【AUDIO TECHNICA】
小型で軽く、弾むような低音を堪能できる“プレミアムコンパクトシリーズ”上位機!
派手さはないが、心にしっかりと残る良品!
ボディは小型で軽く、そしてサウンドは弾むような低音を堪能できる。それがATH-CKN70の印象だ。“プレミアムコンパクトシリーズ”と銘打たれた、オーディオテクニカのイヤホンの新シリーズの上位機種。その名称は、よほどの自信がなければ与えることができないもののはずだ。よって本機は、それに見合っているクオリティを有しているといっては、結論を急ぎ過ぎだろうか。
もうひとつ驚かされたのは、そのプライスである。この価格帯は、イヤホンカテゴリーのいわば激戦区だ。敢えてそこに投入したことに、国内ブランドとしての意地さえ感じさせる。
“プレミアムコンパクトシリーズ”は、既に昨年12月「ATH-CKN50」が発表されている。本機は、その上位モデルという位置づけである。高剛性のアルミ切削ボディに埋め込まれた5.7mm口径のダイナミック型ドライバーだ。昨年、他ブランドを含め、多くのイヤホンを耳にしたが、そこで感じたのは、ダイナミック型の復権である。バランスド・アーマチュア型を用いた多ドライバー化も一段落の様子。オーディオ用途として長年使用され、扱いやすく、そして安価なダイナミック型を見直し、磨きをかけたモデルにいくつか遭遇した。本機もその流れに与する、いやそれどころか、牽引するような役割を担うことになるだろう。
ドライバーの振動板にはカーボンナノチューブを採用。軽さと強さを兼ね備えた素材だ。さらに、装着に関してもイノベーションが加えられている。「N.L.S.(ネクスト・ループサポート・ストラクチャー)」がそれで、柔らかなリング状のラバーによって、外耳とフィットしイヤホンを安定して支えてくれる。
音質
では、先日初来日し、素晴らしいステージを見せてくれた、英国のナタリー・ダンカンのCDを聴いてみる。彼女はニーナ・シモンやエタ・ジェイムズのような深いブルーズフィーリングを醸し出すミュージシャンだ。曲はほとんどがオリジナルで、その才能の豊かさにも注目が集まっている。
ファーストアルバム『デヴィル・イン・ミー』をこのイヤホンで聴くと、ボーカルの太さやピアノの力強さが、まず耳に届く。声も伸びやかで生々しい。これは低域のきめ細かさと、滑らかさが両立しているからだろう。特筆したいのは、ウッドベースの鳴りである。音楽を底から突き上げているかのようなのだ。それでいて、きりりと引き締っているため、楽曲全体に弾力が生まれている。ダイナミック型ならではの、程よい粘りもある。ナタリーに限らず、どんなジャンルの音楽でもそれを味わえるはずだ。耳に派手さはないが、心にしっかりと残る良品である。
【SPEC】●ドライバー:ダイナミック型 5.7mm口径 ●出力音圧レベル:104dB/mW ●再生周波数帯域:10Hz~26kHz ●最大入力:200mW ●インピーダンス:16Ω ●本体質量:約4.5g
格安オーディオは、オーディオ専門店でんき堂スクェア♪
<NOSCRIPT>Amazon.co.jp ウィジェット</NOSCRIPT>ツイート <script>!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0];if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src="//platform.twitter.com/widgets.js";fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,"script","twitter-wjs");</script>
楽天最安値! お買い得商品!! |
小型で軽く、弾むような低音を堪能できる“プレミアムコンパクトシリーズ”上位機!
派手さはないが、心にしっかりと残る良品!
ボディは小型で軽く、そしてサウンドは弾むような低音を堪能できる。それがATH-CKN70の印象だ。“プレミアムコンパクトシリーズ”と銘打たれた、オーディオテクニカのイヤホンの新シリーズの上位機種。その名称は、よほどの自信がなければ与えることができないもののはずだ。よって本機は、それに見合っているクオリティを有しているといっては、結論を急ぎ過ぎだろうか。
もうひとつ驚かされたのは、そのプライスである。この価格帯は、イヤホンカテゴリーのいわば激戦区だ。敢えてそこに投入したことに、国内ブランドとしての意地さえ感じさせる。
“プレミアムコンパクトシリーズ”は、既に昨年12月「ATH-CKN50」が発表されている。本機は、その上位モデルという位置づけである。高剛性のアルミ切削ボディに埋め込まれた5.7mm口径のダイナミック型ドライバーだ。昨年、他ブランドを含め、多くのイヤホンを耳にしたが、そこで感じたのは、ダイナミック型の復権である。バランスド・アーマチュア型を用いた多ドライバー化も一段落の様子。オーディオ用途として長年使用され、扱いやすく、そして安価なダイナミック型を見直し、磨きをかけたモデルにいくつか遭遇した。本機もその流れに与する、いやそれどころか、牽引するような役割を担うことになるだろう。
ドライバーの振動板にはカーボンナノチューブを採用。軽さと強さを兼ね備えた素材だ。さらに、装着に関してもイノベーションが加えられている。「N.L.S.(ネクスト・ループサポート・ストラクチャー)」がそれで、柔らかなリング状のラバーによって、外耳とフィットしイヤホンを安定して支えてくれる。
音質
では、先日初来日し、素晴らしいステージを見せてくれた、英国のナタリー・ダンカンのCDを聴いてみる。彼女はニーナ・シモンやエタ・ジェイムズのような深いブルーズフィーリングを醸し出すミュージシャンだ。曲はほとんどがオリジナルで、その才能の豊かさにも注目が集まっている。
ファーストアルバム『デヴィル・イン・ミー』をこのイヤホンで聴くと、ボーカルの太さやピアノの力強さが、まず耳に届く。声も伸びやかで生々しい。これは低域のきめ細かさと、滑らかさが両立しているからだろう。特筆したいのは、ウッドベースの鳴りである。音楽を底から突き上げているかのようなのだ。それでいて、きりりと引き締っているため、楽曲全体に弾力が生まれている。ダイナミック型ならではの、程よい粘りもある。ナタリーに限らず、どんなジャンルの音楽でもそれを味わえるはずだ。耳に派手さはないが、心にしっかりと残る良品である。
【SPEC】●ドライバー:ダイナミック型 5.7mm口径 ●出力音圧レベル:104dB/mW ●再生周波数帯域:10Hz~26kHz ●最大入力:200mW ●インピーダンス:16Ω ●本体質量:約4.5g
格安オーディオは、オーディオ専門店でんき堂スクェア♪
<NOSCRIPT>Amazon.co.jp ウィジェット</NOSCRIPT>ツイート <script>!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0];if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src="//platform.twitter.com/widgets.js";fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,"script","twitter-wjs");</script>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます