®」は、Pure Copper Ultra High Drawabilityの略称であり、厳選した原材料を 用い、介在物/不純物の混入を厳しく管理した工程にて鋳造した無酸素銅素材です。

特長
耐火物を一切使用しない鋳造工程と熱間押出・圧延工程を通さない後加工工程の組み合わせにより、 介在物・不純物を排除した量産可能な素材です。4N(銅純度99.99%)グレードの素材でありながら、「高い柔軟性」と「極細線まで加工可能な伸線性」という特徴を有します。
不純物の中で特に混入しやすい酸素についても、工程内でガスバーナーを使用せず、装置内部を不活性ガスで充填することにより、一般的な無酸素銅線の規格を下回る5ppm以下に抑えることに成功しています。

適用分野
音響用ケーブル、音響機器内配線材
含有する酸素量を抑えることにより、「電気信号伝達を阻害する素材内のボイド(気泡)/酸化物」の生成が少なくなります。
半導体接続導体用素材
介在物が少ないことで、狭ピッチ接続時に求められる極細線への加工性に優れます。

■C1011(102SSC)
C1011は無酸素銅の中でも最も高純度で、成分の規定が他の純銅とは一線を画す電子管用のものになります。不純物の種類も純銅とは異なり、明確に物質が指定されています。いわゆる4N(フォーナイン)、99.99%以上の純度が要求されるもので、機械的性質等の特性試験内容として、引張強さや伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率のほか、水素脆性や酸化膜剥離性についても項目があります。

無酸素の名にふさわしく、酸素含有量が0.001%以下と規定されており、水素脆性も起こさず、高い導電率を持つ純銅です。もっとも、大気中で加熱されると、酸素が銅の内部に入ってしまうため、注意が必要です。規格上、形状は板、条、管、棒、線について定められています。

■タフピッチ銅 C1100
純銅の中では無酸素銅ほどの純度はありませんが、高い導電率と熱伝導率を誇ります。ただ、600℃以上に加熱すると水素が材料内部に残っている酸素と反応して、水蒸気を作り出し、これが材料に亀裂を生じさせる「水素脆性」があります。還元雰囲気での高温加熱や溶接、はんだ、ろう接には向きません。

展延性や絞り加工性、耐食性、耐侯性に優れた純銅で、Cu純度は99.90%以上です。ただ600℃以上に加熱すると、酸素と水素が反応して銅内部で水蒸気となり、亀裂を生じさせる水素脆化を起こすため、還元雰囲気で高温加熱するような使い方には向いていません。

オーディオテクニカから登場・新導体PCUHD採用リケーブルを試す

2015年05月24日 | オーディオ製品
オーディオテクニカから登場・新導体PCUHD採用リケーブルを試す










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はじめに触れるべきは新導体素材「PCUHD」だろう。これは「Pure Copper Ultra High Drawability」の頭字語で、古河電気工業が去年初夏に発売開始した無酸素銅素材だ。同社プレスリリースからの情報をピックアップすると、

●耐火物を一切使用しない鋳造工程と熱間押出・圧延工程を通さない後加工工程の
組み合わせで介在物・不純物を排除
●高い柔軟性
●極細線まで加工可能な伸線性
●適用分野:音響用ケーブル、音響機器内配線材
●電気信号伝達を阻害する素材内のボイド(気泡)/酸化物」の生成が少なくなります

とのこと。なるほど魅力的。

オーディオテクニカはこのPCUHDを採用し、銀メッキ軟導線とOFCと組み合わせて全体のバランスを調整。衝撃に対してほとんど反発しない「ハネナイト」素材も取り入れたメタルプラグに外来ノイズの侵入を低減する「チタン配合シース」という、同社お得意のパッケージングでケーブルとして仕上げた。

特に「ハネナイト」はポータブル用途でこそ、その威力をさらに発揮すると期待できる。細さや柔軟性も確保されており、0.13mタイプをプレーヤーとポタアンの接続に使う際にも曲がりに無理はない。

手元に届いたのは0.13mタイプ。Astell&Kern「AK100MK2」から最新ポタアンOPPO「HA-2」という接続で、いわゆるおまけ付属品レベルのケーブルと比較してみた。ヘッドホンは「ATH-MSR7」を使用。

バスドラムを筆頭に太鼓の芯が硬質に輪郭が明瞭になって、その周囲に広がる響きも感じやすくなる。ハイハットシンバルの質感、手触りのようなところのも感じやすい。ギターのクリーン~クランチ、微かに歪みが混じる音色のその歪み具合ならではの透明感や艶も変化がわかりやすい。

そのシンバルやギターの感触の変化とも共通してボーカルも、ざらつきや刺さりをぼかすのではなくそれを生かし、その手触りをより整えて心地よいものとして引き出してくれる。例えばやくしまるえつこさんや花澤香菜さんのようにシャープな息の成分にも持ち味があり、それを荒く出してしまう再生環境だと残念になってしまう声質や歌い方の歌い手さんとも相性がよい。

全体の帯域バランスは高域側に少しシフトした気はするが、しかし低域のクリアさも増しているのでそちらが存在感を弱めることはない。よいバランスだ。

リケーブルに用いてもケーブルを通る信号は同じ(プレーヤーからのヘッドホン出力)なので、今回のテストに近い傾向を得られると期待できる。

比較的手頃な価格の安心のオーテククオリティ。ケーブルにちょっと凝ってみる最初のアイテムとしてこれはよさそうだ。

OFCを採用したオーディオテクニカの高音質USBケーブルを検証

2015年05月24日 | オーディオ製品
オーディオテクニカ
「AT-EUS1000mr」(USB Type A - USB MicroB端子)







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リファレンスに使ったのは、オーディオテクニカのポータブルヘッドホンアンプ「ATH-PHA100」とイヤホン「ATH-CKR10」。ATH-PHA100とPCの接続に用いるケーブルを、ATH-PHA100の付属品と「AT-EUS1000hc」で差し替えて、ハイレゾ音源で音質比較を試みた。なお試聴に使った再生ソフトはfoobar2000。

SHANTIのジャズナンバー『BORN TO SING』では、音質重視の線材らしい音質差が現れた。AT-EUS1000hcだと、中高域の表現力に優れ、ボーカルやアコースティックギターのアタック音をシャープに出すようになり、高域のシンバルの響きも鮮明さを増す。音空間の奥行きと空間のスケール感もより広く表現し、特に音場表現の明瞭さを特長とする。低音は量よりむしろタイトに引き締め音情報を引き出すタイプで、DaftPunkの『Randome Access Memories』でも低音の制止と付帯音を抑えておりリズムの刻みも正確だ。

宇多田ヒカルの『Automatic』では冒頭部の高域がよりクリアに伸び、よりピュアな信号伝送をしている事が分かる。なお、iPhone 6とアップル純正の「Lightning - USBカメラアダプタ」を経由して接続し、HF Playerのアプリで再生することで、ハイレゾ音源として接続・伝送できる事も確認できた。

続いてOTGケーブル「AT-EUS1000otg」(USB MicroB端子 to USB MicroB端子)







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で、Xperia Z3 CompactとATH-PHA100の接続を検証した。つなぐだけで外付けのUSBヘッドホンアンプとして認識。スマホの「ミュージック」アプリからハイレゾ音源の再生・出力ができる。厚みあるパワフルで安定感あるサウンドは好印象だ。

最後に、同じくUSB OTG接続のケーブルで、USB Type AとmicroB端子の変換アダプター「AT-EUS1000hc」だ。







AT-EUS1000hc [audio-technica オーディオテクニカ] USBケーブル ATEUS1000hc ブルー

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既にPCをソースに、USB-typeB端子を備えた据え置き型USB-DACを使ってハイレゾを楽しんでいる方は多いのでは? 「AT-EUS1000hc」を使えば、そのシステムを活かしてハイレゾ対応スマホをソースにすることもできる。スマホにAT-EUS1000hcを接続し、USB-typeA to typeBケーブルで据え置き型DACと接続するかたちだ。

定評あるOFC導線を採用し、モバイルユーザーに使いやすい短いケーブルもラインナップする”アートリンク”シリーズの新3モデル。音質面で信頼できる定番ケーブルの誕生だ。

5月6日(水)のつぶやき

2015年05月07日 | ミリタリー 自衛隊

ラビット: ソニー MDR-ZX770BN pkydf638.blogspot.com/2015/05/mdr-zx…ジャズギターのカッティングは音の粒立ちが良く、切れ味も鋭い。中域がクリアで音の輪郭がはっきりと描かれるので、ディティールの彫りも深くなる。

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ラビット: デノン AH-GC20 pkydf638.blogspot.com/2015/04/ah-gc2…低音の強靱さと豊かな量感が特徴的だ。ロックはバスドラの音色が深々と沈み、エレキベースのグルーブラインも実に骨太だ。低域は音色も豊かで彩りに富んでいる。


ラビット: パロット Zik2.0 pkydf638.blogspot.com/2015/05/zik20.…中低域のタイトさと量感のバランスの良さは本機の持ち味だと思う。余韻が自然に広がり、空気感はドライに再現される。



Apple Watch

2015年05月06日 | 家電 ゲーム







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■UIの新要素「感圧センサー」と「デジタルクラウン」

Apple Watchのユーザインターフェイスは、iPhoneなどのiOSデバイスと同様のタッチパネルを基軸としつつも、だいぶ異なる操作感をユーザにもたらす。その要因は、搭載された「Apple Watch OS」の階層構造を持つアプリの実行環境もあるが、新採用の「感圧センサー」と「デジタルクラウン」の働きが大きい。

Apple Watchでは、シングルタップを主要な動作として規定している。複数の指を同時に使うマルチタップはサポートされず、指2本を狭めたり広げたりするピンチイン/アウトも利用できない。代わりに導入されたのが「感圧センサ-」で、強く押すことでApple Watchにアクションを伝える。軽く触れるタップ(タッチ)と、強く押す「フォースタッチ」を効果的に使うことで、画面の物理的な制約を意識させないというわけだ。

Apple Watchのホーム画面。アプリはアイコンのみで、名称は表示されない。タップするかデジタルクラウンを回転して起動する

文字盤(時計)のフェイスは、デフォルトでは簡素な「モジュラー」が設定されている。上部の赤丸は、未チェックの通知があることを意味する

デジタルクラウンは、側面にある龍頭状のダイヤルを回転させることでアクションを伝える。画面を上下方向にスクロールしたり、ズームイン/アウトするときに利用するものだ。押す(クリック)こともでき、それはホーム画面に「戻る」操作や、アプリのキャンセル処理に使われる。2回連続押し(ダブルクリック)は最後に利用したアプリの、長押し(プレス)はSiriの呼び出しだ。

この感圧センサーとデジタルクラウン、確かに新鮮な印象はあるが、扱いやすさと実用性でいえば微妙な部分を否定できない。

フォースタッチはコツを飲み込めばどうということもないアクションだが、アプリの情報を1画面で表示し起動にも使える「グランス」では作用しない -- グランスの画面とアプリの画面は見分けにくく、つい誤ってグランスのときプレスしてしまう -- など、使うべき場面がいまひとつ直感的でない。ボタンやアイコンといった操作対象を明確にしないアプリが多いことも、混乱を招く原因だ。
 
文字盤を上方向へフリックすると、Watchアプリの情報をすばやく確認できる「グランス」が現れる。下部にある○はアプリの数、●は表示中のアプリを意味する

デジタルクラウンは平たい形状のためつまみにくく、リストバンドに"あそび"の部分があるため(まったく動かないようキツく締め上げるなら話は別だが)、ダブルクリックが難しい。Siriを呼び出すときも、指1本ではリストバンドがずれてしまうため、Apple Watch本体をつまむようにしてデジタルクラウンを押すことになる。

操作感という点では微妙なデジタルクラウンだが、"Apple仕込みのアプリ"を介すと印象は大きく変わる。その洗練度合いや作り込みの入念さは、正直なところAndroid Wearをはじめとする他のウェアラブル端末を大きく引き離しており、そこでデジタルクラウンは効果的に使われている。

『時計』アプリはその好例だ。このアプリは、画面上の適当な位置をプレスすると文字盤(フェイス)を変更できるのだが、そのひとつ「アストロノミー」では存分にデジタルクラウンを活用している。地球や月を表示しているときは、デジタルクラウンを回すと±方向へ自転させることができ、日の入り/日没や満月/新月までの日時が視覚的に表現される。表示を太陽系に切り替えると、惑星が公転するようすもわかる。他のフェイスも相当な凝りようだが、ことデジタルクラウンに関して言えば、このアストロノミーが頭1つ、2つ抜き出た印象だ。
 
文字盤のフェイスを「アストロノミー」に変更したところ。iPhoneと通信せず自律的に動作するネイティブWatchアプリだ

■アプリ実行環境として見た「Apple Watch OS」

Apple Watchには、システムソフトウェアとして「Apple Watch OS」が採用されている。現時点での最新バージョンは1.0、ビルド番号は12S507。母艦たるiPhoneで動作する管理用アプリ『Apple Watch』の「情報」画面で確認できる(それにしてもApple製アプリの直球すぎるネーミングは記事にするとき困る、どうにかならないものか)。

この『Apple Watch』は、Apple Watchで動作するアプリ(以下、Watchアプリ)の追加/削除や設定変更にも利用される。Apple Watchにも『設定』アプリは存在するが、明るさの調整や機内モードのオン/オフ、パスコードの登録といった基本的な設定しか扱えず、システムの更新を含めiPhoneに大きく依存している。かつてのiPhoneがパソコン(iTunes)なしでは利用できなかったように、Apple WatchもiPhoneなしではありえない。
 
Apple Watchのソフトウェア・アップデートはiPhone側(『Apple Watch』アプリ)で行う。Watchアプリの管理を行うのもiPhone側だ

Watchアプリ自体も、iPhoneへの依存度が高い。Watchアプリ『カメラ』を例にすると、起動するとただちにiPhoneの『カメラ』アプリを起動し、iPhone内蔵カメラが取得したイメージをApple Watchに転送する。シャッターはApple Watch側で切ることができるが、写真が記録されるのはiPhone側で、Apple WatchはiPhoneの『カメラ』アプリを遠隔操作するに過ぎない。位置情報を参照する『マップ』の道案内や『電話』で受発信する機能も、基本的なしくみは同じだ。
 
iPhoneとの通信を遮断すると、『マップ』などインターネット接続を前提としたWatchアプリは機能しなくなる。WatchKit Extensionで動作するアプリは、赤いiPhoneが表示され起動自体できない

この動作は、「WatchKit Extension」によって実現されている。この方式に沿って開発されたiOSアプリは、格納された機能拡張モジュールを外部(Watchアプリ)から呼び出し、連携して処理を行うことができる。iOSアプリからWatchアプリへ送信されるのは演算結果などわずかなデータであり、ボタン類や画像ではない。実際の描画はWatchアプリ側にあるリソースファイルで行うため、いちどに送受信できるデータは少ないが消費電力はわずかなBluetooth LEで足りる。WatchKit Extensionは、慎重に検討された"Watchアプリのあり方"なのだ。

もちろん、このしくみが最速・最良のアプリ実行環境というわけではない。当然、すべての処理をApple Watch上で完結できるアプリ(ネイティブWatchアプリ)のほうがパフォーマンスに優れる。これは、機能的にiPhoneに依存する必要がない『時計』や『ストップウォッチ』のキビキビとした動作からもわかるはず。

しかし、現在AppleはネイティブWatchアプリの開発をサードパーティーに認めていない。Apple Watchのパワーをフルに引き出せるネイティブWatchアプリを解放してしまうと、余裕があるとは思えないバッテリーの消費を速め、"腕時計"としての立場を揺らがしてしまいかねないからだろう。

そのような事情もあってか、Apple Watchの発売と同時に公開されたサードパーティー製アプリはいささか"紋切り型"に映る。個別製品について言及するまでもなく、「たまごっち」以外ゲームアプリが見当たらない(4月26日時点)ことからも明らかだ。

WatchKit Extensionを利用してアプリ開発を行うにしても、サードパーティーは制約が多い。フォースタッチはコンテキストメニューの表示にしか使えず、デジタルクラウンは画面を上下にスクロールするだけ。各種センサーへのアクセスや、手首を軽くたたいて通知する「タプティック・エンジン」の利用も、純正アプリだけに許された特権だ。

Appleとしては、「Apple Watch総体から得られるエクスペリエンス」を大切にするがために、Watchアプリの機能をコントロールしたいのだろう。それはそれとして理解できるが、アプリ実行環境として評価するには制約が多すぎる。つい、初代iPhone/iPod touchがサードパーティーに対しWEBアプリの開発しか認めていなかったことを思い出してしまうのだが…。

■Apple Watchの「音楽端末」としての価値は?

結論からいうと、Apple Watchの「音楽端末」としての価値はかなり高い。先行するAndroid Wearベースの端末と比較すると、新味に乏しく映るかもしれないが、Apple WatchにはiTunesとiTunes Storeが背後にある。その点を踏まえれば、見え方が変わってくるはずだ。

標準装備のアプリ『ミュージック』は、iPhoneに貯えたサウンドライブラリを再生できるだけでなく、最大2GBの楽曲データをApple Watch側に持つことができる。Bluetooth/A2DPの送り出し側としての機能を持つため、Bluetooth対応ヘッドホンまたはBluetoothスピーカーを用意すれば、自律的に動作するデジタルオーディオプレイヤーとなるのだ。
 
Apple Watchの『ミュージック』。iPhone上の音楽だけでなく、Apple Watch上にも音楽を取り込み再生することができる

実際にBluetoothスピーカー「Klipsch GiG」で試したところ、iPhoneと大きく変わらない手順で音楽を再生できた。利用されるコーデックがSBCかAACかは確認できなかったが、iPhoneと聴き比べても遜色はない。2GBといえばアルバム数枚を収めるにはじゅうぶん、初期のiPod nanoやiPod shuffleを上回る容量だ。
 
iPhone上にあるプレイリストと同期すれば、Apple Watchに曲が転送される(充電時のみ実行)。上限の2GBを多いと見るか少ないと見るか?
 
『ミュージック』の画面上をフォースタッチすると、再生ソースを選択できる。Apple Watchを選択すると、出力先のBluetoothデバイスを選択させられる(Bluetooth出力も「AirPlay」と呼ばれるようだ)

リモコンアプリ『Remote』も収録されている。パソコン側でiTunesを起動しておけば(iTunesライブラリを公開する設定も必要)、Apple Watch側から再生/停止を指示できる。出力先とするスピーカーも指定できるので、機能的にはiOS版『Remote』と大差ない。

ただし、Watchアプリ版『Remote』はiPhoneが必須。iTunesライブラリ(パソコン)にはApple Watchから直接アクセスできず、iPhoneのWi-Fiをオフにしていると動作しない。前述したWatchKit Extensionではなくネイティブアプリらしく、iPhone側に『Remote』アプリがなくても動作するが、『カレンダー』や『マップ』などハンドオフ(OS X Yosemiteからサポートされたアプリ間連携機能)がOS Xと直接やり取りできることからすると不思議な仕様だ。
 
パソコン上のiTunesライブラリにアクセスし、再生などを指示できる『Remote』も付属する。ただし、直接パソコンとは連携できず、iPhoneを介さなければならない


 
Apple WatchはiPhoneだけでなく、同じApple IDでサインインしたMacとも連携して利用できる

このデバイスは、既存のカテゴリで括られるよりも新しいカテゴリ、もしくは「Apple Watch」という固有名詞で語られたほうが適正に評価できる、ということだ。

その理由は、「腕時計」とするにはあまりに多機能で、しかも近い将来に実現可能なレベルで拡張が可能なこと。たとえば、付属の『ワークアウト』はランニング中に心拍数を測定できるが、一定の心拍数レベル(ex.110~140BPM)を外れたことを知らせる機能がない。しかし、外部開発者の層の厚さを誇るApple製品のこと、センサー制御を可能にするフレームワークを開放すれば、たちどころにその手のアプリが登場することだろう。

実のところ、「腕時計」という名前に囚われているのはAppleかもしれない。もちろん質感は高いほうがいいが、数百万円というプライスタグはやり過ぎの感が否めず、後方互換性やらなにやらで自縄自縛に陥りかねない(さすがに百万超えの製品を1~2年で陳腐化させることはないと思いたい)。

旧い仕様を遠慮なく切り捨てできることがAppleの強みだが、Apple Watchはそれができるだろうか? 腕時計やウェアラブルといったカテゴライズは気に留めず、我が道を行ってほしいというのがオーナーとしての願いだ。


パロット Zik2.0

2015年05月06日 | オーディオ製品
パロット









Zik2.0
イヤーカップに搭載したタッチパッドコントローラーやアクティブNC機能、モバイルアプリによるサウンドのカスタマイズ機能など、デジモノ好きのハートをがっちりと掴んだ“元祖・全部入り”と呼べるヘッドホンだ。

本機ではNC機能がアナログからフルデジタルにアップデートされ、特に新搭載の「Adaptive Noise Cancelling」技術は、本体に内蔵する8基のマイクのうち、6基をNC用に使い、周辺環境に合わせて効果のレベルが調節できるという画期的な機能になる。
本体には合計8基のマイクを搭載する
電源ボタンと端子部
NC効果の調整はBluetoothでヘッドホンとペアリングしたスマホ・タブレットに、専用アプリ「Parrot Zik 2.0」をインストールしてコントロールする。例えば電車や地下鉄など、周囲の騒音レベルが高い場所で音楽を聴く際にはNC効果を高めるなどの設定ができる

そして、オフィスで仕事をするときなど周りの音にも注意を払いながら音楽を聴きたいときには、同社の特許技術である「ストリートモード」が便利。NC機能を効かせながら周辺の音がヘッドホンでモニターできるという機能だ。その原理はヘッドホンに内蔵されている6つのマイクで周囲の音を拾って、デジタル処理によって音楽信号とバランスを取るというものだ。

ハンズフリー通話は2基のマイクと骨伝導センサーを併用することで低周波数帯域の声が特に聴き取りやすくなっている。ペアリングしたスマホに着信があると、NC機能は自動的にストリートモードに切り替わって、自分の声もマイクで拾いながら通話ができる。SiriやGoogle Voiceと連携して、スマホの電話帳に登録されている友人の名前を発声して自動でダイアルできたり、着信時にコールのあった相手の名前を読み上げてくれたり、ハンズフリー通話の使い勝手を全体的に高める仕様がふんだんに盛り込まれている。

操作の面で大きな特徴になるのは、右側のイヤーカップに搭載するタッチパッドコントローラーだ。音楽再生のコントロールや音声認識の起動、通話機能などをヘッドホンを装着したままでも軽快に行える。もうひとつのセンサー技術を活かした機能には、ヘッドホンを頭に装着すると自動で音楽の再生・一時停止操作ができる「プレゼンスセンサー」もある。反対に、本体に搭載するボタンは電源のオン・オフぐらいだ。

本体の質量は270gと、初代機よりも軽くなった。本体のアルミフレームと柔らかな合皮の質感を活かした、プロダクトデザイナーのフィリップ・スタルク氏によるミニマルな本体デザインも質感が高い。パッドのクッションを厚くしながら本体を薄型に設計しているので、装着感は上がっている。ただ筆者は頭が大きいので、ヘッドバンドの寸法を長めに設定してもギリギリのサイズだったので、もう少し長さ調節にゆとりを設けて欲しかった。

リスニングスタイルはワイヤレスとNCを互い違いにオン・オフしながら使えるし、ワイヤードリスニングもできる。ただ一方で、NC機能のオペレーションはアプリ経由でしかできない。例えば今回、先の2モデルを試聴する際に使ったウォークマン「NW-A16」はプラットフォームがAndoridではないので、パロットの専用アプリをインストールできない。ヘッドホンがマルチポイント接続にも対応していないので、独自OSのポータブルオーディオプレーヤーと組み合わせる場合は、ノイズキャンセリング機能が使えなくなる。本機に関してはiOS/Androidスマートフォン、タブレットとの組み合わせで真価を発揮するヘッドホンであると言えそうだ。

バッテリーの最大連続再生時間はBT/NCオン時で約6時間と、他の機種に比べると少し短めだが、バッテリーパックがハウジングの蓋を開けて簡単に行えるようになっているので、予備のバッテリーが用意されればバッテリー切れの不安も軽くなるはずだ。

Bluetoothの高音質オーディオコーデックはAACをサポート。aptXは非対応になる。本機はスマートフォン「Xperia 2」で音質をチェックした。アプリを使って設定できるEQと音場カスタム設定の機能はオフにしている。

音質
中低域のタイトさと量感のバランスの良さは本機の持ち味だと思う。余韻が自然に広がり、空気感はドライに再現される。高域については余韻成分の広がりが若干淡泊に感じられる面もあるが、ニュートラルなバランスにまとまっている。無闇に特定の帯域を強調する感じがないのは好印象だ。

女性ボーカルはNC効果の効き目が高く、声の微細なニュアンスがキャッチできる。NC効果を高めておけば外出先でも音楽リスニングにどっぷりと集中できる環境がつくれる。NC効果は最大からストリートモードまでリニアに変化して、オフにしても音づくりのバランスに変化がない。基本がフラットな味付けなので、アプリのイコライザー機能を活用して自分の好みの音設定を追い込んで使うのも楽しいと思う。カスタム設定を保存して、特定のアーティストや音楽ジャンルに関連づけられる機能などには、パロットのソフトウェア開発技術の高さを実感させられる。

プレーンな音づくりのヘッドホンに、イコライザーやノイズキャンセリングなど色々な味付けを加えて自分好みにカスタマイズできる楽しさを実感してこそ、満足度が高まってくるヘッドホンだと思う。モバイルを中心に音楽リスニングを楽しむユーザーにはうってつけと言える。イノベーティブなスピリットに溢れるヘッドホンだ。

デノン AH-GC20

2015年05月06日 | オーディオ製品
デノン







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AH-GC20

コントロールボタンをハウジング外側のサイドフレームに搭載する点は一般的なワイヤレスヘッドホンと同じだが、NCやワイヤレス機能のオン・オフを音声ガイダンスでも知らせてくれるので、ヘッドホンを装着したまま操作がしやすかった。ハンズフリー通話は「CVC(Clear Voice Capture)」の搭載により、ノイズを除去しながらよりクリアな音声通話ができる。

Bluetoothとノイズキャンセリング機能はどちらか一方だけをオンにしたり、両方をオフにしてワイヤードリスニングに切り替えることもできる。街歩きをしながら音楽を聴きたい時にはNC機能はオフを選んでおけばより安心だ。

Bluetoothの高音質コーデックはaptXとAACをサポートしているが、通常のaptXよりもさらに低遅延性能が高い「aptX Low Latency(aptX LL)」もサポートした点が注目だ。例えばゲームや動画など、映像と音声のシビアなリップシンクが求められるコンテンツを楽しむ時に効果を発揮するだろう。

バッテリーの最大連続再生時間はワイヤレス/NCオン時で約20時間と、今回取材した3機種の中で最もタフだ。

その他の便利は、本機とソニーはマルチペアリング/マルチポイント接続に対応しているので、例えばスマホとポータブルオーディオプレーヤーを2台同時にペアリングしておけば、プレーヤーで音楽を聴きながらスマホの着信にも応答ができる。

本機のために開発した40mmドライバーを搭載。ハウジングの素材には、同社“MUSIC MANIAC”シリーズ「AH-MM300」などのヘッドホンにも採用されている、強化プラスチックにグラスファイバーを混合した「GFRP」を採用している。軽さも備える素材なので、本体の質量も約275gと軽量だ。イヤーカップを支えるアームはアルミのダイキャスト製造によるパーツを使うなど、マテリアルにもこだわっているので、ルックスの高級感も高い。

音づくりの部分では、振動板の後方に放射される音圧の一部を音響フィルターを通過させながら放射することで、振動板前後の音圧バランスを最適化するデノン独自の「アコースティックオプティマイザー」を内蔵する。ソニーのビートレスポンスコントロールと同様に、ハウジングの上部側面に大小2つの穴を設けて余分な音圧を放射することで、タイトで切れ味の良い低域再生を可能にしている。

本機のサウンドもソニーの“ウォークマン”「NW-A16」にaptX接続した状態でチェックした。







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音質
低音の強靱さと豊かな量感が特徴的だ。ロックはバスドラの音色が深々と沈み、エレキベースのグルーブラインも実に骨太だ。低域は音色も豊かで彩りに富んでいる。エレクトロ系のダンスナンバーを聴くと、低域のエネルギーがぐいぐいと引き出されて壮大なスケールの音場が広がる。打ち込みは重鈍ではなく、余韻成分の広がりも瞬速。奥行方向への広がりは懐が深い。低域がクリアな中高域のサウンドに覆い被さってくることがなく、見晴らしが確保される。ボーカルの定位感、エネルギーの伝播力が損なわれることもない。

クラシックギターのソロ演奏では、ギターのボディの共鳴がふわっと広がりながら、トレモロの繊細な旋律も輪郭を明快に捉えることができる。中高域とのつながりもスムーズで、響き成分が充実していることも特徴だ。一体感に恵まれたバランスの良い演奏だ。

肉厚なイヤーパッドのおかげで、装着感が心地良いだけでなくパッシブのNC効果も高い。充実した低域の再現性にも結び付いている。特にノイズキャンセリング機能をオンにした方が、全体に低域の情報量がグンと増えて、音に豊かな厚みが加わるのでしっくりと来る感覚を得たが、インドアの静かな場所でクラシックやボーカルを聴く際にはオン・オフを使い分けても良いと思う。

本体のデザインは2012年に発売された初代のデノン“GLOBE CRUISER”シリーズから大きく様変わりして、高級ヘッドホンとしての質感もかなり高い。デノンが国内のレザー加工専業メーカーと一緒に開発した人工皮革がイヤーパッドやヘッドバンドに使われている。肌触りが心地良いだけでなく、経年劣化に対する耐性も高い素材なので、長く使い込んでも外観を美しいまま保てることもオーナーにとっては安心感につながる。本体はヒンジの部分も折り曲げて、付属のキャリングケースに入れてコンパクトに持ち運ぶことができる。メインの一台としてバリバリ活用してもいいヘッドホンだと思う。